こんにちは。オーストラリアで生まれ育つ娘に日本語を家庭で教えています。

 

今日は、今年の一時帰国の際の小学校の体験入学手続きについての続報をここに記します。書いとかないと忘れるからね!

 

去年までは帰省の度に、実家の近くの市立幼稚園に通わせていました。そんな娘も四月でピカピカの一年生に。帰国は今年の6月下旬です。去年、一度市役所の教育課にメールで問い合わせました。そのときは住民票を移すなども特に必要ないと言われました。

 

帰国日時が決まってから再度連絡を入れましたが、一か月たっても返信がない!というわけで、電話が可能な環境ならば直接交渉が一番だとは思います。あいにくうちはそう簡単にもいかず、両親に電話を頼むわけにもいかないので、もう一度連絡ししたところ、数日で返信いただけました。たぶん、ちゃんとメッセージが届いていなかっただけかと。。。

 

今は二月。異動の時期ですね。そういうわけで、4月にならないと手続きやら細かいことはなにもできないらしいので、とりあえずご挨拶をかねて教えていただいた学校のアドレスに一報を入れておきました。早速ご挨拶のメッセージが返ってきたので、ほっとしているところです。

 

正直、オーストラリアで準備できるものなんてほとんどないですし、大変なのは受け入れる側かなと思います。小学校は義務教育なので、最悪道具がそろわないとかあったとしても、受け入OKしちゃえば行くしかないんです。だから早めに連絡いれとくっていうのは、小学校の先生方の負担を少しでも減らせればいいなーっていう私の気持ちの問題ですね。いきなりこんな異星人送り込んじゃって申し訳ない!みたいな。

日本語の能力を上げておくとか、日本の文化を教えておくとか、親としてできる限りのことをしてきましたが、それでもやっぱり現場で実際に娘を扱う先生が一番大変だと思うので、負担を少しでも減らしつつ、できれば学校にプラスの風を送り込むことができればいいなーとは思いますが、それはまあ、6歳の娘にはちと荷が重すぎるかなと思う今日このごろです。

こんにちは。オーストラリアで娘に日本語を教えています。

 

音読が嫌になってきた娘と、音読の代わりにカラオケをやっています。6歳になった娘はひらがなカタカナはとてもスラスラ読めるようになってきました。Spotfyで好きな歌を流し、カラオケしています。

 最近は初音ミクの千本桜、プリキュアの歌とか、歌っています。歌なしで歌詞読み、ゆっくりバージョンで歌詞を追いながら歌わせる、できそうならテンポ通りに歌わせる、みたいな感じで数回繰り返しています。できればフリガナのついた歌詞があればいいですが、ない時は漢字を覚えるまで読ませることになります。

 とにかく、なんでもいいので大好きな歌を歌わせましょう。童謡とかでもいいですが、お勧めはアニソンです。小さいころに覚えたアニソン、今も忘れてないでしょう?その歌詞の意味を本当に理解したのは大人になってからだったとしても、心に残っているでしょう?動揺は美しいですが、それを大人になって振り返るのは、子どもができたときだけかもしれません。

 アニソンです。アニメを見せて、それを聞かせましょう♪

 その歌を聞くと、情景と、その時感じていたパッションと、ノスタルジーが一気によみがえり、大人になっても言葉の力を深めてくれます。

 歌は書き言葉が多く、文化的な背景をつかむのに役立ちます。矛盾しますが、流行言葉もとても多いです。詩ですからね。普段家庭で使わないような言い回しや、トピックが出てくるので、とてもおすすめです。できれば暗唱できるまで覚えた方がいいのですが、それはモチベの維持次第ですね。

 けっこう頭使います。あなたは今年何曲、歌詞見なくても歌えるほど好きな歌に出会いましたか? 脳トレになります。楽しいですよ。

こんにちは、オーストラリアで娘に日本語教育をしています。

 

さて、私達親子はこの1,2年ほどONEPIECEにハマっていたのですが(漫画とアニメ両方)これは私がある程度意図的に操作してきた結果なんです。日本に熱烈な好きなものがある、という状況が子どもの日本文化に対する理解を深め、読み書きの能力にも通ずるからです。この半年、寝る前の読み聞かせはずっとONEPIECEの漫画でしたし(今もです。あと10巻くらいで最新刊までいきそう)、音読も何度も自分でやっていましたし、なんなら漫画も自分のお小遣いから買うほど好きでした。アニメも繰り返し視聴し、難しい言葉も汚い言葉もワンピに教わりました(←これ大事)私は親として、先生として、ワンピのキャラで漢字カードをせっせと作り、ドリルを作り、日本語の上達はワンピ無くしてありえませんでした。

 

が、しかし。ここに来て異変が……。

最近娘のパッションが減ってきていることにはうすうす気づいておりまして、夫が見せるテレビのバービーやらなんやらの英語キャラにのっとられつつありました。焦った私が、この二か月ちかい夏休みにとった対策は、プリキュアです。

そう、プリキュアです。

二回言いました。

 

ありがとう、アマプラ。さようなら、ワンピ。一日中プリキュアを見る夏が過ぎ、ついに娘は言いました。

「プリキュアが一番好き。ワンピースは二番」

 

さいですか……。ええのやで、私はこれからもワンピ推してくから。最後の一人になっても。

 

残念ながら私には、プリキュアを使って漢字カードを作ったり、ドリルを作ったりする熱量はありません。それなら買えばええやないの、と思った私ですが、プリキュアはひらがなとかカタカナのドリルしかないんですね……。ま、でも、日本語ですから、漫画買ったりなかよし買ったりすれば、自分で日本語を読んでくれるのではないかと思っています。

