NATCH Party! | TABI天使日記

TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

今年の大晦日と来年の元日は、競技会。

アジリティ仲間と立ち上げた新しいクラブの、初の公式競技会である。
会長は、「正月から犬と走りたい人なんているかしらね?、赤字になったら
困るわ」と心配していたが、どっこい、やはり犬好きは年末年始も犬行事に
出ているほうが楽しいらしく、予想を上回る参加者数。

そして、今回はTABIのチャンピオン・タイトルのお祝いもかねているので、
ケーキやシャンパン、いろんなご馳走がテーブルせましと並び、賑やかな
大晦日となった。NATCHバーも持っていったので、みんながサインしてくれた。

競技が引けてからは、クラブのメンバーが会長の家に集まった。
森に囲まれた、別荘風の素敵なお家だ。庭には、競技会用の本格的なアジリティ
コースが設置してある。スゴイ。みんなこうやって練習しているのだ。

あまりに綺麗な家なので、みんな最初は犬を車に置いて中に入ったが、会長が
「ここは犬のための家よ、連れてきてよ」と言うので、お言葉に甘えて犬を
中に入れる。

テーブルには、次から次へと彼女の手作りのお料理が並ぶ。
競技会準備で超忙しかったろうに、お料理まで用意してくれたのかと思うと
頭が下がる。暖炉には、火を入れればいいように薪が用意してあった。
壁には、会長が一昨年に突然の病で失った愛犬の写真が飾ってある。

楽しくおしゃべりしているうちに、生食を犬にさせている人が多いことに気づく。
結構、そいういうことは表立って言わないから、わからないものだ。一度
カミングアウト(笑)すると、「あら?、そうだったの」と話がはずむ。

カナダ人と結婚してからずっと孤独な年越しをしてきたが、こんなに楽しい
大晦日は初めてだ。招待してくれた会長夫婦に、感謝。