犯罪を犯したとして捕まった犯人が、精神障がいや発達障がいであるとか、その疑いがあるといったニュースを聞くことがあります。

 

この本の著者は、実際に事件捜査で発達障がい当事者やその家族・支援者などに関わった経験がある方です。

自分の経験から、当事者に対して、「何をすれば警察に捕まるか」をきちんと伝えることが大切だと考えたそうです。

 

本書の目次は以下のようなものです。

 

第1部 共存のためのルールを知る

  • 警察と特別支援教育
  • なぜ職務質問されるのか?
  • 犯罪になるときとならないときの違いを知っておこう
  • 被害も加害も避けたい 性犯罪について
  • 他人の正義とどう折り合うか 名誉毀損・業務妨害
  • 他人のものを盗んではいけない 窃盗について

第2部 鬼手仏心の遵法教育

  • 刑事として、支援者として、そして一人の人間として、凸凹のある人たちにどう接してきたか?
  • 教育について 人は自由を好む生き物である
  • ダメな自分を愛せるか

 

当事者が社会で生きていくために、司法に関することを、特別支援教育の中に取り入れてみるというのはどうでしょうか?

 

:Written by Imaoka

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会不安障害の当事者の方が、ブログで「発達障害や精神疾患を標的とするカウンセリング詐欺等の特徴をまとめてみた」という記事を書いておられます。

2016年4月の記事ですが、今でもその内容は参考になると思い、ご紹介します。

 

その記事の中で、特徴を15点挙げて、それぞれについて説明されています。

ご自身で参考にされたり、また周りの人と共有しておくのもいいかもしれません。

 

社会不安障害と向き合う 発達障害や精神疾患を標的とするカウンセリング詐欺等の特徴をまとめてみた

 

:Written by Imaoka

 

 

 

 

 

 

 

東洋経済オンラインで、大人の発達障がいについての連載記事がありますのでご紹介します。

 

この連載は「私たちは生きづらさを抱えている」というタイトルで、書いているのはフリーライターの姫野ケイ氏です。

記事は昨年11月から今年1月にかけて4回掲載されています。

記事に登場するのは、いずれも20代の男性と女性で、苦労しながら社会生活を送っている人たちです。

発達障がいを公表していない人もおり、自身の障がいと向き合いながら過去・現在・未来のことをそれぞれに考えています。

 

丁寧に取材されたのであろうリアルで細やかな記事になっていると思います。

 

 

23歳、「発達障害」の彼が抱える生きづらさ 思わず暴言、賭け事や性欲を抑えられない