少し前のことなんですが
ここ カナダでも 母の日が ありました
日付は5月16日(日曜日)
基本 私は 記念日と称するものを記憶したり
祝ったりするのが苦手で
それも 年年なぜか悪化の一途
Googleカレンダーに記録して
お知らせ来るように したりするんですが
なんだか お祝いしたい 高揚感エネルギーが
どうしてか 枯渇気味で
家族の誕生日も
昔は 100均でデコレーション買ってとか
プレゼント用意してとか
まだ 動けてたのに
今では その日の夕食が
いつもの日より 美味しいものを食べれたら
それは お祝いの意味
なんて感じになっていて![]()
それでも 毎年恒例のイベントは
私の事情に関係なく やってくるわけで
母の日
ありがたいです
子供いなかったら
この日は 半分 他人事になってしまうイベントだから
前日の夕方 急に 上の子が
家の庭に生えているデイジーの白い花を
延々 咲いている花全て 手摘みし始めて
男の子なのに まだ7歳
花にも 心惹かれるのかなぁ なんて
台所の窓から見守りながら
夕食を作っていたら
小さな段ボール一杯分くらいのデイジーを
箱に入れて持ってきてくれて
はい 『母の日』 って 渡してくれました![]()
学校で そんなお話が あったのかなぁ
ありがたいですが
(母は デイジー 一本で すごく満足ですよ
)
その後
茎の部分が ものすごく短く切り取られた
花だけデイジー
総数 50本
くらいを
必死で 束ね
バンドで止め
コップ8個分に生けた 母でした![]()
おかげで しばらく
台所が お花畑な感じ![]()
デイジーって 野の花だからか
花の香りがなくて
もし 香りがすれば
きっと 毎日むせるような花の香りに包まれた
一週間だったことでしょう
日曜日 当日は 朝から 少年野球の付き添い![]()
いつも通り 子供たちを近くの公園へ連れていき
下の子のクラスが終わるまで
空いてるテニスコートで
上の子の自主練に付き合い![]()
(我が家のパパ役は 半分以上ママが担う昨今
なんせ 亭主関白なうえに加齢で 年々・・
世の中の 尽くす妻の方々 お疲れ様です・・
)
で 話は少年野球で
1時間のクラスが終わった後
なんと そのクラスのママ先生が
子供たちに 白いカーネーションを1本ずつ手渡してくれて
『母の日』を 演出して頂きました![]()
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子供は とりあえず 母のもとへ白い花をトドケテクレタ
少し前の『こどもの日』
一日遅れで 日本スーパーで買った
くずもちで お祝いしておいて 良かった~
と思った瞬間でした
さて その後 子供の遊びに付き合って
家に帰ると なんと 職場の子が 『母の日』だからって
白い大きな(一株18センチくらい)
ヒラタケを 持ってきてくれて![]()
島の木に 時々なっているそうです
ありがたく その日浜で掘った貝と
味噌汁にしました![]()
採れたてのものは
本当に 命を頂いている感が強く
とても 鮮度がよくて 美味しかったです
それにしても 週末
白い色の贈り物ばかり![]()
後日 職場の人にその話をすると
カナダでは 『母の日』は白いカーネーションだそうです
日本はずっと 赤いカーネーションだったので
まぁ ちょっとしたカルチャーショックでした
で 掲題の言葉
自分は 知っているようで 知ってない
「こういうものだ、こうあるべき」という色眼鏡を
知らないうちに 装着してるものですね![]()