仰天珍スポ巡り -9ページ目

仰天珍スポ巡り

全国の珍スポットやらヘンチクリンなイベントやらを何となく紹介するブログです  
濃ゆい東京をガイドします(^^)

PC062483

茨城県筑波山のふもとに、一大テーマパークがある。 狭い山道を、車でくねくね30分登った先に存在するユートピアだ。
園内は右も左もツッコミどころだらけ。あまりに完璧な配置に、途中から「もしかして天然ではなく、すべて計算されてるのでは・・・」と恐ろしくなった。

茨城県筑波山。ちょっとしたピクニック気分で登れる山なので、シーズンは家族連れやカップルでにぎわう。
そのふもとにあるロープウェー「つつじヶ丘駅」。歩いて登るのがしんどいなら、こいつに乗ればあっという間に山頂だ。
しかし、今回、話題にしたいのは筑波山ではない。
ロープウェー駅に併設されている一大アミューズメント施設をご紹介したいのだ。

 



これが一大アミューズメント施設の全貌である。
向かいにホテルまであるので、ディズニーリゾートならぬ筑波リゾートとでもいうべき複合型アミューズメント施設なのだ。
背面に筑波山をしたがえ、赤黄緑の原色な設備がゴチャゴチャと配備されている。
ぱっと眺めただけでも、ゆるげな看板、でっけえガマガエル像など、おもしろポイントが散見されるだろう。
駐車場にちらほら車が停まっているが、ほとんど筑波山の客。アミューズメント施設はガラガラだ。



PC062486

握りこぶし状の石ころがあったり



PC062483

でっけえガマ蛙のオブジェがあったり、のっけから飛ばしてる。



PC062491

「自然とあそぼう」のキャッチフレーズが書かれたコーナー。



PC062495

自然とはなんぞやと、檻を覗くと鴨が数匹いるだけ。
ガチガチに金網でガードされて、遊ばせるつもりなぞ、さらさら無い。



PC062721

鴨の檻のわきにある木を見上げると、猿がくくりつけられていた。



PC062576

階段のてすりにも何かがくくりつけられている。
「なんだろなー」と近づくと・・・



PC062577

顔の無いコアラであった。
なんだ、顔の無いコアラか。



PC062546

瞳孔の開ききったキリンもいる。



PC062561

触るとエネルギーが伝わるという「手の石」もあるが、見た目はまるっきり普通の岩石。
さっきの握りこぶしの石をココに置いてはいかがだろうか。



PC062523

「ミステリーゾーン」と書かれた看板が取りつけられている貯水タンク。



PC062567

ご丁寧によじ登る用のロープまで渡っていたので、タンク上に上ってみたが、なーんにも無い。
隠し扉があるでも、隠しオブジェがあるわけでもなく、たんなる貯水タンクであった。なにをもってミステリーゾーンなのかがミステリーだ。



PC062724

「四六のガマ生息池」と銘打たれた場所。長時間の観賞用にイスまで用意されている。



PC062728

のぞいてみると、虫けら一匹いない水たまりだった。



PC062562

ちょこまか歩き回っていると、遊歩道にぶつかった。
「遊歩道」などと気軽に記しているが、決して油断してはいけない。シームレスに筑波山登山口と繋がっているので、いつのまにか片道1時間の山頂への道を突きすすんでしまうぞ。気をつけろ!


さてさて、どれほど素晴らしいアミューズメント施設か、なんとなくご理解いただけただろうか。

では、この施設の必見ポイントを

1:衣料品を恐れている「ガマ洞窟」
2:素敵な素敵な「看板の群れ」
3:哀愁漂う「遊具たち」


の3つに分けてご紹介していこう。







●必見ポイント1:衣料品を恐れている「ガマ洞窟」

PC062502
▲ガマ洞窟入り口

最大の見所といえば「ガマ洞窟」である。
ウォークスルー型のアトラクションで、既存のジャンルに分類するならお化け屋敷に属するだろうか。 入場料は500円。



IMG_1399

入口に置かれた看板には、犬、サル、カエル、チェブラーシカがごちゃごちゃと張りつけられている。ガマ洞窟だというのに蛙一本に統一するつまりなど毛頭ない。



IMG_1403

「お客様へ 入場料の払い戻しはいたしません」の警告文に、過去おこなわれたのであろう客とのやり取りが想像される。「これで500円?金返せ」「すみません」的なネゴシーエションを幾度乗りこえてきたのだろうか。
ほかの誰かは露知らず、私にとっては1千円分も2千円分も価値のあるアトラクションだった。



