世の中には運が良いと周りが思ってしまう人がいるものです。
けれど本人は意外とケロっとしていて、周りは困惑したりします。
そうしてその人を観察すればする程至って普通に暮らしているように見えて、
『この人はそもそも何かに護られている人なんだ』と結論付けるのかも知れません。
確かにそうかも知れません。
神社仏閣にご縁のある人であったり、目に見えぬ者たちに護られる事が約束された人なのかも知れません。
しかしこれは確認のしようがない事で、ただただ不思議と言う他は有りません。
そんな不思議で運の良い人がしている事を、私の知る範囲で少し書いていこうと思います。
【運が良い人の特徴】
その①『いつでも笑顔』
笑う門には福来ると昔から言いますが、運の良い人はいつも笑顔です。
運が良いから笑っていられるのだろうと、つい思ってしまいますが、
いくら運が良くても人間社会で生きていれば、あらゆる災難やしがらみも苦労も有る筈です。
運の良い人は、それでも笑顔で過ごしています。
いえ、そう見えます。
一人でいる時は考え込んで落ち込んで涙しているかも知れません。
けれど自分を奮い立たせ心を落ち着かせ、人前では笑っているのだと思います。
それは、ただただ人に不快感を与えたくないという思いからです。
その根源も、『嫌われたくない』とか『好かれたい』という自分の為ではなく、
『自分以外の誰かの感情を乱したくない』という相手への思いやりなのです。
職場でも感情に波がある人を見かけます。
優しいかと思うと、途端に意地悪になったり嫌な感じを与えたり…。
人間なので感情に波が有るのは当たり前ですが、それを上手くコントロールするのが大人です。
高校生くらいまでには、公の場では自分の感情をコントロールする術を身に着けておきたいものですね。
私の知る範囲でも、自分の感情の波を隠しもしないで周りに不快感を与えている方が結構な数おられますが、そういう人は精神が稚拙で、また運が良い人ではありません。
試しにそういう人を観察してみて下さい。
大小を問わず、きっと「え？何故？」と思うような不運に見舞われています。
なので、しょっちゅう不機嫌なのです
感情をコントロールする事は、とても大事です。
職場・恋人・友人・家族などあらゆる人間関係を円滑に進める為の『基本中の基本』ですからね。
それが出来ていない大人は『年齢だけ重ねている』と言われても仕方が有りません。
『とっちゃん坊や』と言う言葉が流行りましたが、見た目だけでなく精神もとっちゃん坊やにならないよう、思い当たる節のある方は、今から改善なさって下さい。
さて、これまで笑顔は大事と伝えて参りましたが、辛すぎて笑顔が無理な方は、普通の顔で大丈夫です。
いわゆるポーカーフェイスですね。
機嫌が良い訳でも悪い訳でもない、普通の顔
そして、自分が少しでも笑顔でいられるように努力する傍ら、自分の感情を駄々洩れにしている人には『その人が不機嫌そうならシカトする』くらいの強い気持ちで臨んで下さい。
不機嫌返しをお見舞いしてあげても大丈夫です
その人の前で好意を装い陰で悪口を言うくらいなら、相手の理不尽な感情に対しては、はっきりシカトした方が良いのです。
何故なら、幾ら相手に問題があると言っても、二重人格的な行為を見せられると人は警戒するものです。
『私の事も本当のところはどう思っているか分からないな』と、人があなたを信用する事は難しいでしょう。
二重人格的な行為が良しとされるのは、相手を救う時だけです。
自分の為に行使する二重人格は、ＮＧ以外のなにものでもありません。
そして、上記を受けて
その②『人の悪口を言わない』
スピリチュアルに通じている人は、あらゆるタイミングや方向からこれを耳にすると思いますが
人の悪口を言う事は、NGです
愚痴もNGです
被害者を装って誰かの事を言葉巧みに悪者に仕立てるのが常套手段となっている人もいますが
愚痴も立派な悪口です。
率直に悪口を言うより性質が悪いかも知れません
こういう人も運が悪い人が多いです。
何故なら、そういう人はポジティブな解決目的ではなく、ネガティブな憂さ晴らしが目的の為なので、神や目に見えない存在達から好まれないのです。
よって加護を受ける事は少ないでしょう。
生きている人間を騙せても、自分自身と神や目に見えない存在達は全て知っています。
神や目に見えない存在達は、心の清い人を好みます。
それは私達人間でも同じだと思います。
そして最後に
③『言霊に注意する』
水に綺麗な言葉や愛のある言葉を投げかけて凍らせると、綺麗な氷の結晶ができ、
汚い言葉や愛のない言葉を掛けて凍らせると、結晶が乱れてしまうという実験は有名ですが、
