彩の国名人戦 | スピカの住み家

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気まぐれで更新します

2018年になりました。
昨年にいろいろ達成してしまった私、もうですね、満足してしまったので観る将になろうかなと思ったんですが、そうもいかないようなそんなような。

そんなわけで1月に彩の国名人戦に参加してきました。何人かの方から出なよ出なよって言われたのもあるんですけれど。昨年後半から調子いいし、どこまでやれるか挑戦してみようと思いました。


予選から。
いつもの2勝通過2敗失格のルールです。予選が終わったら昼食休憩という感じ。予選は未だに落ちたことがないので大丈夫だろうと踏んでいたのですが、今回はレベルが高かったです。開始時刻5分前に着いたので、私の組の周辺は部屋の隅にまとめられました。その辺りしか見れなかったですけど、予選のレベルは高かったのではないでしょうか。


1回戦はTさんと。対ノーマル四間飛車になり、私は変な感じの急戦を仕掛けてよくわからない戦いに。少しこちらがよくなってからは逆転されないようにじわじわ指して長引かせて勝ち。
切れ味がないと言われそうですけど、最近こんな感じです。


2回戦の相手はDさん。赤旗以来の対戦で、不思議と続けて当たるものです。
将棋は対一手損角換わりとなり、早繰り銀から速攻を仕掛けて有利になったと思ったのですが、思ったよりも成果は出ず。
Dさんとの将棋はよくなってからが大変で、今回もそれを痛感しました。じりじりとした戦いになり、中盤戦の途中、こちらは自陣に馬、相手は生角を9二に手放している点、で、まずこちらが有利。自陣もこちらが堅い。相手玉はバラバラ。
うーん、いろいろ考えてもこちらがいいと思った局面がそうでもなかったんですよね。Dさんは局後に難しいかなと言っていたんですが、なんか達人のように思えてきました。

将棋は途中で致命的なうっかりがありました。右の辺りで戦いになったんですが、9二にいた角の存在が完全に頭から抜けていたんですよね。2七飛としたらサッと3八角成とされて文字通り飛び上がりました。
以下は自陣があっという間に崩壊。必敗になったんですが、それまでの苦労を思うと投げきれず、ひたすら粘りまくる展開に。後述しますが、これが1日を通して敗着になりました。

結局、相当長々と指して投了。感想戦をしていたら運営の方が来て、もう3局目始めてくださいとの達しが。すみません、急いで次の準備へ。


3局目は再びTさんと。またも同じ戦型になり、今度は早々にリードできました。
ただ、そこからが相手の粘りが凄まじく、だんだんと怪しくなってきて逆転ムードに。結局また長い将棋になり、最後は余して勝利。


3局とも長い将棋になり、気づけば私が最後の予選通過者になっていました。
対局が終わると運営の方が来て「もうクジはこちらで引いておきました。1時15分(約15分間の休憩)に対局をお願いします。相手はFさんです」
とのこと。私には最後の一文が(長々と指しやがって、罰として初戦でやられろ)というメッセージに聞こえたんですね。Fさんとは赤旗で負かされたFさんで、またも当たるものなんですね。

いやー昼食は急いで食べなきゃいけないし、参加してた人たちに挨拶もできなかったし、何より疲れたし、長々と指すのはよくなかったです。ずばり原因は2局目のクソ粘りですね。敗勢になってから70手くらい指したかな。はあ。

トーナメント初戦からきつい相手。その戦いから書こうと思ったんですけど疲れたのでまた違う日に書きます。