PC062619

異世界は禁煙だ。



PC062616

PC062621

さすがは別世界、それぞれの時計がそれぞれの時間を刻んでいる。
時空も歪みだしたところで、ガマ洞窟に突入だ。



PC062629

洞窟内はほとんど真っ暗。薄暗いという領域を超えている。
壁になにやら光っている物体が貼りつけられているので、よくよく見てみると・・・



PC062630

サンダルであった。



PC062633

横には靴下も貼られている。



PC062681

蛍光インクで壁に描かれたドラえもん、チューリップ、スイカ、そして「死」
小学生の絵日記のごとき楽しげなイラストにまぎれた、死。人はかならず、死ぬ。



PC062683

反対側の壁には、オバキュウと「殺」。
かわいく見てても、奴はバケモノだということを忘れるな。



PC062660

古めかしい掛け軸の後ろにかかってるのは、ハワイ柄のブラインド。



PC062667

「いい汗流そう会」なる同好会のノボリもあちこちにかかっている。
怖くしたいのかなんなのか訳が分からない。



PC062691
▲ピブッと鳴る床

お化け屋敷の定番で「踏むと変な感触がする床」ってのがあるが、ガマ洞窟はひとあじ違う。
踏むと、すっごく小さな音量で

ピブッ

と鳴る床があるのだ。
とてもとても小さな音なので、話しをやめて、耳を澄まよう。



PC062659

手探りで進んでいくと、金網に取りつけられた靴下、帽子、Tシャツ。



PC062665

派手なカラーリングの人形は、何重にも帽子をかぶり、握った槍の先端に靴下がはめこまれている。



PC062684

さかさまにしたズボンに帽子をとりつけた謎のオブジェ。


なんだ、なんだ、この洞窟は!!

帽子と靴下ばっかりじゃねえか!!


この洞窟を作った人、帽子や靴下や衣料品全般が怖くて怖くて仕方がなかったのだろう。
恐怖の対象があまりにフェチ過ぎて、ついていけない。




PC062674

やっとまともに怖いムードのエリアがあった。
不気味な人形が転がっている。


ん?

でも、帽子かぶってんぞ、この人形




PC062677

「HAPPY BIRTHDAY!」と描かれた帽子だった。



PC062635

洞窟最深部まで進むと「←巨大イノシシ」の表記がある。 



PC062638

そして姿をあらわす、イノシシの剥製。
ガマ洞窟でありながら、クライマックスがなぜイノシシか。



PC062643

猪突猛進な「イノシシ明神」だそうだ。
入試突破や合格祈願は分かるけど、家内安全のご利益はムリがあるだろ。むしろ、家庭崩壊しそうだよ。



PC062646

イノシシ明神の横は「ヘビの谷」と名付けられた岩場。



PC062647

「どこにヘビがいるんだろうな~」と暗い岩場に明かりをさして、探していると、ギュウギュウに吸殻をつめたミカン網があった。なに、このオブジェ。



PC062651-

全然ヘビが見つからない。
根気良く隅っこまで照らしてみると、いた、いた。
看板の裏側にちょこーんと隠れひそんでた。



PC062650

カピカピの作り物のヘビが。
これっきゃいないのに、よくもまあ大仰にヘビの谷と名付けたね!!



PC062687

いちお、終盤に、2匹だけガマガエルのオブジェがある。 



PC062693

最後の最後にある展示は、パイロットがかぶるような帽子。
終始一貫、帽子と靴下であった。



PC062697

出口は、お土産もの売り場に繋がっている。



PC062706

このお土産コーナーもなかなかイケてるんだ。
たとえば「世界のこけし」の展示コーナーなんて、すごくいい。



PC062704

これが世界のこけしだそうだ。
こけしの定義、すげえ広くとってんな~。



PC062714

絵ハガキはオール200円。ただし包装はナシ!!



