"Food for Thought" -25ページ目

"Food for Thought"

日々考えていることを、自分の思考をまとめるためにも書きつづっています。

半期に一度開催の6社会。今回は、ゴルフ込の勝浦一泊旅行。ゴルフはやらないので、飲んで一泊して帰ってきました。



学生時代、父から「社会人になったら、色々付き合いもあるから、ゴルフ・麻雀・酒のどれかをやれ」と言われました。残念ながら、我が家は下戸の家系。父はビールをコップ一杯飲んだだけで爆睡するほど弱く、運動も苦手でゴルフはやりませんでした。その代り、麻雀は滅法強く、社内の麻雀大会で1位の賞品、冷蔵庫を持って帰ったほど。



自宅に雀卓もあり、父の部下たちが来てはいつも徹マン。起きると、タバコの臭いとゴロゴロ寝ている野郎どもがいました。「麻雀はどうも健康的でないな~」というネガティブ思考が働いたのか、父ほど強くならず、今ではほとんどやっていません。ゴルフは、入社してやろうと思ったのですが、当時新人は自分一人。残業・休出の嵐のなか、土日にしかも早朝から出かけるのは避けたく、「ゴルフ、やりませんので…」とお断りしているうちに、現在に至りました。ということで、もともと飲めないお酒を何とか維持です。



その飲みの方ですが、今回の6社会は、歴代のなかでも1・2位を争う完璧さでした。場所は、勝浦の「Zackばらん」さん。「付け出し~なめろう~刺身盛り合わせ~伊勢海老~いさき塩焼き~いわしと蓮根の天ぷら~金目鯛のしゃぶしゃぶ~雑炊~デザート」」と、新鮮な魚のオンパレード。特に、勝浦でとれる「ワタナベさん」という刺身は極上。伊勢海老も偽装品でない本物です。金目鯛に至っては、「これでもか!」と、大量の金目鯛が出てきて、料理が一人5千円也とは信じられません。東京であれば、1万円越え必至のコンテンツです。



翌日は、大半がゴルフへ出かけた後、勝浦を散策。朝市が有名ですが、最近更に有名なのが、「勝浦タンタンメン」。アマさん達が体を暖めるために始まったそうです。そのため、朝の6時からやっていますが、B級グルメのB-1コンテストでグランプリを取ったとかで、早速、朝から坦々麺。確かに暖まるし、バッチリ目が覚めるので、朝から坦々麺もいけました。

1128日、「第14回ラーメン大賞2013-2014」が発売されました。今回も知人が選定委員に選定され、選定委員をやっています(ややこしい)。会社近くの「支那そば○○」も「名店しょう油部門第5位」で掲載されました。常に厳しい競争を生き残らなければならないこの業界。かつては1位となった「せたが〇」もついに脱落。そんななか、数年に亘ってベスト10入りを果たすのは大変なことです。先日、久しぶりに「○○」へ行ったのですが、ものすごい行列。結局待ち切れず、その辺の中華料理屋に寄って帰りました。



最近では、インスタント・ラーメン業界も俄かに活気づきました。長年業界1位に君臨し続けた王者「サッポロ一番」。これを「いつかは抜くぞ!」と研究開発を続け、全社をあげて開発したのがマルちゃん「正麺」。「ま、どうせ大したことないでしょ」と思ったのですが、業界仲間から「あれは凄い」と聞いてトライしたところ、「これは凄い!」です。今までの袋麺の常識を覆す美味しさです。たちまち話題となり、慌てた他社が「ラ王」(日清食品)、「麺の力(サンヨー食品)」を投入。しかし、開発時間の長さと執念で「正麺」に及ばず、サンヨー食品は「麺の力」に加え、「頂」で再挑戦しています。



学生時代から、新商品は必ずチェックすることにしているので、一通り試してみました。しかし、やはりふる里が恋しくなるのか、結局「サッポロ一番」に回帰です。



因みに、自分で作るときには、「サッポロ一番」でも、きちんと鰹節と昆布で出汁をとってスープを作ります。「ええ~!」という人もいたのですが、これは必須アイテム。試しにやってみていただくと、もう出汁なしではやっていけません。「必ずネギを入れる」、「いやいや卵が絶対いるでしょう」など、人それぞれのバリエーションがあるようです。現在では、海外でも「Ramen」が大人気とか。とても奥の深い食べ物ですね。

