マエストロのブログ - 「甲府浪漫」それはヴァンフォーレ甲府を楽しむためのエッセンス -7ページ目

甲府浪漫ver,0.0.78 -【真摯な姿勢】【J特】

【an attitude of sincere. - 真摯な姿勢】
2010 J.LEAGUE Division.2 Match.21
徳島ヴォルティス vs.ヴァンフォーレ甲府
(@徳島県 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム)
2010.08.08 18:30KO予定


前節の敗戦で被った痛手が大きくなるか、小さくなるか。それを決するは、この試合次第だろう。
現状で上位と下位にそれぞれ5点差となった前節。
下位との勝ち点差がさらに縮んでしまうようなら、その痛手は大きいものになる。
勝っても敗けても大事なのが次の試合とはよく言ったもの。

    *    *    *

昇格争いで見ると今節の対戦相手徳島はライバルである。
その陣容にも注意すべき人物が沢山いる。

FWでは津田選手、平繁選手、ドゥグラス選手。
MFでは島田選手、倉貫選手、徳重選手、柿谷選手。
と実にタレントが豊富。
今季、甲府から移籍した輪湖選手も要注意といえる。

前期の対戦では、拮抗した状態から試合終盤に上げた1点を死守してなんとか勝利。
しかし津田選手自身を徹底マークして働き場をかき消し、危険なパスが津田選手他前衛陣に入る間際で塞き止めるなど、集中した守備を試合を通して展開したからそこ得られた勝利。

他クラブとの試合をスカパー!で見ていると徳島というのは非常に怖い中盤、破壊力充分の攻撃陣が精力的に闘うクラブ。

守勢に回る時間帯をしっかり耐え、反攻時いかにギアチェンジをしていくか。カウンターに入る時の速度と、連動が求められる90分になると思われる。
それだけに今節のスタート時、いったいどんな選手を内田監督が選んでピッチに送り出すのかが興味深い。

    *    *    *

甲府の課題は守備の安定というべきか。
ここ数試合での失点数は決して看過できるものではない。
中断明けの3試合で無失点で抑えたのは大分戦のみ。
栃木戦では3失点を喫するなど、お世辞にも「堅守」と呼べない。

とはいえ末期的な崩壊を起こしているわけでもない。
感覚の少しのズレ、受け渡しの齟齬といったことのケアを十全に行うことで盛り返すことができると思う。

しっかり守備してという「J2的基本戦術」を敷くのも、一手ではある。
「巧手か悪手」、「好きか嫌いか」、はともかく。

栃木戦以外は再び湿り気を帯びつつある攻撃陣の奮起にも大いに期待するところ。

    *    *    *

昇格争いだけをしたいのではない、優勝争いがしたいではないか。
Jリーグ参入以来初めてのタイトルを獲りたいではないか。
それだけに、ここで失速してはいられない。

徳島の地で、再始動。
すべては甲府の勝利のために…

駆けつけるぞ!
真摯な姿勢で勝負に掛ける選手の奮闘を、この眼に焼き付けるために。






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甲府浪漫ver,0.0.77 -【Reset the World!】【J特】

2010 J.LEAGUE Division.2 Match.20
ヴァンフォーレ甲府 vs.東京ヴェルディ
(@山梨県 小瀬スポーツ公園陸上競技場)
2010.07.31 18:34KO
入場者数:12,523人

甲府-東京V
  0-1



「僅差で惜敗」という人が大半なのだろうか。
リザルト程に僅差でなく、内容は遥かに東京ヴェルディが勝っていた敗戦。
で15試合ぶりに苦杯を味わう。

敗けた試合で精度が低いと嘆くのはいつものことだが、それにしても運がなかった。
いやヴェルディの土屋選手を始めとする守備陣と土肥選手の奮闘に遮られたシュートの山がこの試合の総て。