PC062717

ハシは2膳で300円。1膳で売ってくれ~。






●必見ポイント2:素敵な素敵な看板の群れ

このアミューズメント施設は看板だらけ。どれもこれも異質な存在感をはなっている。
なかでもお気に入りのものをご紹介しよう。


(1)電波看板 

PC062530

3階の手すりにかかっている。
「日本ではじめて空をとびました。今屋上でちょっと一休みです。会って下さい」 
となにやら電波な文章が書かれている。 



IMG_1437

「なんのことだ?」と向かいの建物を見ると、ガマガエルに乗ったシマウマのオブジェが置かれていた。 



PC062536

そいつをよりよく見るための望遠鏡まで備えつけてある。
そんなに見せたいのか。





(2)偽りの看板 

PC062484

看板をつけた当時より規模が縮小しているのだろう。多くの看板がはからずも偽りの情報をしめしている。
「3階 室内ゲームコーナーへどうぞ!」 とあるが、3階に室内ゲームコーナーなんて無い。 



PC062610

SLも無い。




(3)トンチ看板 

PC062608

「大人も乗れます」とあるが、矢印がしめす先には何もない。 
われわれ大人は何に乗ればいいのか。「片手で叩く音を聴け」という隻手の公案を思いうかべた。





●必見ポイント3:哀愁漂う遊具たち

PC062512

プレイコーナーにある遊具がどれもこれも哀愁が漂っていた。



PC062517

横倒しになったコアラ



PC062593

階段のしたに隠れ潜む、なにかの目盛り



PC062508

波紋のようなヒビがはいってる新幹線



PC062573

ロープにぶら下がって端から端までいく遊具



PC062553

コンクリむき出しで、まったくすべらないすべり台



PC062589

PC062591

けっしてムーブすることなどない、サトちゃんムーバー



PC062600

100円入れると、ときおり動くものもある。
ファミリーカラオケバスは、貴重な生きてる遊具である。



PC062601

かつてハンドルだったものは持ち手が崩れ去り、ツマミのようになっていた。
流れる音楽でカラオケを歌う。 「かけごえ」というボタンを押すと、滅びゆくカラオケバスが「うまい、うまい」と褒めてくれる。



『ガマ洞窟』情報 

P5290910

大阪別視点ガイドの取材で一ヶ月間あっちゃこっちゃ行きまくったけど、ここ「炉端焼き栄ちゃん」がダントツで好きだったな~!!最高の最高の最高。
店主・栄ちゃんの1人舞台を、3時間堪能するためのお店です!


P5290711
▲炉端焼き栄ちゃん

大阪別視点ガイドを立ち上げするってんで、心斎橋のマンガ喫茶を寝ぐらに、25日間71箇所の珍スポを巡って巡って巡りまくったわけなんだけど、今回紹介する「炉端焼き栄ちゃん」ね、圧倒的に一番好き。
ヤバいよ、超最高。
東京の「かがや」、愛知の「パブレスト百万ドル」に匹敵する最高異次元面白空間でございました。



P5290713

場所は阪急電鉄・北千里駅っちゅうベッドタウン。地元大阪民でもほとんど行かない駅なんだけど、梅田からもそんな遠くないしね、絶対に1度は足を運んで欲しい。

炉端焼きのお店で、基本的にはアラカルトではなく、コース料理を注文する。
1000円コース、2000円コースと予算に合わせたコースもあるんだけど、おすすめは3時間3500円のお任せコース。ドリンクは飲み放題、自分でドリンクケースから取り出す方式だ。



P5290727

コース説明に紛れ『楽しい空間(アミューズメント)』なんて張り紙も。
この言葉、なんの嘘偽りもございません。一大アミューズメントパークでした。



P5290721
▲もぬけの殻の店内で待ちぼうけをくらう友人

開店から1時間たった19時に到着するも、店内はもぬけの殻。
友人と待ちぼうけをくらうこと10分少々、店長さんが戻ってきた。



DSC_0003
▲店長の栄ちゃん

「お~、ごめんごめん、ゴミ出しに行ってた!
と輝かしい笑顔で登場したのが、店長であり、主役である栄ちゃん。
この人、この人が最高。
炉端焼き栄ちゃんは、店長栄ちゃんの破天荒な行動を楽しむ舞台と思っていただければ相違ない!





●栄ちゃん劇場、開幕!!

