甲府浪漫ver,0.0.77 -【Reset the World!】【J特】 | マエストロのブログ - 「甲府浪漫」それはヴァンフォーレ甲府を楽しむためのエッセンス

甲府浪漫ver,0.0.77 -【Reset the World!】【J特】

2010 J.LEAGUE Division.2 Match.20
ヴァンフォーレ甲府 vs.東京ヴェルディ
(@山梨県 小瀬スポーツ公園陸上競技場)
2010.07.31 18:34KO
入場者数:12,523人

甲府-東京V
  0-1



「僅差で惜敗」という人が大半なのだろうか。
リザルト程に僅差でなく、内容は遥かに東京ヴェルディが勝っていた敗戦。
で15試合ぶりに苦杯を味わう。

敗けた試合で精度が低いと嘆くのはいつものことだが、それにしても運がなかった。
いやヴェルディの土屋選手を始めとする守備陣と土肥選手の奮闘に遮られたシュートの山がこの試合の総て。

「シュートは打たなきゃ勝てない」違う。
「シュートは決めなきゃ勝てない」だ。

今節も振り返るのには時間が多量に必要な程、重ねた「惜しい」。
勝てないと溜まる欲求「勝てっ!」

確かにフラストレーション。
前回書いたが、いまは何よりも「敗けない」ことが重要なのに。。。
言うは簡単だが、今節で1勝を挙げることの困難さを実感した試合もないのではないだろうか。

    *    *    *

危惧してたことがいよいよ顕在化してきたことがある。
#15
前節に鮮やかなシュートで得点したが、彼が一発屋の如くであることが気がかりでならない。
彼を活かすには養父が前衛で前を向いて通すパスが不可欠。
中央を厚く守る相手守備陣内にパウリーニョが埋もれていては、通すべきコースも見つからない。
パウリーニョが持つストロングポイントが素人目には見つからず、現状の甲府の中でフィットするようにまったく感じられない。

彼を活かす術を模索するのか。それとも諦めるのか。
その決断をすべき時に差し掛かってしまったのではないだろうか。
決断を促進するには良いタイミングとなるのが今節の敗戦であるといえる。

勿論、パウリーニョがゴールを量産してくれることを願って止まない。
けれど、試合に出れるのは11人。
勝利への可能性を高めるパッケージを揃える必要がある。

    *    *    *

もひとつある。
対戦相手の甲府対策にハマり続けているのか、対応し切れていないのか。
サイドの裏を取られる場面を量産し続けている。
一抹の不安なんてレベルでなく、明らかな懸念として筆者の内にアラートが鳴り響いている。
いいように甲府自陣内で攻めの形を構築されてしまっている。
甲府が繰り出すカウンターが、サイドバッカーの攻め上がりが相手に誘われて広大なスペースを作られていると感じている。
その結果、中央に陣取る守備陣は左右に大きく振られ続けてしまって常にスクランブル状態。
相手にとって好餌となる場所でのフリーキックを与えるファウルで止めるしかなくなる。

これって10'版の「甲府シフト」なのか?

    *    *    *

試合後にゴール裏での大先輩と話していたときのこと。
「今季ってよく考えてたら、まだ3敗しかしてないんですよね。」

そう。
3敗しかしてない。
今季の甲府が獲た経験は、紆余曲折を経たものだけど確かなもの。
勝ち切れるポテンシャルを持った編成をした今季の甲府。
敗けなしの緊張感から解き放たれた今こそ、見え難くなった事を「Reset the World!」。

奮起を期待して、週末徳島に向かおうと思う。




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