マエストロのブログ - 「甲府浪漫」それはヴァンフォーレ甲府を楽しむためのエッセンス -5ページ目

甲府浪漫ver,0.0.98 -【We aren't hopeless!】【J特】

2010 J.LEAGUE Division.2 Match.37
FC MITO HollyHock vs.Ventforet KOFU
(@Ibaraki,K's denki Stadium Mito)
ETA 2010.11.28 13:00 KO

    *    *    *


LAST 2!
残り2節で2010のリーグ戦も終焉。
前節、不甲斐ない試合をファン、サポーターに見せつけ、彼らの帰路につく足取りを重くさせてしまった甲府。
昇格の喜びを分かち合うはずだったその日を台無しにしてしまって顔色なし。
どんな思いで振り返るべきか?
前にも書いたが、「よい演者」として提供する演目のクオリティを高めて行ってくれとしか浮かんでこない。

今節の相手、水戸。
指揮官の退任が既に発表されている。
10'水戸の集大成をホーム最終戦でもある今節に全て表現しようと挑んでくるに違いない。
草津戦と同じように、相手のモチベーションがとても高い。

対する甲府も同様。
まだ非契約選手の発表はされていないが、10'甲府でやれる試合はあと2つ。
あと2つしかない。
来季のこともモチベーションだけど、今いる選手でできる試合はあと2つしかないってことも充分モチベーションになるはずだ。

前節を申し訳ないとおもってくれるのならば、どうか今節は勝っておくれ。

    *    *    *

思えば甲府のまわりの評価も今昔。
過去には「Jのお荷物」と言われ、経営難からの消滅まで逝きかけた。
今も地方のクラブであり、大資本がバックにあるわけでもないことはかわりない。

それでも今日までを振り返ると、いろんなことを達成してきたと思わずにはいられない。
舐めてきた辛酸もたくさんあったけれど、それでも手にした偉業は、ファンやサポーターに与えてきたものは大きい。

逞しくあれ、甲府。
挑む気概を全面に押し立てて。
We aren't hopeless! - 俺達はおちこぼれなんかじゃない!



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甲府浪漫ver,0.0.97 -【Bittersweet...】【J特】

2010 J.LEAGUE Division.2 Match.35
Ventforet KOFU vs.Thespa KUSATSU
(@Yamanashi,Kose Sports Park Athletics Stadium)
2010.11.20 14:34 KO
Attendance:12,113 peoples.

KOFU-KUSATSU
  2-4
■KOFU
 Mike HAVENAAR(77min)
 Yuji YABU(81min)

    *    *    *

昇格内定を勝ち獲ったクラブの試合としてはお粗末。
来季のことを危ぶむ声がそこかしこで喧しく聞こえた週末。
けれども筆者はそれほど危ぶむ気持ちは(今はまだ)ない。

確かに4失点もしないと目が覚めないようでは鈍感すぎる。
「誰かがやるだろう」・「そのうち点が入るだろう」なんて他力本願な気持ちでいることは万死に値する。
いつでもそんな気持ちを律する者だけに、オーセンティックシャツに袖を通してピッチに立つ最低限の権利が与えられる。
その上で調子が良いかどうかだろう。
選手各位がこれからもプロフェッショナルな選手でありたいのなら、猛省すべきだろう。

予算が限られたクラブにとって、価値創造を見込めない支出は悪でしかない。
だからその年の末には容赦なく契約更新せずの通知を下すべき。
上記のような最低限の「仕事」もできないのならば。
どの選手がどうだったのかということはここでは語る意味がない。
強化部やGM、マーチャンダイザーやマーケティング部門が総合的に判断して行動に移ればいい。
それを不服と思うなら、日々の中で「悪しき支出」の烙印を押されないように弛まない努力を続けるべき。

この試合を観ていて抱いた感想はそれだけ。

    *    *    *

昇格ボケなどと揶揄された今節の甲府。
選手がマッチデイでも浮かれていてどうするというのだ。
あなたたちはオーディエンスではない。
観衆は常に良き結果を前に歓喜し、浮かれるのは当然の権利。
しかし演者は違う。果たすべき役割がある。
供される演目が4失点では、観客は浮かれることもままならない。