P5290729

「じゃあ、はじめよっか!何人で来たの?」と問われたので
「遅れてもう1人来るんで3人です。3500円のお任せコースでお願いします」と答えたら、せっせとセッティングを開始。

おっと、おっとと、オットセイ~~♪
おっと、おっとと、オットセイ~~~♪

と謎のオットセイソングを陽気に歌いながら、皿を並べている。



P5290731

で、当然のように4人分のセッティングが完了した。
あれ?3人って言ったよね。



P5290745

「じゃ、これでも食べて料理待ってて」
とコース料理一発目に出されたのが、なんとアイス。
こいつにサワーなりなんなりを注いで、飲んでも旨いとのことだ。



P5290762

「はい、前座ね!」
と出てきた皿がこちら。


なんだ、これは。


エビ、刺身、おかき、おかき、団子、ポッキー、がひと皿のうえで共演している。
刺身のツマを剣山として活用してるし。

この時点で、確信したね。
今夜は最高の夜になりそうだ、って。



P5290766

「はい、次はサラダね!」
と豆腐1丁のうえにレタスと海藻を乗せたものに、どっぼどぼポン酢をかける栄ちゃん。
こんな男気あふれるサラダ、はじめてだぜ。



P5290751

5月末に来店したんだけど、壁になされた装飾が鯉のぼり。
「まだ鯉のぼり貼ってるんですね~」と振ってしまったのが運のつき。「あ、ちょうど今日、夏バージョンに変えようと思ってたの!君たちさ、鯉のぼり外してよ!」と、なぜか我々が模様替えをするはめに。
かなり数あったし、画鋲も念入りに止めてあったから、すべて外すのに10分くらいかかったな。



P5290793

「はい、じゃあ、夏のやつ買ってあるから、貼ってこう!」
と栄ちゃんの指示を受けながら、麦わら帽子や虫取り網を壁に貼り付けていく我々。
この指示が、まー、細かいのなんの。
「ん~、あと3cm右」「花はぜんぶ違う角度で」「その虫取り網、10度傾けて」「その帽子いったん剥がして、青のと交換」などと、次々、後方から指示が飛んでくるんだから。わしらはPhotoshopか!



P5290818

はずしてつけて、計1時間かけ完成させた夏バージョンがこちら。
この時点で3時間お任せコースの1時間が経過してるからね。そりゃお任せはしたけどさ、こんな工程が入り込んでるなんて、誰が予想したでしょう。

「どう、このデザイン!発想がぜんぜん違うでしょ!?」と自信満々の栄ちゃん。
「そうですね、発想がぜんぜん違います。どういう時に思いついたんですか?」と尋ねたら、意外な回答が返ってきた。
こないだ閉店後に3時間ほどママチャリを漕ぎ、町を徘徊していたら、夜が明けて通学時間になったそう。通学してる女子高生たちを見て、栄ちゃんはこう思ったそうです。
「面白~~~~~~~~~~い!!!!!」と。
で、このデザインがパーっと閃いたんだとか。

つまり整理すると

●3時間、自転車で徘徊

●女子高生を見る

●面白~~~~~~~~~~~~~い!!!!

●デザインが閃く

というわけですね。
・・・なに、このロジック。
発想がぜんぜん違うわ。

面白~~いといえば、このお方、早稲田大学で1日だけ講義したことがあるんだって。お客さんに早稲田の教授がいて、頼み込んだら、させてくれたらしい。
そのさい、東京駅から早稲田のキャンパスに向かうまでに、20回ぐらい電車の乗り換えをしたんだって。「え!?そんな乗り換える必要あります!?なんでですか!?」と尋ねたら、その答えは「面白いから!!」であった。おー、独自の面白基準持ってるなー。



P5290815

完成作品を遠目からジ~~~ッと凝視する栄ちゃん。
さぞかし気にいったんだろうなあ。
そりゃあね、1時間かけたもん、僕ら頑張ったもん。
しばし眺めた、そののち、彼はこう言った。

P1180903

ヒルトン東京2階にあるバー「ZATTA」で、変わり種カクテルを3種類飲んできた。
「ポップコーンにしか見えないカクテル」「急須から注ぐマティーニ」「バーベキューソースを加えたカクテル」とかなりの飛び道具っぷりだ!