「シュートは打たなきゃ勝てない」違う。
「シュートは決めなきゃ勝てない」だ。

今節も振り返るのには時間が多量に必要な程、重ねた「惜しい」。
勝てないと溜まる欲求「勝てっ!」

確かにフラストレーション。
前回書いたが、いまは何よりも「敗けない」ことが重要なのに。。。
言うは簡単だが、今節で1勝を挙げることの困難さを実感した試合もないのではないだろうか。

    *    *    *

危惧してたことがいよいよ顕在化してきたことがある。
#15
前節に鮮やかなシュートで得点したが、彼が一発屋の如くであることが気がかりでならない。
彼を活かすには養父が前衛で前を向いて通すパスが不可欠。
中央を厚く守る相手守備陣内にパウリーニョが埋もれていては、通すべきコースも見つからない。
パウリーニョが持つストロングポイントが素人目には見つからず、現状の甲府の中でフィットするようにまったく感じられない。

彼を活かす術を模索するのか。それとも諦めるのか。
その決断をすべき時に差し掛かってしまったのではないだろうか。
決断を促進するには良いタイミングとなるのが今節の敗戦であるといえる。

勿論、パウリーニョがゴールを量産してくれることを願って止まない。
けれど、試合に出れるのは11人。
勝利への可能性を高めるパッケージを揃える必要がある。

    *    *    *

もひとつある。
対戦相手の甲府対策にハマり続けているのか、対応し切れていないのか。
サイドの裏を取られる場面を量産し続けている。
一抹の不安なんてレベルでなく、明らかな懸念として筆者の内にアラートが鳴り響いている。
いいように甲府自陣内で攻めの形を構築されてしまっている。
甲府が繰り出すカウンターが、サイドバッカーの攻め上がりが相手に誘われて広大なスペースを作られていると感じている。
その結果、中央に陣取る守備陣は左右に大きく振られ続けてしまって常にスクランブル状態。
相手にとって好餌となる場所でのフリーキックを与えるファウルで止めるしかなくなる。

これって10'版の「甲府シフト」なのか?

    *    *    *

試合後にゴール裏での大先輩と話していたときのこと。
「今季ってよく考えてたら、まだ3敗しかしてないんですよね。」

そう。
3敗しかしてない。
今季の甲府が獲た経験は、紆余曲折を経たものだけど確かなもの。
勝ち切れるポテンシャルを持った編成をした今季の甲府。
敗けなしの緊張感から解き放たれた今こそ、見え難くなった事を「Reset the World!」。

奮起を期待して、週末徳島に向かおうと思う。




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甲府浪漫ver,0.0.76 -【試合に対する質】【J特】

【試合に対する質 - The quality of Match.】
2010 J.LEAGUE Division.2 Match.20
ヴァンフォーレ甲府 vs.東京ヴェルディ
(@山梨県 小瀬スポーツ公園陸上競技場)
2010.07.31 18:30KO予定


14戰敗けなし。
ホームで鳥栖に敗けて以来ドローと勝ちなどで奪取した勝点は40。
柏が開幕以来敗けなしで44。
射程圏内に捉えたとはいえ、まだ18試合を残している。
3位以下に8以上差をつけているといっても、こちらもまったく油断できない。

昇格とリーグ優勝が達成できるか否か。
それは現時点ではまだまだ未知数。
しかし現状で近い位置にいることは確か。
昇格マジックがどれくらいになるのか?
優勝争いを最後まで展開できるか?

    *    *    *

すべては今週末の東京V戦から始まる。

前期での対戦は味の素スタジアムで勝利。
昨季初対戦で3勝0敗。通算戦績は4勝0敗。
相性が悪い相手ではない。
しかしここ数節の甲府は、試合展開を読んでリードしている試合を勝ち切るというストラテジー不足と判断力の低下、守備での齟齬が課題。

これでは相手がどこであっても隙を与えてしまうことになる。
その間隙を突かれて失点した栃木戦の3失点目は、良い教訓とすべき。

    *    *    *

甲府は横綱ではない。
だから横綱相撲で勝ちきれとは言わない。
しかし、昇進のチャンスにいるとはいえるかもしれない。(横綱とは言わないが…)
それでも星獲りを誤れば昇進のチャンスはなくなってしまう。