小瀬に集まる人の最大のニーズは得点であり、勝利だ。
顧客のニーズに応えられない自らを「よい演者」か「わるい演者」かと、とく自問して週末の水戸に向かうことを望む。

    *    *    *

負け惜しみではないが、佐藤主審は自分の美学と矜持にばかり固執し過ぎだと思う。
貴兄の拘りよりも、大切なものが試合にはある。





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甲府浪漫ver,0.0.96 -【Great Job!!!】【J特】

2010 J.LEAGUE Division.2 Match.34
TOCHIGI S.C vs.Ventforet KOFU
(@Tochigi,Green Stadium Tochigi)
2010.11.14 17:03 KO
Attendance:5,625 peoples.

TOCHIGI-KOFU
    0-2
■KOFU
 "Paulinho"(79min)
 "Maranhao"(84min)

    *    *    *

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2010.11.14。
待ち焦がれた。
思えば、2008年の開幕からずっとこの日を待ち焦がれていた。

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栃木県、グリーンスタジアム栃木。
ここを"約束の地"にするために。凡てはそのために。
誰もがそう感じ、そう確信して、数多の甲府サポーター・ファンが集い来た。


試合開始前、メインスタンド側からスタジアム全景を眺める。
すぎっちゃんさんと、しみじみ語らう。

 「それぞれの感慨があって一様に興奮してる感じですね。
 「なんだか、前に観ていた甲府とは違った風景です。

    *    *    *

話しながらも今季を少しばかり振り返っていた。

開幕で派手にやっつけられて、ホーム開幕を台無しにするドロー。
岐阜で今季初勝利を挙げて、ホームで鳥栖に前節の勝利をフイにする惨敗。
「今季もか…08や09のようにしてしまうのか……」本当に打ちひしがれて小瀬を後にした第5節。
この時の自分に、もし遭えるなら「心配しちょし。」と言ってあげたい。

遠い熊本での勝利を境に破竹の5連勝。
その中で忘れることのできない試合がふたつ。

第8節 東京ヴェルディ戦。
第10節 横浜FC戦。

5連勝の始まりである熊本戦、勢いを齎した富山戦も大きなポイントであることには違いない。
けれど「敗けをドローに、ドローを勝ちに」という昨季の大きな教訓を活かすことができた。
そして、選手の結束と信頼、責任を全うして全力で戦うことができたからに他ならない。

手にする栄誉は大きい。

    *    *    *

試合の話しは置いておこう。
今節は試合のことよりも、昇格やこれまでのことばかりが思い浮かぶ。

というか、うまく言葉にできない。
言葉にできないが、今日は起きてからずっと幸福な気持ちでいっぱいだった。
身体の痛みや疲労感も、枯れた声も。

アディショナルタイムに入った時、メインスタンドに目を向けると沢山の人が立ち上がり、跳ねたり、大きな手拍子で謳っていたりしてて、胸が熱くなった。
謳いながら、どうしようもなくこみ上げてきて涙が溢れてきた。
フロントでもない、選手でもないけれど…ものすごい感動に包まれた。

    *    *    *

2010.11.14。
この日をきっと忘れない。
試合終了後、握手した人の顔を。
喜びを分かち合ったみんなの顔を。

おめでとう、甲府。
ありがとう、甲府。
またがんばろう、甲府。いっしょにがんばろう。

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    *    *    *

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今日は休刊日だけど、号外がでました。


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はくばくさんの広告。
昨季最終戦翌日の全面広告に、どれだけ助けられたか。
そして、昇格決定翌日のこれ。
がっちり鷲掴みされました。

甲府のプレスもこれくらいできればもっといいアドバタイジングできそうなのになぁ。。。




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甲府浪漫ver,0.0.95 -【Long time no see...】【J特】

2010 J.LEAGUE Division.2 Match.33
Ventforet KOFU vs.Giravanz KITAKYUSHU
(@Yamanashi,Kose Sports Park Athletics Stadium)
2010.11.7 14:01 KO
Attendance:11,219 peoples.

