念のためプライバシー保護の意図から一部仮名を使っております(キリッ)。
▼あれは今年のGWの頃だったろうかー。
NLPの大御所クリスティーナ・ボール女史(仮名)のセミナーが大阪で開催されていた。
別の用事でゆらやまとも近くにたまたま居合わせたので、旧交を温めようと挨拶に伺った。
しばらくアメリカン・ジョークなど交えながら英語で談笑した後、軽くハグして別れようとしたら、
どこからか異様な殺気を全身に感じるのだった。
「What?(なんだろう?)」
ふと振り返ると、クリスのセミナーを受けていた大学の先生X氏が、
怒りの表情で体をワナワナと震わせ背後につっ立っているのだった。
▼ゆらを睨みつけるX氏の目は真っ赤に染まり、
噛み締めた唇からは鈍く光るワイン色の血がツーっとしたたり落ちていた。
硬く握り込まれた左右の鉄拳は小刻みに痙攣している。
身の危険を察したゆらは、クリスとのハグをやめて、握手に切り替え、その場を急いで離れた。
ゆらの流暢な英語と、クリスとの親密な関係への嫉妬だろうと推察し、とりあえず、
心優しいゆらはX氏に軽く詫びを入れておこうと思った。
すると、意外なセリフがX氏から返ってきた。
▼「なんでそんな、、、、
たどたどしい中学英語でゆらさんはクリスと喋れるんですかっ!?」
どうやら、X氏はゆらより英会話が数段上手いのだが、クリスとは話せないでいたらしい。
頭でっかちな大学の先生様らしいな、とゆらは不憫に思った。X氏は大きな勘違いをしているのだ。
▼「英語はあくまでコミュニケーション・ツールの一つ」
ゆらもこのマインド・セットに気づくまで、X氏と同じ勘違いをし、
外国人が近くに来ると手持ちの文庫本を急いで開き、読むふりをしていたものである。
▼で、ゆらがこのマインド・セットをマスターしたとてもパワフルな体験談がある。
ゼヒご紹介したいと思ったのだが、もう夜も遅い。とりあえず、明日ということで。。。
おやすみなさい。
完全版 英語リスニング科学的上達法 音韻篇(CD-ROM付) (ATR call)/著者不明
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