メタファー①助教編 | 元氣になる武学氣功

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 大人の怖い童話「マッチポンプ売りの少女」(マネー・ヘッタ・チャン)=下記=
を再読していたら、あるメタファー(例え話)が浮かびました。

 ある街に有名国立大学の教授Hさんが、三階建ての家を一等地に建てました。
国立大学の教員の給料ではとても想像できないほどの立派な豪邸です。
H教授の同期の助教Kさんは、
町外れにある築40年の崩れかけた木造アパートに独りで住んでいました。ちなみに、
助教とは助教授ではなく、助手の一ランク上、というか待遇はほとんど助手で、
独りで暮らすにもカツカツの経済状態だったそうです。
同じテーマであるエネルギーなんとか問題を扱いながら、
大政府の方針に沿った耳触りのいい甘い意見を述べるHさんはマスコミにもてはやされましたが、
その問題の危うさについて大真面目にズバズバと指摘するKさんはその存在ごと無視されていました。

 あるとき、なんとかエネルギーの大事故が起こり、
大政府の方針が間違っていることが判明しました。たくさんのデータ操作と虚偽調査、そして、
暴力団関係者も介入した違法行為までが明るみに出てきました。そりゃもう大騒ぎです。
同時に、事故現場では危険ななんとかエネルギーの廃屑が制御不能な状態に陥り、
人々を苦しめているようです。実際の所は正確な状況すら分かっていませんが。

 大政府の方針を後押ししていた教授のHさんは「今は大学側に発言を止められているから」
とシラばっくれていたのですが、気がつくと、いつの間にか海外遊学に出ていました。
いつ帰ってくるのでしょうか。
 一方、その大きななんとかエネルギー事故に対し、
助教のKさんは「非力な自分が大政府を止められなかったから」と涙を流し、
危険すぎる事故現場に単身乗り込んでいきました。

※メタファーはとりあえずここで終わりました(ちょっと嫌な妄想だな・・・)。さて? 

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