※刺したまま突かれてます
ガッチガチに緊張しながら
なんか気配を感じる・・と
部屋の隅に視線を移すと・・
薄暗い部屋の隅で
ゴッツイ注射器を
上向きに構えて
無言で
こちらを向く
不審者が!!!!
(先生や)
この時の衝撃と恐怖
絵でも言葉でも表しきれない。
ホント、
なんで挨拶より先に
注射器構えてるん????
しかも普通じゃない注射器。
見てはいけないタイプの注射器。
(絵描くときに調べて恐怖が蘇ったわ)
緊張と恐怖と動揺とツッコミが激しく入り混じる
カオス細胞診の幕開け―――!!!!!
脳内超絶パニクる私を置いて
検査は淡々と進む(無慈悲)
エコーで場所を確認して
いよいよ首刺し開始ぃぃぃぃ!!!!
これだけ盛り上げといて
(勝手に盛り上がっただけや)
痛みは普通の注射と同じ
チクッとするくらいで
なーんだ緊張して損したぁー
ってくらい痛くなくて気が抜けた
が
ラストに細胞をしっかり取るため
刺しながら
突く!!!!
これめっちゃくちゃ怖い!!!!
首に針刺してさらに突くとか!!!!
突かれて痛かったかどうかなんて
覚えてないくらい衝撃だった。
しかも2回。
注射は特別痛くはないのよ。
痛くないなら怖くないって
世の常識なのに
それを超えてくる恐怖が存在する。
それが穿刺吸引細胞診。
穿刺吸引細胞診は人によって
痛みを感じる差が激しいみたいで
多分だけど、腫瘍の場所と硬さが
影響するんじゃないかなぁ。
私のは5センチの柔らかいタイプだったので
狙いやすいし刺しやすいから
痛くなかったのかも?
(病院によっては局部麻酔してから
打つところもあるらしい)
注射は痛くなかったけど、
次の日、上を向いたときに
打撲痛のようなものがあったから
やはり痛くなくてもダメージは
受けたみたいだ。
これから甲状腺の細胞診に挑む方に
恐怖を与えてしまったら申し訳ない!!!!
でもノンフィクションなんだ(ダメ押しすな)
でもねでもね!!
こんだけ大騒ぎしたけど
刺してから終わるまで時間にしたら
10秒もかかってない
のですよ!!!!
よーく思い出してみても
5秒くらいだったと思う！
診察室入ってから出るまで
2～3分くらいかな
刺し終わってからちょっと間
看護師さんが刺し口押さえててくれたのが
長いなーと思ったくらいで
ほんと、あっという間に終わりました。
(k病院の体験なので他の病院はわからんけど)
痛くても痛くなくても行けば終わる!!
がんばれ同志よ!!!!