今求められるのは敗けないこと。
言い換えれば失点に繋がるような緩慢さ-甘さ-を自らに決して許さない強靭な精神力が求められているのではないだろうか。

真夏の試合の、消耗烈しい時間帯で仕掛けてくる相手のパワープレイを粉砕するには、強い精神力が求められる。
本当に厳しい要求を我々サポーターは選手に求めていると思う。

    *    *    *

彼ら(選手やスタッフ)と我々サポーターが現出させたいものは勝利であり、昇格であり、優勝。
最上の歓喜を小瀬に齎すまで続く要求と戦い。

理想でもない、空想でもない、至高の結果を求める闘い。

クラブもサポーターも未知の闘いに今季は【幸いにも】参加できていると筆者は強く感じて止まない。




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甲府浪漫ver,0.0.75 -【どしゃ降り。後、虹。】【J特】

【どしゃ降り。後、虹。- Downpour after Rainbow.】
2010 J.LEAGUE Division.2 Match.19
ヴァンフォーレ甲府 vs.栃木S.C.
(@山梨県 小瀬スポーツ公園陸上競技場)
2010.07.25 18:00KO
入場者数:12,121人

甲府-栃木
  4-3
■甲府
 20分:ダニエル
 53分:パウリーニョ
 65分:秋本倫孝
 80分:ハーフナー・マイク


突然降り出す雨というのは対処に困るもの。
それがゲリラ豪雨だと尚更。

昨日の小瀬周辺、夕方の降水確率は60%。
ヴァンフォーレパーク内の物販エリアでは発売開始の新デザインポンチョの売り口上が「降り出す前にポンチョを!」といったもので、商魂逞しきかつての甲州商人の姿そのままだった。

    *    *    *

轟く雷鳴。それとともに大粒の雨滴が降り募る。
あっという間にスタジアムをすっぽり飲み込む雨。雨足の強さが情景をグレーに染め抜く。

「蜘蛛の子を散らす」の通り、各スタンドにいたサポーター・ファンは雨の凌げる場所へと退避する。
筆者も雨を避けようとGHスタンド階段下の喫煙所へと急ぐが、すでに人、人、人。まるでラッシュ時の東急 田園都市線のよう。
「これは無理だな」と早々に悟り、スタンドに戻る前にトイレに行くことにして向かう。

既にずぶ濡れでもあったので、急ぐことなく普通に歩く。
整髪ワックスが溶けてきたのか、滲みて目が痛い。

トイレに入ろうとするも、そこにも人だかり。
「あ、ここも雨が凌げるんだっけか。。。」せっかく濡れないように駆け込んだ方々に詫びながら、人を掻き分けてトイレに入る。

用も済まして、いざスタンドへ。
あの雨の中だったのでカメラを取り出すこともできなかったが、開門後にほぼ無人のスタジアムというのはなかなか味のある光景だったし、懐かしい光景でもあった。

メインスタンドS自由席下、ホームクラブ選手アップエリア付近にも人だかり。
クラブの機転なのか、落雷対策なのか、雨除けができないGHのサポーター、ファンを呼び込んだのだろう。
アップ中の選手を間近で観ることができたのは、不幸中の幸いといったところだろうか。
降雨量がどれくらいなのかはちっともわからないけれど、GHの排水処理をオーバーフロウさせてしまい、大旗を振るエリア付近は川さながらに水があふれてしまっていた。

雨も終息して西の空に雲の切れ間が現れ、そこから差し込む陽光が演出する虹が小瀬を彩る。
豪雨の納まりとともに「散った蜘蛛の子」たちもスタンドに戻ってきた。
それと時を同じくして選手達がピッチに現れる。

さあ試合だ。

    *    *    *

先に結論を言ってしまうと、大分戦同様に「勝てたことが良かった、それだけ。」という試合。
敗けてもおかしくなかった試合。
前節は「2、3点取られてもおかしくなかった」(秋本の大分戦コメントより)だったが、今節は取られてしまった。

得点力の高さがしっかりと結実してきつつあることは本当に喜ばしい。
では、守備面の課題はクリアされているのだろうか?