人体の約80％は水で出来ている事から、言葉は人体にも影響を与えるのではないかと言われています。
実際、肉体的には不明な点が有っても、メンタル的には影響がある事は皆さん周知の事と思います。
育児においても、褒めてのびのび育てると能力が開花しやすい傾向にあるのは、なんとなく聞いた事があったり、想像しやすい事だと思います。
言葉の影響と言うのは自身にも返ってきますが、周りへの影響は多大です。
『愚痴・泣き言・不平不満・批判・悪口』これらは口にしないように努めて下さい。
あなたの一言が、周りの人の迷惑になるという事を知って下さい。
誰も『愚痴・泣き言・不平不満・批判・悪口』を聞かされて、楽しい気分にはなりません。
あなたは自分の心の憂さを晴らす為に、他の誰かの心を沈めてしまっているのだという事に気が付けば、簡単には『愚痴・泣き言・不平不満・批判・悪口』を口には出来ないでしょう。
中に、「そんな事したら私ストレスで死んでしまいます」と言う人がいらっしゃいますが、大丈夫です、そんな事では死にません
『愚痴・泣き言・不平不満・批判・悪口』を口にしない事で鬱や精神疾患に掛かってしまうのは、あなたの問題解決への思考や方法に問題があるからです。
それを見直せば、多くの悩みや問題は解決に向かうか、あなたが背負うものではない事に気づかれると思います。
そして、これが落とし穴かな～？と気づいた事がありましてね。
『愚痴・泣き言・不平不満・批判・悪口』を口にしないように努めていても、
ついぼそっと口にする独り言。
これは誰かに迷惑を掛ける事では有りませんが、これも言霊です。
しかも、嫌な相手に対して「死ねばいいのに」「無に返れ」など恨みごとをぼそりと呟く人がいますが、これもNGです。
このような言葉が口癖になっている人もいるのだろうと思いますが、止めた方が良いと思います。
これは呪いの言葉であり、相手に呪いをかけたのと同じです。
『他人を呪わば穴二つ』自分にも返って来てしまいます。
誰かから理不尽な扱いを受けた時、人は当然怒りを覚えます。
しかし、その人に対してこうなればよいのにと言う罰を望む気持ちは、意識的に消して下さい。
怒りを感じ、制裁を加えたい気持ちは分かりますが、その思いは手放して下さい。
『因果応報』で、自分がしたことは自分に返ってきます。
善も悪も同様です。
あなたが呪わなくても相手には返ります。
そんな事は神や目に見えない存在達に任せて、あなたはその出来事を少しでも早く手放すよう努めて、平穏な心を取り戻して下さい。
繰り返しますが神や目に見えない存在達は『心の清い人が好き』です。
なので『欲深い人』と、いつまでも恨み事を思い続けたりといった『執着心の強い人』も、神や目に見えない存在達は苦手とするようですよ
スピリチュアル的には『地の時代』が終わり『風の時代に』移行しました。
この地の時代は、人間関係の強いしがらみの中で『上手く生きて行く事』が要求されてきました。
でも、もうそんな時代は終わり、軽やかに生きて行く風の時代が到来しています。
地の時代での悪事や隠し事が表面化し制裁を受け、人が正直に軽やかに生きていくことに目覚める時代がやってきているのです。
加えて、もう私達は十分『和』を重んじ、一定のルールの上で協力して生きて行く術を学びました。
今度はもうワンステップアップして、協調の中での『個の確立』を目指していく時が来ています。
地の時代の代表である『皆と同じなら怖くない』が風化していくのです。
生きる基準を自分以外の誰かではなく『自分』に定める時代となるのです。
それによって得られるものは『自由』と『自己責任』です。
自分で選び誰のせいにもせず自分で責任をとる人生は『恨み』を生みません。
『恨み』を持たないだけでも、清い心を維持できる根源となります。
多くの悪口は、妬み嫉みや自分への不満や不安から生じます。
『人と同じでなくてはならない』はそれらを生む諸悪の根源です。
そろそろ、自分を解放してあげましょう。
皆と同じでなくても良いのです。
自分の魂を痛めつけるのは終わりにしましょう。
『私は私で良いのだ』と知って下さい。
自分の中の『良心』を信用して、あなたを解放してあげて下さい。
解放されて活き活きとした魂は、あなたに幸せしか運んで来ない筈です。
そして、あなたは自分を大切に思い、人の悪口や愚痴を口にせず、いつでも笑顔で居られる事と思います。
そんなあなたを、神や目に見えない存在達はきっと護って下さる事でしょう
そして日々何気ないラッキーに感謝し、穏やかで清い心を維持できるよう、努力したいのもですね。
私も皆様と一緒に、精進していきたいと思っています
一緒に運の良い人になりましょう
応援しています