正直な気持ち! | 意志にふれて生きる

意志にふれて生きる

椎名規夫オフィシャルブログ

男?子ども?友人?
なぜ、夜中の12時半まで分からないの?






先日、友人が経営するラウンジに遊びに行きました。


友人は美人で、あるクラブでNO.1だった事もある位で、
とても美人で素敵な方です。






時々、夜のお店に顔を出す事があるのですが、
私の正体がばれているお店では、
スタッフが私にプライベートな相談をしてきます。



友人のお店です。
私の正体はバレバレです。




「椎名さん、彼に今夜、お店が終わったら会いたいと言ったら、
『夜の12時に成らないと分からない』と言われたの?
誰かのお付き合いと聞いたら『違う』と言うし、
友達とどこか行くのと聞いたら『違う』と言うの・・・・。

そして、しつこく聞いたら彼は、
『全部、正直に言わなくちゃいけないの!』と怒ったの・・・・・

他に彼女がいるのかしら?」




この相談を私にするべきなのか?


でも、面白そうなので、
みんなで話し合う事になった。




「他に女がいるよ~」
「隠し子でもいるんじゃない!」
「男友達との待ち合わせがあるのよ!」


様々な意見が飛び交った・・・・




そして、飲みながら話し合った結果!
彼の『全部、正直に言わなくちゃいけないの!』という発言が注目された。


彼には大切な隠し事があるという事実が判明したのだ。




要するに、他に彼女がいるとか?
そうでないとかではなく、
『彼は彼女に明かす事の出来ない何かがあるのだ・・・・・』




話す言葉には前提が含まれる。


「仕事帰りの一杯が幸せ!」と言う言葉には、
会社、もしくは家庭では満足でないという前提が入る。




「あなたの優しいところが好き!」と言う言葉には、
好きでないところがあるという前提が入る。




日常生活ではそこまで気にして話をする人は少ない。


しかし、我々は心の問題を扱うものとして、
言葉を大切にします。




そして、相手の望む変化を、
『気づく』プロセスを通して無理なく変容させるのです。






ラウンジ働く彼女は、
彼と分かち合えない部分がある事に気づきました。


そして、彼と関係を深めるのか?
それとも、距離を置いてみるのか?
もしくは、率直に聞いてみるのか?


言葉の裏側にある動機。
前提を感じる事が出来るようになると、
色々な選択をする事が出来るのです。