前半終了間際に訪れた失点の場面。
きっかけはダニエルが相手選手を倒して与えたFKが原因。
荒谷が自身で語ったようにGKの問題でもあるだろうが、それにしても危機をどう潰すかという機軸となるストラテジーがまったく感じられない。
ダニエルと山本の前半終了直後に起きた問答が目に焼きついた。

14戦敗けなしも、内容は下降している感が否めない。

3失点目の取られ方は特にいただけない。
07の甲府シフトを観せられていた時の記憶が蘇る。

「攻める時であるのか」、「幕引きに向けて時間との戦いに入るのか」そこをボール保持者が変わるたびにコロコロと変節していては、勝利するための大戦略が破綻してしまう。
なのでこの時に藤田の判断は、筆者にとって受け入れ難い。

    *    *    *

今節も甲府に幸いする他会場の結果。
柏-千葉の直截対決は、ドロー。
首位に4差。3位に8差.。
自滅によって好機を逸するということだけはして欲しくない。

前期日程が終了しただけ。
序章が終わり、次の楽章が幕を開ける。
いよいよ甲府の命運を決める戦いが幕を開ける。




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甲府浪漫ver,0.0.74 -【激闘必至!- Fought inevitable!】【J特】

2010 J.LEAGUE Division.2 Match.19
ヴァンフォーレ甲府 vs.栃木S.C.
(@山梨県 小瀬スポーツ公園陸上競技場)
2010.07.25 18:00KO予定


中断明けをなんとか勝利できた甲府。
見回すと18節は、僥倖この上ない節となった。
柏、ドロー。
千葉、大敗。
福岡、栃木、鳥栖、敗戦。

この先を考えるのは早計なのかもしれない。
しかし昇格、優勝を見据えて残りの20戦を戦っていくことが常態とすること。
動じない精神と結束を前提にした闘うチームに自らを昇華させてほしい。

今節の相手、松田【鬼門】栃木。
甲府キラーの河原は古巣新潟へと去ったが、恐ろしげな選手が今の栃木にはいる。
好調時の象徴的な選手、リカルド・ロボ。
彼の躍動を阻止し、封殺してこそ勝機を窺えると思う。

先制を許さず、逆に早い時間帯で先制して追加点を挙げて精神的打撃を間髪入れずに撃ち放つことが今節の課題。
守備面では、ホリディカードを使用したダニエル・内山も戻る。
センター、サイドともに本来のラインに戻ると予想。
甲府の守備の要、ダニエルと山本。
攻撃の「もう一枚」の効果を発揮する内山と吉田。
後衛の充実が中盤との連携をスムーズにもするし、手拍子でパスの応酬を繰り広げながら、相手ゴールへ迫る波状攻撃を再び発動出来ると思う。

    *    *    *

しかし栃木の補強は侮れない。
今、甲府に在籍するハーフナーマイクも鳥栖の山瀬選手もそうだが、中断時にレンタルで獲得した水沼広太選手も横浜FMで育成された選手。マイクも山瀬もレンタル先での活躍が認められているだけに、彼のこの先の活躍が期待されていることだろう。

前節、期待とともにピッチに送り出されるも無念の負傷。
果たして水沼宏太選手の出場はあるのか?




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ますます欲しくなるiPhone…

iPadを使用して、外出先でのブラウジングや様々な作業をこなしていると改めて思うのは「ちと重いなぁ…」ということ。

確かに便利だし、Macbookだと本体が重過ぎであり得ないし、付属品が多種なので回帰することは考えられない。
だけども、iPhoneに比して重さが気になりだしている。

しかしSOFTBANK 3G回線の脆弱さを寛容もできないから、基本的には国内キャリアが全機種完全SIMロックフリーにでもならない限り、導入することはないだろうな。

で、そこで登場するのが「iPod touch」。
あれなら、iPad wi-fiと同じ使い方ができる。
しかもこんな噂が立っているし。

次世代iPod touchは、カメラとFaceTimeを搭載か?

