先週、若手のワークショップがありました。終わって、懇親会で色々と話すなかで、「うちの会社の良さって何だと思う?」と聞いてみました。「人間関係」と一言で答えが返ってきました。そう、採用でも、入社を決めた要因に「先輩社員」「会社の雰囲気」と答える人が多いのです。
「嫌われる勇気」という本で一躍有名になったアドラー心理学。「すべての悩みは、対人関係の悩みである」と言い切ります。しかし、この言葉の裏側には、「すべての喜びもまた、対人関係の喜びである」という定義が隠されています。
史上最も長い研究として、ハーバード大学が「成人発達研究」を行いました。1938年から約75年かけ、「何がいい人生をつくる?」を研究したものです。答えは、これも一言、
「いい人間関係に尽きる」
というものでした。更にこれは「量より質」。「信頼度の高い」関係が、幸福な人生の根拠であり、体力的な健康、脳の健全な働きにもよいとされています。勿論、チコちゃんではありませんが、諸説あるとは思いますが、意外にこれに納得しています。
だからといって、「人間関係をよくしましょう~!」と大上段に構えなくともよさそうです。若手たちも「きちんと先輩が見てくれている」「ちょっとしたことでも褒めてくれる」などが、そう思わせる要因と言っていました。日々の小さなことの積み重ね。それが、大きな価値に変わっていくのかもしれません。