せっかくうまくいったと思ったら。
今月は夫の誕生日があるので、こっそりDVDを注文した。
うまく彼のいないときに届いたので、とりあえず見つからないように隠した。
まずあいつが見ないようなところ、ということで、マスターバスルームの
クローゼットの、生理用ナプキンとかを入れておくバスケットの下に入れて
おいた。そのうちラッピングしようと思って、である。
ところが。
今朝方、「こんなところに新しいDVDがあるぞ」と夫。
シャワーの塩素除去フィルターを交換しようとしたが、買い置きしてあるはず
のフィルターが見つからず、あちこち探していてクローゼットも調べたらしい。
ちぇ、バレちゃしゃあねえや。
それが来週の誕生日用だと白状し、早めの「お誕生日おめでとう」になった。
あ?あ。ま、いっか。
ところで、今日は初めてのマンモグラム検診。
みんな「胸をぎゅ?っと押しつぶされて痛い」とかいろいろ事前に怖がらせて
くれたが、実際にはたいしたことなかった。超音波診断の、水を1リットル
飲んでオシッコがまんするのに比べれば、どうってことない。
検査室は女性ばっかで(当たり前か…でも少数だけど男も乳癌になるんだよね)
ピンクやラベンダーを基調としたインテリアはまるでエステサロンだ。
検査を担当するのも年配の女性たちのみで、応対がとてもやさしい。こういう、
患者に対する対応の仕方、ベッドサイドマナーが医師から看護師、検査技師
に至るまで徹底して行き届いているのも、こちらの病院の特徴だ。
本当にいつも感心する。患者はすでに病気というだけで心が弱くなっている
のだから、医療従事者のちょっとした心ない応対でひどく傷つくことがある。
患者に余計な不安を与えないよう、かといって赤ん坊をあやすようなバカにした
態度はとらないよう、充分な注意を払って対応している。ここまで教育が
徹底しているのだから、目の玉が飛び出るような高額な医療費も、まあ仕方が
ないかもしれない。
検査の前、乳首の位置にシールを貼るのだが、「初めての検査の記念に、持って
帰る?おみやげよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えてもらってきた。
もらってきたところで、果たしてどうしたものか。