四月のクラブ・ミーティング。
前にも話題になった会計問題だが、ますます深刻化しているらしい。
ビルの賃貸料がどんどん値上がりし、その他経費もコスト高になっている上、
収入が頭打ちで毎月すごい赤字なのだ。なんとかしなければ、といいつつ月日が
たち、なにもできずにここまで来てしまったという。
こういう老舗クラブにありがちなのは、重鎮たちを始めほとんどのメンバーが
高齢のため、新しい改革というのが常に古参メンバーによって阻まれるという
デメリットだ。今日だって、いろんな案が出されたが必ず古参たちに「そんな
ことはクラブとしてできない」と却下される。じゃ、どうしたらいいのさ?
ま、私たちなんか新入りだし、ここにずっと住むわけじゃないからべつに
クラブの将来について悩まなくてもいいわけだが、メンバーのなかには懸命に
クラブを立ち直そうと努力している人々がいる。それに、これだけ歴史のある
老舗クラブがダメになってしまうのは、残念だ。
瀕死の老象を見守るような気持ち。
なんとかできないもんかね?