危機が迫ったとき、
砂に頭だけ突っ込んで隠れたつもりになっているダチョウの話=2011年6月3日付け=が
好評だったみたいなので、少しだけ補足を。
大きな災害が起きた時、それに対応する「アメリカCDC式災害対処システム」というのがあるそうだ。
概略としては、
ステップ1。最悪の事態をなるべくリアルに想定し、覚悟を決める。
ステップ2。その上で、今ここで絶対やらねばならないコトを伝える。
ステップ3。その上で、今ここでやるべきコトを伝える。
ステップ4。その上で、今ここで出来るコトを伝える。
以上。迅速に行うのが基本とか(WORST→MUST→SHOULD→CAN)。
で、今回、とある組織がやったことは、
ステップ1。最悪の事態をなるべく小さく見積もり、見ないふりを決める。
ステップ2。その上で、今ここで絶対隠さねばならないコト以外を伝える。
ステップ3。その上で、今ここで隠すべきコト以外を伝える。
ステップ4。その上で、今ここで見栄えのよさそうな出来るコトを伝える。
以上。 ん? なんか微妙に違うような…。