P1180881
▲ヒルトン東京

こういう活動をしていると、ときおり誤解をされる方もいらっしゃるようで「松澤さんってアンチ高級なんですよね??」と聞かれることがある。
たしかに「最高!」「面白い!」と巡ってるところは、立石バーガーあそびば20など、経年変化を重ねに重ねた味のあるお店が大半を占めている。
けれども、変わっている、珍しい、という観点からいえば「すげえ高級」とか「サービスが良すぎる」とかもぜんぜん興味の範疇だし、天然ガスでも掘り当てた日には世界中の高級ホテルを泊まり歩いてみたい。一攫千金を夢見て、地面を這いずりまわり、ガスの匂いを探して暮らす日々である。
サービスが良すぎるといえな、ヒルトン東京のなかのバーには「サービスが行き過ぎてわけわかんないことになってるカクテル」があるそうだ。



P1180917

エントランスからリッチっぽい外国人だらけ、2階にある「バーZATTA」も英語が飛び交うインターナショナルな空間だ。ねんのためジャケットを羽織ってきてよかった。



P1180888

メニュー表も紙っぺらじゃなくてiPadだ。



P1180915

お通しはスパイシーなナッツだし、ホールの女性が剛力彩芽にかなり似ているし、大人なムードが漂っている。






●変わり種カクテル3種類がすごい!

P1180903
▲ナイト・アット・ザ・シネマ 1750円

まず注文したのが、ナイト・アット・ザ・シネマというカクテルだ。
そう、これはポップコーンではない、カクテルなのだ!



P1180912

どっからどうみても映画館で食べるキャラメルポップコーンなのだが、ストローが刺さっている!



P1180913

からくりを明かすと、こういうこと。
ポップコーンの容器のなかにグラスがすっぽり収まっていて、その上にキャラメルポップコーンのはいった容器をかぶせていたのだ。なんだ、この発想。こういうカクテルもありなのか。
肝心のカクテルは、コカコーラとラム、レモンピールで作ったもので、飲みやすくおいしいぞ。



P1180896

お次は「お茶漬けマティーニ」なる耳慣れぬカクテルを注文した。「こちら、外国の方向けに作ったもので、日本人のお口には合わないかもしれませんよ・・・」と遠回しに「他のにすれば」と促されたが、私の舌はグローバルなのでと作ってもらった。
バーテンさんがおもむろに手に取ってたのはシェイカーではなく、鉄の急須。
注ぎ口からもくもくと煙が出ている。



P1180897

緑の液体がどぼどぼと注ぎ込まれる。



P1180899

出ている煙はドライアイスによるもので、熱いわけではなさそうだ。



P1180901
▲お茶漬けマティーニ 1750円

特製の抹茶ウォッカに刻みノリを浮かべた「お茶漬けマティーニ」。
けっこう濃いめの抹茶味で、 緑茶ハイとか好きな人にはうってつけだろう。



P1180921
▲サンデー・BBQ 1750円

最後に頼んだのが、サンデーBBQ。
コップのふちにちっちゃなハンバーガーの作りものが取りつけられてるなあ、と思ったら・・・



P1180925

本物のプチチーズバーガーだった。
一口サイズだが、ちゃんとトマトや玉ねぎまで入っている本格的な一品。

カクテル自体もかなり変わっていて、トマトジュースとジャックダニエルで割ったものに、バーベキューソースを加えている。バーベキューソースのスモーキーな味が口中に広がる、カクテルとは思えぬカクテルだ。
お肉は鉄板で焼きあげてるそうだし徹底してるぜ、ヒルトン東京!



■「バーZATTA」の情報■
オススメ度:★★★★☆
アクセス:新宿駅から徒歩10分
住所:東京都新宿区 西新宿6-6-2 ヒルトン東京内
電話番号:‐
営業時間:11:00~午前1:00
定休日:‐
予算:1杯1750円ぐらい

・P1110466

東京の離島・三宅島に2泊3日で行ってきた!
20世紀だけでも4度の噴火を経験している火山島なので、いたるところに溶岩が広がっている。溶岩に飲み込まれた小学校、火山灰に埋もれた鳥居など、自然の驚異をまじまじと見せつけられる。

【ヤァヤァヤァ!東京都の観光PRの仕事がやってきた】

つい先日「東京都の観光 PR 事業で三宅島に行かないか??」というお話しをいただきまして。2泊3日で取材して、別視点ガイドにレポを書いておくれとのこと。
「原稿チェックもしないんで、お好きなタイミングでアップしてください」って話しなんだけど、普段、便所コンセプトのレストランだとかお堂の壁に(勝手に)ドラえもんを描きまくってる寺だとか、そういうとこばっかり描いてるというのにノーチェックだとは「懐広いな、さすが離島!」だと即受けしまして、そそくさと行ってまいりました、三宅島。大好きな離島に行けて、報酬までくれるっていうんだから、まったくあるところにはあるんですね、ウマい話。
己の懐が痛むなら青森だろうが高速バスで行くし、寝泊まりもネットカフェで済ますのが私の旅の定番スタイルなのだが、取材費として出してくれるというのなら話しは別。今回は船ではなく、豪勢に調布飛行場から飛行機ですっとんできた。19名乗りのかわいい飛行機だ。

