外戚がいようとも長談義している京雀に対しては武張って抜剣し、山を返すつもりだ | スポーの“ここがヘンだよ闘牛士!”

二十二日(土)
午前四時半に寝る。

午前十時半くらいに目覚めて、ダラダラして、正午に起きる。雨。休日。
買い出し。明日の準備。やはり荷物は多くなりがち。しかし動くので、ほどほどにしないと。
会社雑文を読み返す。相当に粗いが、キャラも立っているし、勢いもあり、わるくはないと思う。G賞で箸にも棒にもかからず、S賞で多少進んだという過去の戦績もうなずける。やはり相性があるのだ。いいものはいい、で済まされることはない。しっかりと、どのフィールドで勝負すべきか、考えないとな。となると、和気雑文をO賞に……というのは合ってるのかな。わからんな。かといってA賞も、前回の慰霊雑文がまったくダメだったし、ちがうのかもしれん。

二十三日(日)
午前二時半に寝る。

午前十時くらいに目覚める。休日。
なんか最近、睡眠時間が短くなってないか。
京都へ。喫茶店でピラフを喰ってコーヒーを飲み、ドヤ。夜更けになってメシを買いに行き、帰って喰って胃もたれ。

二十四日(月)
寝ついたのは午前二時半くらい。

午前九時に起きる。休日。
午前十一時にドヤをあとにし、手近な喫茶店でコーヒー。メシは喰わなかった。そのまま奈良へ向かったが、空きっ腹にコーヒーがよほど効いたのか、吐き気と便意を同時に催す。途中下車で雪隠に駆け込むが、便をひりだしたのみ。
そのあとH宮へ行く。体調も戻ってきて、D殿の美しさに感動するも、和気雑文の足しになるようなものは見つけられなかったか……。ある意味、どうとでも書けるということだが。
バスを使って奈良駅に向かうところで、またもや気分がわるくなってくる。そりゃそうだ、朝から何も喰ってない。それに、眠すぎた。やっとありついたメシも途中で喰えなくなる。ダンモに行く予定も白紙にして、解散。
帰りの電車では爆睡。少し体調はマシになったか。しかし、身体の芯から来る寒気が取れない。おそらく極度の疲弊で、メシも喰わなかったし、免疫も落ちて風邪をひいたのではないか。なんせ、昨日から今日と、いろいろと頑張りすぎた……。ずっと疲れている。

二十五日(火)
午前一時前に寝る。

午前八時すぎに起きる。仕事。
起き抜けの精神状態はけっしていいとはいえないが、しっかりとまっとうな時間に寝られて満足。とにかく米を喰いたい気分だった。
和気雑文は、もうあれでほぼ最終形態であるとわかる。調整だけして、脱稿。最後にセンセに見てもらうのみとなった。一つ肩の荷がおりた。

二十六日(水)
夜間に雨。締まらんワデンをして、午前一時すぎに寝る。

午前八時すぎに起きる。仕事。

二十七日(木)
午前一時すぎに寝る。

午前八時すぎに起きる。仕事。
森鴎外「夏目漱石論」を読む。
独特の視座で、微に入り細をうがった分析を期待してしまったが、中身はおどろくほど薄っぺらかった。いや、何も知らないじゃないか……。
和気雑文にかかりきりになりすぎている。そりゃ推敲は大事だけども、最後の修正をほどこして、手を離した。あとは刷るだけの状態にしておいた。いい加減に一族雑文に移ろう。

二十八日(金)
午前一時半に寝る。

午前八時すぎに起きる。仕事。
きっと燃え尽きたのだろう。いや、あのときに抱いた第一感どおり、はじめから合わなかったのだ。まァ仕方ない……終わったと考えておこう。じつは縋りつく理由もない。

 

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