こんにちは。オーストラリアで娘に日本語を教えています。

 

音読が嫌になってきた娘と、音読の代わりにカラオケをやっています。6歳になった娘はひらがなカタカナはとてもスラスラ読めるようになってきました。Spotfyで好きな歌を流し、カラオケしています。

 最近は初音ミクの千本桜、プリキュアの歌とか、歌っています。歌なしで歌詞読み、ゆっくりバージョンで歌詞を追いながら歌わせる、できそうならテンポ通りに歌わせる、みたいな感じで数回繰り返しています。できればフリガナのついた歌詞があればいいですが、ない時は漢字を覚えるまで読ませることになります。

 とにかく、なんでもいいので大好きな歌を歌わせましょう。童謡とかでもいいですが、お勧めはアニソンです。小さいころに覚えたアニソン、今も忘れてないでしょう?その歌詞の意味を本当に理解したのは大人になってからだったとしても、心に残っているでしょう?動揺は美しいですが、それを大人になって振り返るのは、子どもができたときだけかもしれません。

 アニソンです。アニメを見せて、それを聞かせましょう♪

 その歌を聞くと、情景と、その時感じていたパッションと、ノスタルジーが一気によみがえり、大人になっても言葉の力を深めてくれます。

 歌は書き言葉が多く、文化的な背景をつかむのに役立ちます。矛盾しますが、流行言葉もとても多いです。詩ですからね。普段家庭で使わないような言い回しや、トピックが出てくるので、とてもおすすめです。できれば暗唱できるまで覚えた方がいいのですが、それはモチベの維持次第ですね。

 けっこう頭使います。あなたは今年何曲、歌詞見なくても歌えるほど好きな歌に出会いましたか? 脳トレになります。楽しいですよ。