往復で31500円とさすがに船よりはするけれど、わずか40分で三宅島へ到着しちゃうのが魅力。

帰りなんて、15時の時点では、まだ三宅島の空港にいたのに、16時ちょいにはすでに新宿にいたからね。
 



12400944_813150175461672_5666439747804343052_n

飛行中に使っていい機械、ダメな機械のリスト。
「上空を飛行中のみ使用可能」の項目に、プリンターが含まれてるんだけど、使う人っている?? どうしても飛行中に印刷しなきゃいけないファイルって、ある??



・P1120787

なんて具合にプリンターのことで頭がいっぱいになっていたら、あっというまに三宅島に到着した。
島の中央にある雄山は、活動ランクAのバリバリ現役中の活火山で、20世紀にはいってからだけでも1940年、1962年、1983年、2000年と4度も噴火している。
というわけで、空港の入口にはでっかい溶岩石が置かれていた。



・P1120774
▲スコリアの丘
 

三宅島は周囲32km。山手線一周とほぼ一致するぐらいの大きさで、車なら1周1時間ほど。
おおよそ2700人ほどの島民が暮らしている。(ネズミ駆除のために放ったイタチが4000匹まで増殖して、いまや住民の数より多いんだとか)
 
村営バスもあるにはあるけど便数が少ないので、気ままに観光するなら、車か原チャリをレンタルしたほうがいいだろう。到着するなり原チャリを借りて、ぐるっと一周してみたけれど、そこここに噴火の影響を確認できる。
↑の写真は、火山岩の一種(スコリア)で形成された丘だ。 黒々としている。

 
 

・P1110396
▲メガネ岩

江戸時代の噴火で出来たでっけえ溶岩石に、波の浸食されて穴ぼこがあいた「メガネ岩」。もともとはアーチが2つあったからメガネ岩って呼ばれるのだが、いまは穴が1つだけ。噴火によって丘ができたり、崖ができたりと、島の地形が変わっているのだ。

 


・P1120749

島を走っていると、立ち枯れした植物がよく目立つ。溶岩で地表を覆われ、根っこから呼吸ができなくなった植物が立ち枯れしているのだとか。
いっぽう、そういう環境でも生き残れる植物がまた生えてきて、緑の森を再生しはじめる。ここはだいぶ森が回復している。



・P1110471

溶岩の隙間から、力強く植物が芽吹いている。



・P1120797

島内のいたるところに生えてるススキ。ススキも、溶岩だらけの三宅島の環境に強い植物なんだそうだ。



P1120806

こんな風に「すすき+立ち枯れの木+溶岩石」という組み合わせの光景が、三宅島のいたるところで見られる。
こうして写真で見ると、寂しげな光景にも思えるんだけど、この場に実際立ってみると、『火山のパワーと、それに抗う植物のパワー』が共存しているような印象で、なんだかやたらと力強い。



・P1110554

植物のみならず人間だって噴火に負けてなくって、溶岩石を石垣に活用しちゃったりしてる。



・P1120794

火山の影響は、溶岩だけでない。2013年7月まで火山ガスの影響で、ガスマスクの携行が必要だったんだけど、いまは立入禁止区域・危険区域以外は原則不要。
警報ランプはまだ取りつけられていて、青から赤の4レベルの危険度にわけて設置されている。



・P1110374
▲三本岳

三宅島は釣りやダイビングでも有名だ。
島からみえる三本岳は、戦後アメリカ軍の爆撃訓練の標的として使われていたのだが、現在は釣り人憧れの爆釣ポイント。漁船や釣り船をオーダーして連れていってもらうのだが、風雨をさえぎるものが一切ない絶海の孤島なので、就航率はけっこう低いそうだ。



・P1110343

・P1110368

火山への畏れが身近なためか、三宅島は神社がめちゃくちゃ多い。探すでもなく鳥居がじゃんじゃん立っていて、小さいものを含めれば100以上あるという。

そんな特徴ゆたかな離島・三宅島に2泊3日で滞在してきたので
「溶岩」「食事」「観光」「お土産」
の4項目にわけて、紹介していきましょう!!






