TABI天使日記

TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

夏のTABI天使記念日。

 

しかも今年2026年7月19日はなんと、日本の暦上でもめったに訪れない、非常に特別な吉日だという。「天赦日」「一粒万倍日」「大安」の三つの吉日が重なるトリプル開運日なのだ。

 

おまけに日曜日!

そしてTABIの天使記念日!

 

こんなの、一生のうちでこれが最初で最後だろう。

 

まず「天赦日」(てんしゃび)とは何か?

 

読んで字のごとく、天が万物の罪を赦す日という意味。

この日に始めたことはあらゆる障害が取り除かれ、何事もうまくゆくという。

 

そして「一粒万倍日」(いちりゅうまんばいび)は、これもそのまま読んだとおり、一粒の籾が万倍にも実稲穂になるという意味。お金に関することに縁起が良い日で、お財布をこの日に買ったり使い始めたりするといいらしい。

 

「大安」はまあ、日本人なら説明はいらないだろう。

 

カナダに住んでるのに、そんなこと気にするの?

という声が聞こえてきそうだが、私の亡父は職業上、古来からの暦の吉凶にマジメに従ってきた人だった。カレンダーも現代風のと昔ながらの日めくりがいつも両方あって、「この日は大魔神が来る日だからナントカカントカ」というような会話を、私は子供のころから聞いて育った。だから今でもこういう話は、信じている、というより体に染み込んでいる。

 

ということで今日は、いつもよりお祝いに気合が入った。

 

と言いたいところだが、毎日暑くて手の込んだものを作るのもなあ、と思い、前菜はスモークサーモンのアスパラ巻き。

 

 

これはTABIちゃん用。

 

メインは写真撮るの忘れたが、レモンを練りこんだレモンパスタを、レモンたっぷりドレッシングであえた冷製レモン野菜サラダ。このパスタはコストコで買ったのだが、イタリアからの輸入物で、本当にレモンの香りがしてなかなか美味しい。たしかイタリアのレモンの産地で有名な、アマルファイ産だったと思う。

 

ワインもイタリア。

 

 

よくあるケースなんだけど、輸入物なのにカナダの地元産のワインよりずーっと安くて美味しいスパークリングである。

 

瓶のフタも、ちょっと変わっていて開けやすい。

 

 

ロゼなのだが、きめ細かい泡とサッパリした味で、夏のガーデンパーティーなどにもピッタリだ。

 

 

美味しいワインとお食事で、真夏の夜は少しずつ涼しさが増していく。これからも、いいことがたくさん起こりますように。TABIちゃん、見守っててね。ママは、いまでも大好きだよ。

あっという間だったな。

 

 

ようやっと、クロッカスが咲きだした。

あの日あの時、庭の八重桜が満開だったっけ。

 

今回のワインは、TABIが生まれた年に製造されたヴィンテージ・ワイン。27年前のワインだからもう、コルクがボロボロになってしまい、一度でコルクを抜けない。

 

 

ヴィンテージを飲むとき用の茶こしみたいのをいただいたので、それでコルクを濾してグラスにそそぐ。

 

 

もともと白ワインなのだが、月日がたつうちに熟成したらしく、まるでウィスキーのような色つや。そして、香りはミードのような、ハチミツのような香り。コクのある白ワイン、というと逆説的だけど、そんなかんじ。

 

「長い年月、あなたがたに味わってもらうために待ってましたよ」とでも言いたそうな、ありがたい味わいである。

 

TABIにはもちろん、パパがビーフステーキを焼いて小さくサイコロに切ってくれた。

 

 

たくさん食べてね。

 

私たちは、今夜はファラフェルのラップを作ってみた。

ソースは実は、コストコで買ったキューピーのガーリック・ソース。キューピーがカナダで買えるようになる日が来るなんて!TABIパパは、キューピーのソースが大好きなのだ。カロリー高めなので、いつもは週末にしか使わないけどね。

 

 

デザートは、ハーゲンダッツのホワイトチョコ・ラズベリー・トリュフ。

 

 

最近は食費が信じられないスピードでどんどん高くなって、ハーゲンダッツもしばらくご無沙汰してたな。

 

 

クリーミーな食感は、以前と変わらず。本物のラズベリーも、どっさり入っている。

 

食後に書斎のコンピュータ上で、9年前のビデオを見た。

涙があとからあとから流れ出て、悲しみが止まらない。

TABIパパと二人で、抱き合って泣くことしばし。

 

9年もの長い年月を経ても、心はいまだに癒えていない。

人って、いくつになっても学習の毎日だってこと。

 

前回、我が家ではタダでお犬さまのお泊りを引き受けることがあると書いた。友人知人とか、ご近所とかのわんこ限定だし、たいていの人は常識の範囲で頼んでくる。

 

しかし、中にはそれを逆手にとって、利用するだけ利用しようとする人も確実に存在する。

 

ご近所の、あるリタイア夫婦が、まさにそのクチである。

 

TABIパパの携帯に、毎週のように「うちの子を預かって」依頼が入る。TABIパパはまだフルタイムで勤務しているし、私たち夫婦だっていろいろと予定があるから、そんなによそのうちの犬の世話までできない。だから、ほとんどは断っている。「他の人にも聞いたけど、みんな忙しいのよ。あなたたちが最後の砦」とか言うが、結局はウチがタダだから都合がいいってことでしょ。

 

断っても断ってもメゲないどころか、先日はこんなテキストが届いた。

 

「今年の冬は家族で南の島に長期バカンスに行くから、12月と1月の二か月間、うちの子をお願いね」

 

冗談でしょ?!

 

これを引き受けたら、クリスマスと正月を含むホリデーシーズン中に私たち夫婦はどこへも行けず、家に閉じこもって他人のお犬さまの世話に明け暮れることになる。当然、即、断った。

 

だいたいそんなにしょっちゅう家を空けて、犬の世話係を探すのに苦労するなら、なんでペットなんか飼うんだよ?!飼い主としての責任ってものがあるでしょうが。

 

それか、ちゃんとお金を払ってプロのペットシッターを頼むとか、料金はかさむがケネルに預けるとかするべきだろう。彼らは裕福だから、そのぐらい払えるはずだ。

 

この近辺のケネルだと、犬一頭を預けるのに一泊だいたい65ドルくらい。二か月となると、4,000ドルくらいか。結局その分のお金を節約したいから、こっちにタダで世話させようってことね。

 

私たちが「できません」とキッパリ言ったとき、彼らはすごく驚いていた。「ああいいですよ、もちろん」と承諾すると思ってたらしく、どちらかというと憤慨していたと言ってもいい。こういう自己チューな人々は、カナダにはごまんと暮らしている。とくにフランス系カナダ人ね。

 

こういう連中とつきあうコツは、NOと言うべきときにハッキリNOと言うことである。「申し訳ありませんが」などと、下手に出る必要もない。相手は自分をバカにしてかかっているのだから、悪いのは自分ではない。

 

相手が「そんな、ダメなんてガッカリだわ」などと泣言をたれても、聞く必要はない。嫌われて口をきいてもらえなくなるかも、なんて気にすることはない。「ああ上等だよ!もうメッセージなんかよこすな!」と強気の態度に出たっていい。

 

きっぱりした態度をとり続ければ、彼らは私たちを相手にするのをあきらめ、他に被害者を探し始める。犬には罪はないからかわいそうだが、しかたない。

 

もう私たちは若くないのだし、今後は自分たちの平和を最大限守る手段をとっていかないと、無駄な時間とエネルギーを不当に奪われてしまう。

 

同様な立場のみなさん、がんばりましょうね。