前回は昼のパターンについて解説しました。

 

今回は夕方の洛楽について解説します。

↑下り15:00〜19:00

 

夕方の洛楽は出町柳16,17時台に淀屋橋ゆきが4本運転されます。発車時刻は16,46分発で昼の急行プレミアムカーが発車する時刻です(ただし洛楽特急の折り返し運用)。車両は2本目(16:46発)が3000系で残り3本が8000系です。

  また、洛楽は(京都)七条〜(大阪)京橋間ノンストップの列車なので、途中の待避させる列車について想像しにくいと思うので解説します。

 

  まず、出町柳駅の時刻表を見ると昼間と異なるのが、先述の通り急行プレミアムカーのところ(16,46分発)が洛楽に変わり、その急行は12,42分発と4分早くなってプレミアムカーではなくなります。また洛楽の後の特急が23,53分発から24,54分発に1分遅くなっています。

 

  次に洛楽のぶん下りの運転本数が30分に1本増えますが、上りの本数が変わらないので、回送列車が前後の上りに1本ずつ入るはずです。これは洛楽の直前の急行(12,42分発)が回送からの折り返しで、洛楽は淀屋橋到着後に回送になることで解決します。

 

  各列車ごとについて解説していきます。

洛楽

  洛楽の前の運用は淀屋橋15,45分発特急(1の位が2,6の方)で、後の運用は回送です。出町柳発は1番線からです。特急9運用のうちの1運用しかない3000系の運用が2本目の洛楽に折り返す運用なので、2本目だけが3000系です。よってこの後の特急運用から8000系3本と3000系1本が抜かれます。

  接続・待避は

・三条で急行と接続

・深草、淀、香里園で普通の追い越し

・枚方市で急行を追い越し

・京橋で中之島ゆきと接続

です。

↑2本目洛楽(16:46発)の淀屋橋到着時。到着後回送になります。

 

特急

  特急の8,38分発は1番線発で特急の折り返しで、24,54分発は2番線発で3000系急行の折り返しです。15:46発の急行一般車なので、その後の急行4本は3000系のため特急に一般車が混ざることはないです。よって前者(8,38分発)8000系(3000系は洛楽に)、後者(24,54分発)3000系です。よってこの後の特急8000系3000系がほぼ交互になります(9運用なので1周に1回2連続で8000系が来ます)。特急運用は洛楽→回送で8000系×3と3000系×1が抜けて、急行特急3000系×4が入るので、8000系×8+3000系×1→8000系×5+3000系×4になります。下り洛楽が4本なのは急行プレミアムカー運用が4つだからでしょう。

  接続・待避は両者ともに

・三条・丹波橋で普通と接続

・枚方市で急行と接続

・香里園で普通の追い越し

で、

後者(24,54分発)のみ

・京橋で中之島ゆきに接続

です。前者(8,38分発)洛楽が直後に到着するので、中之島線方面へは洛楽が接続します(特急でも接続が2分伸びる程度で充分使えます)。また、普通から淀屋橋方面へは後者(24,54分発)は全て特急が接続しますが、前者(8,38分発)16:08発のみ洛楽と共に接続します(残り3本は普通の到着が遅れるので洛楽のみ接続します)。

 

急行

  急行の1,31分発は急行の折り返しで、12,42分発は回送の折り返しでどちらも2番線から発車します。前者(1,31分発)は枚方市で特急接続→洛楽待避、後者(12,42分発)は三条で洛楽と接続し、枚方市で特急と接続します。普通との接続はどちらも丹波橋・香里園・守口市で昼と同じです。

 

・普通

  普通は普通からの折り返しで昼と同じですが、6,36分発の発車が2番線から発車します。洛楽の待避は深草・香里園(6,36分発)、淀(21,51分発)です。2本目以降の洛楽と京橋で接続の普通は、後者(24,54分発)特急の発車が1分遅くなっているのが急行(枚方市)→普通(守口市)と伝わるので京橋到着が遅れて京橋での特急(前者8,38分発)との接続ができません。他方の普通も同様に遅れますが、特急も発車が遅いので接続できます。

接続・待避は

・三条で特急

・深草(6,36分発)、淀(21,51分発)で洛楽待避

・丹波橋で急行特急と接続

・香里園で特急洛楽待避後急行と接続(6,36分発)、特急待避後急行と接続(21,51分発)

・守口市で急行と接続

・京橋で洛楽と接続(6,36分発)、特急洛楽と接続(21,51分発)

です。

 

朝の上り洛楽は結構ややこしい(1本目だけ後の折り返しパターンが違う)ので最後らへんにしようと思います。