【溶岩だらけの島】

・P1110405

20世紀に4度の噴火を経験しているとあって、島中ほんとに溶岩だらけ。
2000年6月にはじまった噴火では、全島民が強制避難を余儀なくされて、帰島がかなったのは2005年。4年半もの長きにあたって、島外での避難生活をすごしていた。



・P1110442

・P1110528

とくに、2000年噴火で火砕流が流れ込んだ南西部「阿古地区」は、噴火の被害を生々しく感じることができる。
「火山体験遊歩道」は溶岩が覆い尽くしたエリアを、30分ほど歩いて巡れる。写真の廃墟は、噴火に飲み込まれた旧阿古小学校と旧阿古中学校。そのまま当時の状態のまま、保管されている。



・P1110438

駐車場の地面もゴツゴツの溶岩でおおわれている。
ちょっとした風が吹いただけで、原チャリが倒れてしまった。



・P1110441

地面にびっしりこれ級の溶岩があるんだもん。原チャリも安定しないよね。



・P1110466

遊歩道の両サイドは、ぎっしりと溶岩。
けっこう鋭利でトゲトゲしてるから、うかつに触るとチクリと痛い。



・P1110506

・P1110497

歩道の脇から見えているのは、旧阿古小学校の3階部分。1階2階は噴火で飲みこまれ、3階の窓も押しつぶされてる。



・P1110513

プールだった建物もこのとおり骨組みがあらわになっている。こちらも溶岩で埋め尽くされていた。



・P1110628

溶岩樹型と呼ばれる貴重な溶岩。

PC092578

栃木の「塚田歴史記念館」では『ハイテク人体型ロボット蔵芝居』を楽しめるぞ。
やたらとリアルに作られたロボばあちゃんが三味線を弾き、ロボおっさんが悲劇を語る。

PC092562
▲塚田歴史記念館

2015年夏できあがった珍スポの新星「新生姜ミュージアム」に立ち寄ったあと、栃木駅あたりをうろちょろしていたら「塚田歴史記念館」という蔵造りでムードのある博物館があった。



PC092564

看板には「ハイテク人体型ロボット蔵芝居」と、なんとも好奇心そそられるキャッチコピーが打ち出されているではないか。「蔵芝居」という歴史を感じる単語と、「ハイテク人体型ロボット」というメカニカルな単語のチグハグさがめちゃくちゃ気になるぞ



PC092571

入場料700円を払って入ってみたら、メカ婆ちゃんが三味線弾いて唄っていた。口もパクパク動いているし、動きもスムーズでなかなかよく出来てる。
「ずいぶん近くで熱心に聞いてるじいちゃんがいるなあ」と思ったら・・・



PC092578

このじいちゃんもハイテク人体型ロボであった。



PC092581

いやしかし、なんつう情念のこもった表情で凝視してんだ。たんなる客じゃないだろ、この爺さん。



PC092591

蔵屋敷がいくつかあって、順々に展示を見て回る。



PC092605

たとえばこの蔵屋敷には、やたらテーブルだらけの部屋でお茶を飲んでる夫婦がいた。部屋の7割をテーブルが占めているのだが、くつろげているのだろうか。



PC092593

別の蔵には、手力男命と書かれたハイテク人体型ロボットがスタンバイしている。
センサーに手をのせると・・・



PC092601

山車にのったオッチャンたちが太鼓を叩いて、凄まじい勢いでひょっとこが踊りだした。



PC092618

最大の売りであるロボット蔵芝居は1日3回ほど決まった時間での上演なのだが、ほかにお客さんがいなかったこともあり特別にスタッフさんがはじめてくれた。
舞台のうえには水が溜まっていて、イカダに乗ったオッチャンロボが語り手として、村の伝説を話してくれる。



PC092625

洪水をおさめるため自分を犠牲にして川に身投げをした女性と、それを止めることができずに後悔をしてる交際男性の話し。



PC092626

巨大な化け物の足が出てきたり、舞台上を竜が飛んだりと案外しっかり作りこまれている。
ストーリーなんだけど、最後に意外なドンデン返しが待っているので、こればっかりは現場で確認してみてほしい。



「塚田歴史記念館」

アクセス:「栃木駅」から徒歩12分
住所:栃木県栃木市倭町2‐16
電話番号:
営業時間:9時半~17時
定休日:月曜
予算:入場料700円