KOFU-KITAKYUSHU
   6-0

■KOFU
 "Paulinho"(16 min)
 Yuji YABU(34・70 min)
 Mike HAFNER(37・39・51 min)

    *    *    *

更新が遅くなりました。

    *    *    *

今の気持ちはまるで、食べ放題のバイキングに来て、がっついてしまった感じ。
それにしても、これほどの得点を得て勝利するのはいつ以来?
昨年のホーム福岡戦の6-1以来か。

16分。
先制はパウリーニョ。
マークとプレッシャーがあの程度だと、無いに等しいのだろうと思った。
ゴール後に映されるリプレイを観ていてそう感じた。
暴君の膂力を前面に押し立てると、彼の左脚は相手の意思をも砕く破壊力を発揮する。
精神的に北九州は打ちのめされた感が強い。
以降、前半は「甲府の前半」になってしまった。
口火という言葉がピタっと嵌る先制点。
そこから甲府のゴールショウが幕を開ける。

34分。
ロープレッシャーの守備陣を、置いていくようにドリブルしてPAに迫り、放たれる弾道がネットを揺らす。
養父の久々のゴールが決まり2-0。

37分。
マイクのごっつあん気味のゴール。
でもそこにいること、動き出しをしているからこそのゴール。
保坂のボレーがマイクの足元に入り、これをファーへと流し込む。

39分。
3点の差は両者に真逆の作用を施す。
北九州は、修正する間も与えられず。
対する甲府は、「撃てば決まる」という精神的高揚を手に入れる。

低い弾道のミドルは、ブレて時久選手の判断を狂わす。
キャッチできると判断してボールは揺らぎ、納まるはずの手を掠めてゴールネットを揺らした。

51分。
この日もマイク以外にもフィールド上の選手が躍動していた。
柏。彼もそのひとり。
北九州陣内、右サイドを駆け上がってマッチアップするDFを数回の切り返しとフェイクモーションで翻弄していく。
そしてマイク目掛けて放ったクロスを、高い打点のヘッドで突き刺し、マイクのハットトリックが完成。

ゴール後に甲府のゴール裏にゲームシャツをまくりながら駆け寄ってくる。

「#20」

もう一枚中に着ていたシャツに刻まれた番号は片桐のもの。
小瀬をなんともいえない素敵な空気で包み込んだマイクの行動がとても嬉しい。

70分。
養父にとって初めてとなる1試合での複数得点。
その2ゴール目が決まる。
プレッシャーをものともせずに詰めて、優しく添えられたマイクのラストパスに豪快に飛び込み様に振りぬいて突き刺す。

ゴールだけ振り返ってもこれだけのものになる。
スタンドも大騒ぎ。
ゴールを喜んでいる間に次のゴールが決まって、再び喜ぶなんてことになっていた。

    *    *    *

どのスタンドもこの日の勝利を何よりも待ち続けていた。
千葉戦を自分たちに勢いをつけられるような勝ち方で終わることができ、昇格戦線でも大きなアドバンテージをつけられたのが、覆っていたプレッシャーを打ち消す特効薬であったのは間違いない。

もうひとつ。
期待され続け、それでもなかなか結果に結びつけることができていなかったパウリーニョの躍進が、よいリズムを産む原動力でもあると思う。
ボールに対するアクションが常に連動を齎すためにあり、中盤以降も積極的にスクウェア構築に参加していく。

数と質を高めて素早く攻め、再びスタートポジションに戻る。
攻撃にも守備にも責任と規律を上手に持ち込め初めているように強く感じる。

さあ、マジック2。
もう直前に近くなったアウェイ栃木戦が待ちに待った歓喜の瞬間となるのか。
結果はともかく、この日の様な甲府であればすばらしい戦いを観せてくれると思う。

すべては、その先に待つ喜びを得るために。。。
【ICHIGAN】となろう。










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甲府浪漫ver,0.0.94 -【Knockin' on Heaven's Door】【J特】

2010 J.LEAGUE Division.2 Match.32
JEF UNITED ICHIHARA・CHIBA vs.VENTFORET KOFU
(@Chiba Fukuda Denshi ARENA)
2010.10.31 16:03 KO
Attendance:13,393 peoples.

