何度となく、ドンへは私を求めた。
先輩を思って、私を抱きながら涙を流したこともあった。
普通なら、そんな態度…
私じゃない誰かなら怒ってても仕方ないだろう。
でも、私も望んだことたから…
ふと目覚めると、私はドンへのベッドの中でドンへを抱き締めて寝ていた。
部屋は白の比率が高い、モノトーンな部屋。無駄なものが一つもなくて、いたってシンプル。
そっと起こさないようにベッドの縁に座って、ドンへに背を向ける。
一糸纏わぬまま、髪を軽く結いあげる。
「…はぁ。とうとう、シちゃった。」
身体中に付いた赤い蕾。
ドンへらしく、胸元がとくに多い。
まるで先輩に、 貴方の心がほしいです。 と、言わんばかりに。
「ぬな?後悔、してる…?」
振り向くと、目覚めたドンへが私を微笑みながらみていた。
そんなドンへの髪を優しく鋤いてやり、微笑み返す。
「ん。お風呂、入ってくるね。」
ドンへの言葉を濁して、そのままバスルームへと行った。
「ねぇ、ぬな?今日、俺とデートしよ?その、昨夜の…お礼にご馳走するから、さ?」
朝食を食べながら、ドンへからのデートの誘い。
「でも、色々とまずいんじゃないの?ただでさえ、ドンへの立場を無視してシちゃったのに…」
「大丈夫。ほら、俺。そういう、キャラ設定だから…。やっぱり、イヤ?もし、昨夜ので動けないなら…」
「…行くから。それ以上言わないで。」
思わず昨夜のことを思い出して、赤面してしまう私をドンへはいつになく、優しく微笑んでいた。
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