甘党です
先日
同僚と大根の煮物の話から
過去の旦那さんとの
エピソードを
聞かされました
同僚は
これが一番美味しい
『大根の煮物』だと
手間暇掛けて
大根の煮物を作ったのだそうです
まだ
新婚だった旦那様に
出したところ…
醤油を掛けて
食べられてしまったのだとか
そこで同僚は切れてしまった
らしいのですが
よくよく聞くと
旦那様は東北のご出身で
濃い味付けがお好きで
同僚は
東京出身で
薄い味付けが好みなのだそうです
なので
当然
薄味の大根の煮物だった訳です
「ああ…それはあなたが悪いわ」
と言うと
同僚はキョトンとしました
「旦那さんの味の好みを知っているのだから
旦那さんに合わせなければ」
「最初はうまく調整できなくても
聞きながら
旦那さんの好みの味に寄せていける」
「旦那さんは好みの味の夕飯が待っているから
自宅でご飯を食べようと思うんじゃないかな」
「苦手な薄味ばかりの食事では
好きなお店で外食したくなるよね」
「あなが旦那さんだったら
苦手な濃い味付けの食事を
毎日食べなければならないなら
家でご飯を食べたいと思うかな」
「どうしても自分の好みに合わせたいなら
作る途中で取り分けて
旦那さんの分だけ
濃い味にする事でも出来るよね」
同僚は
『何でそこまでしないとイケナイの』
と言った表情でした
味の好みと言うのは
育った地域にも寄りますが
個人差があるものです
母は
家族の好みを理解しながら
調理を重ねていくのが
円満のコツのような気がしています
人は
何か嫌な事が有っても
食で解消出来たりします
「ああ、美味しかった」
そう言って
元気になって貰うには
基本的な料理の腕前以前に
『思いやり』
が
必要なのです
夫婦でよくある
『味の好みの違い』
工夫して
上手く乗り越えて下さいね
そうしたら
旦那様のみならず
子供達も
きっと
幾つになっても
あなたのご飯を
食べたいと思ってくれるのでしょう
妻や母と言うのは
きっと
ぞういう存在なのです
皆様の食卓が
楽しく大切な
時間になります様に
応援しています