ん?なになに??
5Mpixの正面向きカメラ?
FaceTimeビデオ・チャット?

製品リリーススケジュールを遅延させないAppleのことだから、欧米の新学期に合わせて出荷できるように、そろそろ次世代iPod touch NextGene.を出してきそうな気がする。
我が家の初代iPod touchも御役御免となるのだろうか?



そういえば、iPadに音楽入れてない。
あのでかさでポータブルプレイヤーとかって…前時代的だわw。



補足:iPod touch入手して3年が経過。
 ヘビーローテーションで酷使し続けたけど電池交換未だにしたことない。
 Macbookだって、今月の初めにやっと交換したばかり。
 こちらも3年酷使した。

 iPadも電池の経年劣化が低いみたいだし、その辺の技術はすげーね。

甲府浪漫ver,0.0.73 -【「最上」は「良い」の敵】【J特】

【「最上」は「良い」の敵 - Perfection is the enemy of the best.】
2010 J.LEAGUE Division.2 Match.18
大分トリニータ vs.ヴァンフォーレ甲府
(@大分銀行ドーム)
2010.07.18 18:04KO
入場者数:14,518 人

大分-甲府
  0-1
■甲府
 76分:秋本倫孝


中断明け最初の公式戰。
大分トリニータを相手に迎えた第18節。
アウェイ、大分銀行ドーム。

 $マエストロのブログ - 「甲府浪漫」それはヴァンフォーレ甲府を楽しむためのエッセンス

全国的に梅雨明け宣言がされていたが、大分は湿度を高める効果を存分に発揮する雨が降り詰めていた。
始まりは選手紹介時。
甲府の選手紹介を掻き消す大分サポーターのチャント。
久々のリーグ戦だし、こんなだしでスイッチが入った。
※行為自体はアウェイの洗礼なのでどうこうは思ってないです。
 小瀬では逆に掻き消しちゃいますよ!

    *    *    *

前半はスコアレス。
大分のペースで進んできた印象。
いいように裏を取られて危険な場面を何回も作られる。
しかし大分も最後の最後で決め切れない。
これは甲府に幸いした。

甲府の繋ぐ意識は、パスの出し手になるとあるのだが、受け手やパスを出した後になるとどうもその意識は薄れてしまうよう。
そのため大分の出足の速いプレスに遇うと苦し紛れに前に放り込んでしまい、繋がらない。

    *    *    *

後半。
失速した印象の大分選手陣。
前半、バランスがよかった中盤がナリを潜めて攻撃に力なし。
対する甲府も前半同様の展開で両者決定的な場面を作るも膠着する。

70分の片桐のシュートはバー直撃でゴールならず。
マークが緩んだ隙を突いての一撃だっただけに勿体なかったが、これもサッカー。


停滞気味の均衡を破ったのは甲府。
76分。
右サイドからのコーナーを片桐が入れ込む。ファーへ。
マイクがヘッドで合わせるが、擦るのみ。
バウンドするボールをマイクの後ろから秋本が右脚を合わせてシュート。

10得点王を狙う男の右脚が捥ぎ獲った先制点。
少ないながらも遠い大分まで駆け付けた甲府ゴール裏が沸騰した歓喜。
汗だくでみんなで歓喜に包まれた一瞬だった。

    *    *    *

1点を守り切った甲府が勝利。
試合後コメントでの秋本。
「後半優勢になったのはウチが良かったのではなく、相手の運動量が落ちたから。」
「ボールへの寄せも甘いし、バランスも良くなかった。攻守の切り替えも遅かったし、前半2、3点取られてもおかしくない試合だった。」
「勝てたことが良かった、それだけ」(J's GOALより引用)
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この試合の総括みたいなコメントでその通りだった。
内田監督の意図なのか、それとも単なる齟齬なのか。
ちぐはぐなところが散見された甲府。
勝つには勝ったが、課題だらけの内容に一抹の不安の残る試合だった。