社内のマネージャー研修の講師として呼んだM氏。いまでは研修企業を経営していますが、以前は仕事を一緒にした仲間です。



かつて、自分の直属上司・H氏が、サ〇・マイクロシステムズに転職しました。サ〇の人事本部長に就任し、それからサ〇へ人が流れるようになりました。自分もH氏からサ〇への入社を誘われましたが、IT音痴はわかっていたのでパス。M氏はサ〇へ移りますが、肝心のH氏は、その後のサ〇の業績不振とともに解雇。ある日、アメリカ本社の見知らぬ人事マネージャーから「君のポジションはなくなった。午前中に私物をまとめて退職せよ」と、メール1本でクビになったと怒っていました。一方のM氏は、サ〇を含めて外資系企業3社を転社(夕刊フジの「転職の達人」にも掲載)。最後の企業は、世界第1位のバイオ機器メーカーですが、日本での病院やドクターとの付き合いは特別で、毎晩深夜まで宴会。更に、日本支社長として、信頼のおける部下にも言えない様々なストレスへの対応からコーチングに出会い、独立・起業し今に至っています。



外資系企業の場合、上のように、朝ボスに呼ばれ、午後には退職ということがあります。リーマン・ショク直後の米系企業では、セキュリティ・カードが入口で反応しないと、「Go to your boss」のサインなので、毎朝「ビッ」と音がするかビクビクしながらカードを使ったと聞いています。また、外資系企業では、3四半期連続で数値を達成しないと解雇要件にもなります。この場合の「数値」は主にEPS(*)。企業は株主のためにあるということが徹底されていますが、全員大変なプレッシャーです。


研修終了後、M氏と久しぶりに食事をご一緒しました。「外資系企業で働いて何が重要と思いましたか」と聞いたところ、「リベラル・アーツ(教養)。専門性があるのは当たり前。その上で、哲学・歴史・文学など、知識や経験の引き出しをたくさん持っていなければいけない。特に、キリスト教の知識は必須アイテム」とのこと。最近、自分で思っていたことと一致したので意外でした。来月、忘年会でお目にかかります。また色々と伺ってみようと思います。



EPSEarnings Per Share (一株当たり当期純利益=当期純利益÷発行株式数)

たまに飲みに行く高校の同級生。蒲田で部品工場を経営しています。社員は8名。生き残りが大変ですが、肌身の経済感覚が研ぎ澄まされており、いつも勉強になります。先日も一緒に飲んでいたところ、「お前、1113日あいてる?」と聞かれたので同意。「俺、いまハマっているものがあってさ~」と、連れて行かれたのが、なんと女子プロレス!



場所は新木場の倉庫を改良したスタジアム。「ロッキー」がまだ街で試合をしていた時のような、ちょっとさびれた雰囲気がたまりません。いつもは自由席で見るのだそうですが、今回は同伴もいるためか最前列のかぶりつき指定席。



まずは新人対ベテランの試合。女子プロレスって、ダンプ松本みたいのばかりかと思ったのですが、新人・卜部真紀はなかなかキュートです。ベテランにいじめられ、結局は負けるのですが、ほぼ20分頑張り通し、「うん、あいつはいい選手になるよ」と同級生君もご満悦。



WAVEという興行グループの試合で、やがてその社長レスラーが登場。断髪をかけてダンプ松本と対戦して敗れ、約束通りリング上で断髪したばかりだそうです(丸坊主)。最後は、4人対4人の大乱戦で、かぶりつきの席までころがってきます。



非日常的で、なかなか面白い体験でした。それに凄いスピードです。プロレスって、あのスピード感が重要です(いや、何でもそうかも)。滅多に味わえない体験ですが、自分で「もう一度!」というまでには、まだ時間がかかりそうですね。

先週、土曜日に「転職友の会」のメンバーと飲むことになりました。色々と渡り歩いて、いまIR(Investor Relations)の会社に移っています。



いつもメールなど、午前3:00頃なのですが、仕事はその頃までが当たり前。出社は8:30と決まっているので、睡眠時間は毎日平均3~4時間。残業は、その月の働き具合に応じて、社長が「5~30時間」の範囲内で割り当てる(タイムカードなし)。その社長は17:00に退社して、毎日宴会三昧。何で飲もうと思ったかというと、社長の覚えがめでたくない人物の退職勧奨をやれと言われたが、そんなことできるのか。そもそも自分も身が持たない。この状況、どう思うか。と、いうもの。



あの~、それって、いわゆるブラック企業じゃない?