CHIBA-KOFU
   1-2
■KOFU
 "Paulinho"(16min・86min)

    *    *    *

ユナイテッド・パーク(クラブハウス、練習場、ショップなど)と道路を挟んで、近代的建築美を湛える「それ」は堂々と存在した。

『フクダ電子アリーナ』

まるでこの日の激闘を、その洗練されたフォルムとディテールに内包しているかのよう。


台風と秋雨前線が活発だったため、台風通過の時間によっては開催も危ぶまれる状況だったが、台風は彼方に過ぎ行く。
しかし前線までは引き連れて行く事はなく、雨水を溜め込んだ雲が、千葉市の空に重苦しく垂れ込めていた。
今にも降り出しそうな雰囲気。

    *    *    *

-障壁を越えることの意味-
この千葉戦での勝利が物語っている。
昇格圏内を賭けた戦いは熾烈。
昨季は湘南と最後の一枠を争った末、僅差で逃した。
昨季は乗り越えることはできなかったが、それでも「乗り越えることの意味」を学ぶ好例だったと思う。

    *    *    *

32節を振り返ってみると、MOMはパウリーニョで疑いなし。
序盤から枠を捉えたシュートを乱発していた。本当に枠内に飛んでいく弾道ばかり。
これがパウリーニョの真髄なのだと、感服した。
惜しむらくは、シーズン通じてこのパフォーマンスを観れていないこと。

・先制点。
パウリーニョの得意パターンというか、格ゲー的に言うなら「回避不能技」と呼ぶべき形。
相手ラインの裏へ『置きに行った』パスを山本が入れる。
フリーで合わせるパウリーニョに背後から寄せる千葉DF。だがこの形ではパウリーニョにとってはキーパーとの1:1の場面と同じ。
バウンドを巧く流して脚を振り、対角線へと流し込む。
お見事!

・追加点。
帰宅して録画を確認したが、ゴールからの距離は約35mくらいだろうか。
この得点前にも岡本選手の好セーブで決まらなかったが、初動が遅れていたならば決まっていたFKを蹴ってもいた。
現地では、手拍子を煽るためにスタンドを向いていて、振り返った瞬間にはネットを揺さぶっていた。

「キレ」のあるパウリーニョ。録画ながら鳥肌で身体が泡立つ。
その凄まじさを実感した。
この日の2得点で11得点をマーク。現得点王までの差は5得点。こちらも射程圏内だ。
この切れ味を次節にも発揮して得点を量産してほしい。


3トップを形成することが多いマイク・マラニョン・パウリーニョがそれぞれ10得点を越えていることが今季の得点力の高さを証左している。
多数の選手が満遍なく得点するというのも小気味よいが、FWが他のフィールドプレイヤーを寄せ付けない得点力を発揮しているというのがすばらしい。

やはり「FWは得点を奪い取る生物」という存在だと、筆者は思うから。

    *    *    *

もうひとり。
IOMとでも呼ぶべき存在。柏好文。
「運動量の計算など最初から念頭にしてなどいない」とでも言いたそうに走り回る柏。
アレックス選手とのマッチアップも実に痛快だった。ドリブルで千葉陣内へと突入していく姿に心躍る思い。
甲府の右辺を完全に自分のものにして、レギュラーとなって活躍してほしい。

    *    *    *

首位の柏は次節、引き分け以上で昇格決定となる。
甲府はまだまだ予断の許されない戦いが続く。

・勝ててないホーム。
・参入初年度クラブへの勝負弱さ。
・(リーグ順位が)下位クラブへの勝負弱さ。
・得点して安堵してしまうマインド。

挙げ始めたらキリがないくらいに、出てくるネガティブな要素。
そんな要素を払拭することが求められる。
「できるか?」「できないか??」ではない「やる」だけ。
忘れるな、苦々しい昨季最終節を。
「天国」と「地獄」を隔てる判定に、芸術点や努力ポイントは加点されない。


勝利して昇格への地歩固めを確実にする。
残りの5試合がどんな展開になるかを考えるのではなく、昇格圏内のキャスティングボードを掌握するための戦いをする。
相手が誰なのかではない。

予断は許されないが柏の次に近い場所にいることを自信にして、そのことを胸に宿して週末の33節に向き合おう。


扉はすぐそこに見えてきている。。。




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甲府浪漫ver,0.0.93 -【SHOUT!! - サワギターイ!!】【J特】

2010.J.LEAGUE Division.2 Match.32
JEF UNITED ICHIHARA・CHIBA vs.VENTFORET KOFU
(@Chiba Fukuda Denshi ARENA)
ETA:2010.10.31 16:00KO


これだけ日が経ってしまって、いまさら愛媛戦について話すのは気が乗らない。
ホームで勝てない。
残念以外に言葉がない。
それ以上でも、それ以下でもなく。

「次こそは」と信じ、願うだけ。

残念なのは勝てないからではない。
覇気がない。
盛り上がりに欠けてしまう展開をダラダラ見せ付けられるのが、いや。
盛り上がって、大いに騒ぎたいのさ。

ホームで!

