東大との交流戦 | スピカの住み家

スピカの住み家

気まぐれで更新します

東大との交流戦があることを合宿中に知った。


その日は日本選手権のお手伝いがあった。もし人数が足りなければ明治から数人出動させねばならない。幸いO平ら積極的に参加してくれる人がいたので人数は足りた。万が一のことも考えて私も一応空けておいた。





交流戦前日の夜、主将からこんな連絡があった。


「お願い!今こそあなたの力が必要なの…どうか、どうかこの部を救って!」(ちょっと脚色)


人数が足りないのだろうか…あいにくスピカ氏は連戦の疲れで疲労困憊であった。
しかし、ちょうどこの日は「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記」がテレビで放映されていたこともあって、私の心はヒーローモードだった。


困っている人を助けるのがヒーローの役目。ならばと私はマントをなびかせ、駒場東大前駅に降り立った。










東大駒場キャンパスに来るのは2回目でした。文化祭の時以来です。とにかく広いイメージがあります。


今回は交流戦。さぞや立派な部室で対局するんだろうなと思っていたら、案内されたのはコピー機の音が絶えず鳴り止まない集会所みたいな場所で驚きました。将棋部の他にいろんなサークルの方々が作業や雑談をしていて、とても賑やかでした。

そうか、東大はこんな騒音の中で集中しているから強くなるのかと一人納得。将棋部はロッカー付近の隅っこに固まって対局です。ロッカーに近寄る人が興味深げに覗いていました。




交流戦ということで、こちらもちょうど7人いたので団体戦方式に。


1R。さあお前らいったれ!と思っていたらいきなり力の差を見せつけられることになりました。1-6です。
んもう、O平来いよ!と敵味方からブーイングが……



2Rも2-5負け。ちょっと東大の平均棋力が高すぎましたね。明治じゃレギュラーレベルの人がたくさんいるんですもの。ズルい。


3Rは結果は忘れましたが、東大が勝ったと思います。和気あいあいとしていました。



その後は自由に対局。勝ったり負けたりでした。にしてもこの日は自分の弱い部分がやたら目立ちましたね。勉強し直さねば。


東大将棋部に飛び込んでみて、印象的だったのは、部員の一人一人が検討に加わってしっかり勉強していることでした。


そりゃ強くなるわ、と思いつつ、これは簡単なことではありません。来年は明大将研もそんな姿になってくれると思っています。