実際にいつかは裏切られる場面に遭遇し、
「ほぉら、やっぱりね」としたり顔になる。
自分の疑心を強化してしまうことになる。
そうすると、
疑心をさらに補強するような出来ごとに再び遭遇してしまう。
「思考は現実化する」のダークサイド・バージョンである。
自然体で素直に立っていることができれば、どうか?
危険が身に迫れば、本来の生存本能が働き、
スッと動くことができる。
それが、
日本人の持ち味でもあった「身体脳」という概念である。
「仕事も稽古だと思ってするのです。
何でも修行だと考えると凄く楽です。
頭で考えると損得勘定にしかなりません。
『自分に利があれば動く』のが頭脳的な動きです。
身体脳は違います。
自然体で感じた通りに動くのです」
(心道流空手師範・宇城憲治)
では、
具体的に何をすればいいか?
肩の力を抜き、自然になるべく親しむコト。
嘘をつかず、臍下丹田に気を込めるコト。
ナンバーワンではなくオンリーワンの道を行くコト。
極める世界を生き、調和融合を求めるコト。
言葉から感知の世界に転換するコト。
そして、
一瞬より短い「いま」を気迫を持って生きるコト。
※「身体脳」関連の参考記事はコチラ⇒
「達人とは?」
「戦略と戦術。」
「スピード・アップ!」
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