昨日は某所で計9時間のインナーマッスル系トレーニング。
意識朦朧となりながらも、なんとか無事生還できた。
約20年前、8時間休憩なし&水も食物もダメっていう荒稽古を、とある武術道場でやらされた、
じゃなく御指導していただいたことがあった。
今回は休憩ありで水も食事もOK、何よりも自らの希望である。
ホント楽勝だぜ!と言いたいところだったが、正直きつかった。
決して年のせいではない(キリッ)
で、改めて学んだこと。インナー・マッスルを鍛えるのは地味で、見栄えもよくないが、
やはり身体にはとても良いということ。
以前は武術家を志すはしくれとして、
腹はきっちり割れて腕も太くなきゃ、とウエイト・トレ-ニングなんかも取り入れていた。
それなりに身体は膨れて見栄えは強そうだったはずだが(←当然自己申告)、
実情はいろいろ故障が多かった。
あまりにも不具合が重なるので、約7年前からインナーマッスルを鍛える方向に変えた。
すると、見た目の身体の迫力はストンとなくなり、
パキパキした腹の割れもあっさり何処かへ消えてしまった。
でも、腹周りのプヨプヨ感に首をひねりながらも、体調はとてもよくなったし、
技も格段に切れるようになった。少しは強くもなれた(←自己申告&当社比)。
花を取るか、実を取るか。当然、両方取りに行きたいところだが、
モノにはやはり順序があるのだろう。
遠くに理想を置いた上で、目の前の現実を少しでも改善していく。
「リアル」に生きるぞ!