気付きは
抑圧されたなかからしか
生まれない
満たされた状況からは
ヨガの学びは起こらない
ヨガを始めるきっかけは
体の不調だったり
心の苦しさからだったり
そういうきっかけから始まることが
多いようです
ヒトが自分を内観し始めるのは
悩みから
不幸の度合いが大きいほど
そこから抜け出した時の
喜びや気づきは大きいと
私のヨガの先生は 痛みはBlessing(祝福)だと言います
それが 自分の人生に起こるということは
その先に 気づきという幸せが 待っているから
つまり 人は
GAPから 学ぶのかなぁ と
豊かな家に生まれた人に
豊かさを実感するのは難しく
健康な体で生まれた人に
健康のありがたさを実感するのは難しく
視力の良いひとが
目が見えることのありがたさを実感するのは難しく
毎日美味しいものしか食べれない家で
美味しいものを実感するのは難しいように
( 朝の連ドラ 「ごちそうさまが聞きたくて」で 知ったのですが)
でも、同時に 人は自らの持っているもので
幸せになれる力を 十分に 持っている
以前 Youtube『全盲パパ時々サラリーマン』チャンネルで
全盲夫婦の日常生活で 料理をしている回を見たのですが
物の量を測ったり 何かを見るのに
指の触感を目の代わりに使われていて
ものすごく 感心しました。
視覚で見るよりも 触感で見る ことで
物のみかた とらえかたは また違ったように
もっと リアルな感覚で 生きれる気がしました
だから
ないものを数えるより
あるものを
自分が持っているものに
不足しているものはない のだなぁと
改めて 感じ入りました。