追い求める理想が最上とばかりではなく、ベストなパッケージを見定めることこそ監督の仕事だと思うのだが、果たして。。。


どう纏めて優勝と昇格に結びつけていくのか。
キャプテンの手腕に期待。
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柏に6差と縮め、千葉との差を6と拡げた。
前期最終試合の次節栃木戦。
鬼門・難敵の松田栃木を撃破して、柏や千葉を筆頭とする上位陣との暗闘に先んじよう!


大分でともに応援し続けたみんな。
お疲れさまでした。


大分での夕食は、偶然見つけたお店でしたが最高でした。ウマーw
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帰りはフェリーで愛媛に行きました。
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Let's GO 大分!!

大分に向けて、出発!!



Posted from iPad.

iPadがやってktkr!!!!!!

我が家に、私の所にiPadがやって参りました!!!
いま、このエントリもiPadで書いています。

すごいな、ほんとにすごいな!
このエクスペリエンスはほんとに衝撃的!

予約なしでApple Storeの◯◯店に飛び込んでみたらフリー在庫があって。。。
はい、即買い。

それでは、ジョブスを真似して。

Posted from iPad!

甲府浪漫ver,0.0.72 -【再開!- Resumption!】【J特】

2010 J.LEAGUE Division.2 Match.18
大分トリニータ vs.ヴァンフォーレ甲府
(@大分銀行ドーム)
2010.7.18 18:00KO予定


南アフリカ大会はスペイン代表の優勝で幕を閉じた。
自らの矜持に忠実だったスペインに最大限の賛辞を贈りたい。

もうひとつ。
ミシェル【将軍】プラティニUEFA会長が倒れたという。
意識はあるとのことだが、大事に到らないことを祷る。

    *    *    *

リーグ再開。
待ちに待った時をいよいよ迎える。
第1クールの18試合を消化するまであと2節。
【難敵、大分】と【鬼門、栃木】。ここは是が非でも勝利したい。

今節は大分に乗り込んでの闘い。久々のドームに踏み入る我等の甲府。

キム・ポギョン選手を欠くとは言えども、まったく油断のならない相手だ。
森島【デカモリシ】康仁選手、菊地直哉選手がいるし、08ヤマザキナビスコカップ優勝を経験している高松大樹選手もいる。

ハマると怖いのが大分。
その爆発的な攻撃力を活かして、相手ゴールに迫る。
どのクラブにも言えるが、ボールが繋がり前への推進力が増した状態だと、運も味方してボールがカットされにくくなる。

いや、運ではない。
連動しているからこそ、ボールを獲られる前に拾い上げられる。
だからそこから再度攻撃に戻れる。
そうなったときに粘り強く守備に徹する。
 ・相手のコースを先んじて切り取る。
 ・危険な空きスペースを生まないように、守備線を整えるコーチングを絶やさない。
 ・焦れてつっかけてファールを貰わない。
本当にシンドイことこの上ないのだが、決められたら終わってしまうという覚悟の下で臨んでもらいたい一戦。

    *    *    *

第2クールは上位陣との直截対決が押し寄せてくる。
その時に、どの順位でいられるのか。
直接対決を征した時の恩恵は計り知れない。相手の勝ち点を抑えこみ、自分達との点差を拡大できるのだから。

だからといって昨季までのように、下位に甘んじているクラブとの対戦で黒星やドローで終わっていたら、その恩恵も半減してしまう。いや、帳消しとされてしまう。

そう考えると、第2クールはどこをとっても敗けられない闘いばかりだ。
残り20試合。
来季の甲府が立つカテゴリー決める【本当】の闘いが幕を開ける…







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