シックスペンスをスプリングSに送る国枝栄厩舎
結論から言いますと
スプリングSのシックスペンスは
厩舎傾向からすると完全に消えるパターンの馬です
とはいえ10頭立てでルメール騎乗
単純に3/10の確率で馬券内には来る確率の上
ルメールが馬券内まで持ち込む可能性は十分にあり
陣営のレース選択のうまさが目立つ出走だと思います
そもそもアーモンドアイレベルでも
デビュー戦で負けるのが国枝栄厩舎
好走と凡走を繰り返すのが国枝栄厩舎のパターンで
デビュー後無傷の3連勝で
クラシックに向かった馬はいません
どちらかといえばデビューが早く
デビュー戦で負けた馬のほうが将来的には出世しており
デビュー勝ち、2戦目も勝つような馬は
デビューそのものが遅い馬が多く
サリエラはデビュー2連勝でしたが
デビューは2歳11月で
3戦目のローズSは3歳9月で2着
パラレルビジョンが2連勝で
デビューは3歳4月で
3戦目は神戸新聞杯3歳9月で7着
早期活躍馬が多い国枝牝馬に対して
国枝牡馬で出世する馬は
マツリダゴッホやマイネルキッツがそうであるように
完全にクラシック路線に乗れない裏街道組で
現在の国枝栄厩舎牡馬オープン馬は
オープンに上がったタイミングが非常に遅く
ハヤヤッコ 3歳8月レパードS
ハーツイストワール 6歳2月早春S
サトノエルドール 5歳4月美浦S
パラレルヴィジョン 4歳1月ニューイヤーS
ちなみに
マツリダゴッホ 3歳12月クリスマスC
マイネルキッツ 5歳2月早春S
サイレントプライド 4歳12月ディセンバーS
カイトヒルウインド 5歳4月梅田S
過去の国枝牡馬で重賞クラスで活躍する馬は
ほぼ2,3歳の重賞には無縁で2勝、3勝クラスを
きちんと勝ち上がってきた馬しか活躍しておらず
シックスペンスも
デビュー2連勝を果たすくらいの馬ですから
ここでクラシックの権利を獲らずに
裏街道で地道に勝ち上がったほうが
将来出世するんじゃないか
という懸念は拭えません
とはいえ10頭立てでルメール騎乗では
消すこともままならない
国枝栄厩舎のシックスペンス