姫路城 | TAKEの日記 -日常・レジン制作・心筋梗塞闘病記など-

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20代から日記を書き始めて現在40代。更新頻度はあまり高くないですが、きっと一生続けると思います。気が向いた時にのんびりと日々のことを綴っていきます。

この間の日記に、今年はあと1~2回は花見に行きたいと書いたけど、忙しかったり雨だったりでなかなか叶わず。
そうこうしてるうちに、この辺りの桜はすっかり葉桜に。

というわけで昨日、新幹線で姫路城まで行ってまいりました。

 

 

ネットの情報通り、ここの桜も散り始めてたけど、まだまだ残ってて十分に花見ができる状況だった。
しかしなんと美しい城なのだろうか。
真っ白な外壁にピンクの桜が映えまくりである。

 

 

姫路駅には新幹線一本で行けて、駅から姫路城入口までは歩いてすぐの場所にある。
だけど、その姫路城自体が広くて高い所にあるので、天守までたどり着くのも一苦労。
そのうえ城内の階段が急すぎる、というか、ほぼ梯子と言ってもいいかもしれない。
天井が低くて、しゃがみながら移動しなきゃいけない箇所もあったり。
しかも土足厳禁なので靴を手に持ったままで。
最上階に到着した時にはホッとした。
歳を取ってからだとかなり厳しいと思うので、まだ身体が動けるうちに行けてよかった。

中は外国人観光客でひしめき合ってて、日本人はあまりいなかった。
日本の城の中で、日本人の僕がちょっとした少数民族気分を味わう。

 

 

その後、近くにある博物館と動物園に行った。
あと、今回は行かなかったけど、神社や美術館や大きな公園なんかもあった。
この辺りの観光スポットが姫路城の周囲に凝縮されてるといった感じだ。

博物館と動物園のあとは、好古園という日本庭園に。
この庭園もすごく綺麗だった。
しかし、僕はここでも人間国宝級の方向音痴能力を発揮してしまう。
出口が分からず、外国人観光客のあとをついて行き、ようやく出口にたどり着くという始末。
誰もいなかったら庭園の中で迷子になってたな。

 

 

歩き回ってお腹がすいてたので、城のすぐ近くのお店に入り、姫路名物のひとつである穴子丼を食べた。
穴子は柔らかくて美味しかった。

セットでにゅうめんが付いてきたけど、これをすすって食べるか、すすらずに食べるかで迷った。
しばしば「今はグローバル社会なのだから、外国人が嫌がる麺をすする行為をやめるべきだ」なんていう意見を聞く。
この意見に僕は反対だ。
国が違えば文化も違うんだし、自信を持って堂々とすすって食べればいい。
だってここは日本なんだから。
無理に相手の価値観に合わせるんじゃなく、互いの文化を尊重し合うことが、グローバル社会を生きる者の本来の在り方だと思うけどな。

とはいえ、外国人観光客ばかりの店内で唯一の日本国民と化していた状況の僕が、この場においてジャパニーズスタイルを突き通す意義とは一体……もはやこの空間は海外のようなものであり、マナーに従うべきなのは僕の方ではなかろうか……と悩む。
が、結局……お吸い物的なものだったので、音を立ててすする程の麺の量ではなかったという……

 

 

買ってきたお土産。
右は御座候っていう姫路発祥の回転焼き。関東で言うところの今川焼き。
事前に調べて、ぜひ買って帰ろうと思い店を探したけど、どこにも見当たらない。
地下にも下りて、また迷子になりかける。
諦めて帰ろうとしたら、なんと、改札を通った先にあった。
そりゃ見当たらないはずだ。
赤あんと白あんがあって、両方買ったけどどっちも美味しかった。

さて、今回も貴重な体験をした。
一度も乗り換えせずに簡単に行ける場所なのに、今まで行ってなかったのがもったいない。