心の平和を保つには、競う事をやめるのが一番の近道だと思います。
競争は比較することから始まり、その対象はライバルと呼ばれる敵となります。
この敵を減らすことが、先ずは心の平和に必要な事です。
敵を減らすには、元となる比較をやめてみましょう。
①全ての人と自分を比べるのをやめる。
②全ての人と自分の大切な人を比べるのをやめる。
③全ての物と自分の所有している物を比べるのをやめる。
「では、どうやってモチベーションを高く保ては良いのでしょう?」
という声が聞こえてきそうですね。
確かに、比較の対象が無ければ成長を図る事は難しいですよね。
その解決法の一つとして、比べる対象を変えるという事があります。
対象をあなた自身に置き換えるのです。
あなたが超えるべき人は、いつでもあなた自身です。
今の自分を、昨日の自分、先月の自分、一年前の自分と比較してみて下さい。
どうですか?進歩していますか?成長を感じられますか?
成長を阻んでいるのは、いつも自分自身です。
例えば
①何もしたくないという怠け心の自分
②これでいいやという手抜きな自分
③どうでもいいやという投げやりな自分
④知ったこっちゃないねという無責任な自分
⑤他責にする卑怯な自分
⑥どうせダメなんだという自信の無い自分
⑦出来ないと諦めてしまう自分
等々挙げればきりがない、ダメな方向に導いてしまう自分です。
それらと戦って下さい。
会社のあの人や何処かの誰かではなく、自分自身と戦って勝って下さい。
誤解を恐れず言うならば、個人の能力に大差は有りません。
優秀な人はどの世界でも、一握りです。
その他大勢に属する私達は、せいぜいどんぐりの背比べです
だったら、目くそ鼻くその低レベルな比較に身を投じるのでは無く、あなた本来の高い霊性と向き合って下さい。
あなたは今回の人生に於いて必要な物は全部持って生まれてきました。
それを上手く使えていないのはあなた自身の責任です。
不遇な環境を身を置いていても、何かを成し遂げる人は沢山います。
それが出来ないのは、何かのせいにして自分を甘やかせているだけです。
『自分をダメにしているのは自分』
これを府に落として、努力してみて下さい。
自分と戦ってみて下さい。
出来なければ出来るようになるまでやって下さい。
その為に出来る事は全てして下さい。
出来ないと言って泣き言を並べる人は、途中で諦めてしまっているのです。
もう、自分を甘やかせて他責にするのはやめましょう。
あなたが負けたのは会社のあの人や何処かの誰かではなく、あなた自身なのです。
それに気づけば、心はずっと平和になります。
会社のあの人や何処かの誰かは、もう敵ではなくなるのですから。
そして、出来たらきちんと自分を評価してあげましょう。
よく頑張ったと労いの言葉と共に、ご褒美をあげましょうね。
それはバックでも靴でもお洋服でも美味しい物でも何でも良いです
教育に於いて、褒めるという事は大切です。
あなたは自分を教育する過程で結果にのみフォーカスして、ついつい褒める事や労う事を忘れがちでは有りませんか?
誰が分かってくれなくても、誰が知らなくても、あなたはあなたの努力と苦労を一番よく知っています。
だから、誰よりも自分で自分を褒めてあげて下さい。
それを繰り返す事で、あなたは自分を信じられるようになります。
それが『自信を持つ』という事です。
自信を持ったあなたの心は平和であるはずです。
そして、かつて自分が自分にそうしてあげたように、今度は誰かを褒めて労ってあげる事が出来るでしょう
それができれば、より一層あなたの心は平和となる事と思います
その日迄頑張って下さい
応援しています