は言い出せず、ひたすら話を聞いて終了。23:00近くまで飲んでいたのですが、「これから会社に出る」とか。著名な企業を顧客を抱えているようですが、一方でこちらの社員は大変そうです。「昔の仲間はいいなぁ~」と、お店を出るころには少し明るい顔になっていたのがせめてもの慰めでした。

自社のコーポレート・メッセージを選ぶ際、ある候補がありました。「Answer」です。「お客様へ『答』を出す企業」として表現しようというものでした。力説する人もいたのですが、採用を取りやめました。



1030日(水)、米国NBA選手、アレン・アイバーソンが引退を表明しました。「また、マイナーなネタだな~」と言われそうですが、実は、個人的にはサッカーよりNBAの大ファン。現地で試合を見ましたが、ジェフの試合よりよほど興奮します(当たり前です…)。アイバーソンは、左腕に「THE ANSWER」のタトゥーを入れています。



中学時代からバスケで頭角をあらわし、コートで「答えを出す男」として「THE ANSWER」のニックネームがつきました。大学時代、白人対黒人の暴力事件に巻き込まれ、黒人ということから疑われて有罪・服役(のちに無罪が確定)。この時の経験から、「やはり、人は答えを出さなければダメだ」と思い至り、出所後に最初のタトゥー、「THE ANSWER」を入れました。長身のNBAのなかでは小柄な体ながら、4度の得点王に輝いています。当時、全米で「THE ANSWER」と言えば、アイバーソン。色々な思いも交錯して、結局「Answer」を取りやめたのです。



マイケル・ジョーダン以降、応援していた選手だったのですが、メディアを騒がすこともなく、ジョーダンのような華麗な「Final Shot」もなく引退。現役時代、アイバーソンは体の大きさについて色々と言われましたが、「大事なことは体のサイズではなく、ハートの大きさだ」と語ったそうです。もしかしたら何でもそうかもしれませんね。早く次のファンを探さねば…。

先週、また読書会がありました。毎回、幹事がテーマを決めるのですが、今回のテーマは「非実用的ながら、読んで面白かったもの」というお題。となると、当然飲食関係です。



まずは、「英国一家、日本を食べる」(マイケル・ブース)。英国のジャーナリストが、家族とともに日本中を食べ歩くというネタですが、抱腹絶倒です。外人から見た和食の良さもわかります。



続いては、「饗宴外交」(西川恵)。国会中継などでは、大臣の居眠り姿が映りますが、実は、昼も夜も海外などからの来客応対で大変。小国の首脳来日は新聞にも載らないのですが、ほとんど毎日晩餐会があるそうです。外交では、如何にトップの気持ちを捉まえるかが重要。世界中の首脳が、料理やお酒選びで如何に相手を喜ばせるかに工夫しているかが書かれています。接待という観点では、「ハーバード流宴会術」もありますが、接待をすることのある方は読むといいかもしれません。



最後は、「ロスチャイルド家と最高のワイン」(ヨハイム・クルツ)。1855年のパリ万博で、皇帝ナポレオン三世は、仏ボルドー・ワインを第1級(4本)~第5級に格付けました。今でも、その格付け通りなっているですが、その後、第2級から第1級へ唯一「昇格」したのが、シャトー・ムートン・ロートシルト(Chateau Mouton Rothschild)。ロートシルトは、ロスチャイルドのドイツ語読みです。第2級となったことがロスチャイルド家は不満で(「恐ろしい不正」)、それから品種改良・ロビー活動を展開して、約100年後の1973年に第1級に格上げを達成しました。その遍歴が1冊の本となっています。



こんなことを知っていても、実生活には何の役にも立たないのですが、「面白かった」というだけで紹介させていただきました。

美術館へ行くのは、①歩数を稼ぎながら(運動しながら)、②普段使わない右脳を刺激できる(お気楽に芸術に触れられる)、と一挙両得なので、よく行きます。先日、上野の「ターナー展」に行ってきました。日本画の展示だと人もまばらなのですが、外国のものとなると人も多く、年齢層もぐっと若返ります。それとなく、他人の会話も耳に入ってくるのですが、以下は見入っていた女性同士の会話。