 

そんな娘ですが、3年生の漢字の読みを徐々に覚えつつあります。今年一年生になるんだし、まあ、上出来ではないでしょうか。楽にいきましょう♪

こんにちは。オーストラリアでバイリンガル教育をしています。

 

前回の投稿からずいぶん経ってしまったんですけど、その間にあったことをザっと書き記したいと思います。

去年は二回程日本に一時帰国し、娘を幼稚園に通わせました。二回目は遠足や運動会など盛りだくさんでしたが、三週間の通園は娘的にはおなかいっぱいと言う感じでしょうか。園児との交流は多少ありましたが、控えめな娘に激アツな友情などはできるはずもなく、いやでもなければ楽しくもない体験となりました(笑) まあ、毎日通ってくれただけでも万々歳かな。

 

というわけで、今年は6月に帰国予定です。現在メールで市役所に問い合わせ中ですが、その間には最寄りの小学校に3週間ほどお世話になる予定です。ちなみに今年日本で言う小学一年生に上がる娘は、三年生の漢字を半分くらい読めるかな?というレベルになってきているので、学校の勉強で困ることはあまりないかと思います。しいて言えば、完ぺきだったカタカナの書き順がちょっとぐだぐだ、くらいですかね。勉強以外で、例えば学校のルールや日本の習慣に戸惑うことのほうが多いかもしれません。

 

 海外からいきなり帰って就学となるので、親としてどこまで準備してあげられるかわかりませんが、また具体的な市役所と受け入れ小学校からの返事がきたら、備忘録をかきたいなと思います。ランドセルとか、学校のお道具とか、制服とか、お金の面でもいろいろ心配なことがありますので、今後明らかにしていきたいと思います。

オーストラリアで6歳の娘に家庭で日本語を教えています。

今日は、娘の日本語教育にとても役立っているツール、日本のテレビ番組視聴について書きます。国外に住んでいる私達がどうやってアニメを見ているのか、テクニカルな部分を書きます。ちなみに私はド素人ですので、ネット接続やパソコンに詳しくない私でもできる簡単な方法ではあります。

 

大前提として、ネット経由で日本の番組を視聴するためにはVPNが必要です。パソコンやiPadなど、あなたの使っているデバイスがどこから接続しようとしているのかを隠すトンネルみたいなものですね。私が使っているのは、NordVPNです。安くはないですが、ネット接続の安定性と簡単さで考えると妥当かなと思っています。

https://nordvpn.com/ja/country/australia/?vpn=brand&gclid=CjwKCAjwoqGnBhAcEiwAwK-OkYN9vpK96wul6FI1tr8MCxKVU9Nt7cGgNcG59RzRNrnWUzrP-5N2FhoC1X0QAvD_BwE

 

Private Internet Accessも以前はつかっていたのですが、アマプラに使う時によく引っかかるようになってしまい、乗り換えました。

https://www.privateinternetaccess.com/offer/bestau?coupon=2Y2M&brand=vpncenter22&aff_sub=SID_50_d5d0cfdb2d1a93beef502fdfe831f11d_tl_25&aff_id=7757&source=au

 

私がアニメ視聴に一番よく使っているのは日本のアマゾンプライムです。オーストラリアのアマゾンもありますが、日本の番組を見たいなら日本のアマプラです。たいていの場合はウェブ上でストリーミング再生をしていますが、飛行機移動などのネット接続がない状態で長時間視聴したい場合にはアプリを使っています。予めパソコンに見たい作品をダウンロードしておけるので、便利です。ちなみにアマゾンは、このグーグルの拡張機能を使って英語の字幕を出すことができます。

https://chrome.google.com/webstore/detail/subtitles-for-language-le/hlofmmmlhfelbfhcpapoackkglljfcnb

これで日本語がわからない夫と家族そろってアニメ視聴が可能になりました。

 

https://chrome.google.com/webstore/detail/subtitles-for-language-le/hlofmmmlhfelbfhcpapoackkglljfcnb

ネットフリックスも使用しています。ちなみに、ネットフリックスはアカウントさえあれば日本にVPN接続するだけで日本の番組は見られます。

 

最近はこれでお手軽に様々な番組を見られるので使用頻度もなくなってきましたが、サブスクしているものの中にない映画や番組を見たい時は、パイレーツベイというサイトからダウンロードしています。日本からじゃなくても構いませんが、VPN接続は必須です。

ここから入手した映画や番組は、パソコン上でVLCメディアプレーヤーを使って、ファイルをダウンロードして視聴しています。

https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/vlcmedia_ply/

 

上記を駆使すれば、今のところ見たい番組はほとんど見れています。VPNサマサマです。

 

小学校に上がって半年余りで(まだ年長ですが)、英語が飛躍的に伸びました。胸をなでおろしている一方で、日本語の時間の確保をしっかりしないと、と気を引き締めているところです。今は学校から家に帰ってからも英語への興味関心が以前より強いからです。一人遊びの時日本語より英語の使用が多くなったり、英語の本も積極的に読むようになったり、夫がいる時には夫によりべったりになったり(夫とは英語のみで会話しています)、英語が楽しいようです。そうすると、実質的に日本語に触れる時間が減ってしまいますので、日本のアニメが見られる環境はとても有効です。日本語に興味を持つ、日本語で聞き取る、そういう体験ができますからね。幼児期にはあまり使わなかったスクリーンタイムですが、時間が限られている学童期にこそ、積極的に活用していきたいものです。