 ・女性A「ねぇねぇ、この人、絵、上手だね~」

 ・女性B「ホント、絵、うまいよね~」 

<「あの~、この人、とても有名な画家なんですけど…」とツッコミを入れたくなる>


ターナーは、風景画が有名ですが、イギリスは日本と違って山が少なく、のびのびとした牧草地が広がります。「移動するなら電車がいいですよ。車窓から見える風景がとっても美しいですから」と、現地の駐在員に教えてもらいました。確かに、緑豊かでのどかな田園風景が続き、絵心がなくとも写生したくなります。ついでも、現地の小話も教えてくれました。

 

 ・イギリス人「フランス人は可哀そうだ。フランスにはイギリスのような美しい風景がないので、いつも女性の絵ばかり描いている」

・フランス人「イギリス人は可哀そうだ。イギリスにはフランスのような美しい女性がいないので、いつも風景ばかり描いている」



このバージョン、日本周辺の国ともできそうな感じですね。

社内の同僚が、ボランティアでワイン用ぶどうの収穫を手伝っていると聞きました。そんな話をしているうちに、一本買ってきてもらいました。「Rue de Vin, Deux Robes Violettes 2012」(赤)です。



「どうせ趣味の世界でしょ、ふふふ」とチョットなめてかかっていたのですが、これは、素晴らしい出来です! 2012年と最近のものにも拘わらず、全く若さを感じさせないなめらかさ。「ビロードのズボンをはいた幼いキリスト様が喉元をすべり降りていくよう」という表現もあるそうですが、まろやかに仕上がっていて、とても日本のワインとは思えません。赤ワインの場合、渋みは重要な要素で、「収斂性の強い」「ザラザラとした」「なめらかな」「ビロードのような」「シルクのような」などと表現されるそうですが、「なめらかな」移行であることは明らかです。



ワイン用のぶどうは、カラッとした季候と水はけのよい土壌を好みます。日本では条件に恵まれる場所が少なく、品種改良と醸造技術で進化してきました。いまでは「甲州」を始めとした世界的にも優れたワインを生み出すようになっています(和食にぴったり)。ちょうど、「神の雫」の最新号(第39巻)を買ってきたのですが、話題は日本のワインについて。パラパラと読んでいたら、「おお! 179ページに『Rue de Vin, Merlot 2011』が出ている!」と感動しました。世界中にあまたあるワインの中でも「神の雫」で紹介されるのは大変なことです。



こんなことを書いていると、ワインが飲みたくなりますね。ワイン会などあれば、紹介ください~!(笑)



10月1日は内定式でした。内定式では、例年挨拶をしています。今年は、創業者のことを絡めてお話しました。



市兵衛と渋沢栄一は、出会った日から相互に信頼しており、互いに助け合ってきました。「市兵衛なるもの、誠実なるものなり」と渋沢の自伝に書かれていまず。まずは、「誠実であることが基本」です。



また、足尾銅山は、慶長年間から開発されており、8800もの坑道の入り口があり、市兵衛が買った時には「枯れた」銅山でした。後に、ある人が、「あなたはどうして世間が見捨てた山を買って、ここまで成功したのか」と聞いたそうです。市兵衛は、「他人様がお堀りになったところを、更にもう1間(1.8m)ずつ余計に掘りました」と回答したと言われています。示唆するのは、「人様以上のことをする」ということです。



また、明治100傑に選ばれ、インタビューを受けた市兵衛。「事業成功の秘訣は何か」と聞かれ、「運・鈍・根」と答えたそうです。「運」はそのままLuck。「鈍」は、神経過敏に反応することなく肝っ玉を据えて事に当たること。「根」は文字通り根性。決めたことをやり遂げることですね。記者は続けて、「では、そのうちのどれが一番重要か」と聞き、「運。6割はこれで決まる」と答えたそうです。経営理念が「運」となるとどうしていいのかわからなくなりますが、運を得るためには日頃の研鑽が必要。「日々の研鑽が重要」と解釈したいところです。



「誠実」「人様以上のことをする」「日々の研鑽」をもって、これからの社会人生活の第一歩を踏み出してほしいと思います。