    *    *    *

今週末には唯一残された上位対決の千葉戦。
今季、「アウェイ無双の甲府」と「ホーム無双の千葉」。
この両極の邂逅はどんな結末を迎えるのか。

4位を突き放すことは、昇格圏死守の必須項目。

どんな展開になるかとか考えるのも楽しいが、漠然と漫然とマッチデイを純粋に待ち望む今の気持ちは、原初に感じていたもの、そのものだ。


いいかい、甲府。

勝てば官軍、敗ければ賊軍。油断めさるな陣巡り。

だ。
敗けたら、カッコつかないぞ!
事ここに至って、プレッシャーかけるなとか言っちゃイカン。

プレッシャーじゃない【期待】であり【希望】なの。
「J1に連れてって」
これが小瀬に来るサポーター・ファンの期待、希望なの。

いまそれを叶えられる位置にいる。
歓喜を齎すことこそ、期待に応えることに他ならない。

長いレースももう終盤。
選手とともに、どこへ、どこまでも。


ほんとはちっちゃいながらも優勝のシャーレを掲げる甲府をみたいんだからね。
まだまだ諦めんとこうよ。







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甲府浪漫ver,0.0.92 -【pratiharya】【J特】

2010 J.LEAGUE Division.2 Match.31
Ventforet KOFU vs.EHIME FC
(@Yamanashi KOSE Sports Park Athletics Stadium)
ETA 2010.10.24 14:00 KO



タイトルはサンスクリット語で示現(じげん)。

示現。
小瀬に示現してほしい。
勝利という示現。

クラブと選手に強く求めたい。
確信という示現。

    *    *    *

第31節は、瑞相示現となるだろうか。
昇格への瑞相となるような試合運びをしてほしい。
無論、勝利すること。

昇格候補、現時点での得点王がいるクラブがホームでの勝利から遠退いて、はや3ヶ月。

さすがに淋しいな。
暑い小瀬で観てきた今季の試合は熱狂を齎すことの少ない試合ばかり。

アウェイによく行く筆者は、感慨深い勝利をたくさん享受しているが、なかなか行けないという人にとっては勝利もテレビやネットの速報の中。

ホームは敗けてはいけない。
小瀬に集まる人のニーズは勝利。
モヤモヤするためになど誰も来ていない。

スタンドとピッチが呼応してボルテージの高まる空気や雰囲気を味わいたい。

そんな瞬間を小瀬に現出させることができるとしたら、いろんなモヤモヤは雲散霧消し、筆者を含むサポーター・ファンの期待するものが確信へとなるのではなかろうか。







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甲府浪漫ver,0.0.91 -【なぜ、ベストを尽くさない?】【J特】

【Why don't you do your best? - なぜ、ベストを尽くさない?】
2010 J.LEAGUE Division.2 Match.30
コンサドーレ札幌 vs.ヴァンフォーレ甲府
(北海道 札幌厚別公園競技場)
2010.10.16 13:03KO
入場者数:6,010人

札幌-甲府
  1-1
■甲府
 28分:パウリーニョ


 
photo:01


プライベートでは初めての北海道。
天候にも恵まれて、降り立ったときには雨の気配は微塵も無し。
陽気は寒さ対策に念を入れた筆者をあざ笑うかのように暖かく、吹き付ける風も心地よい秋晴れ。

札幌ドームで観戦できたら更によかったのだけれど、そうはいかず会場は厚別。
空港から電車に揺られて数十分。降りた駅からシャトルバスでさらに十数分。
到着した先に広がるのは広大な原野…ではなく、ベッドタウンに総合運動公園とスタジアムはある。
西東京や横浜の港北区みたい(な雰囲気と言って伝わるのだろうか…?)。

既に開場していたスタンドに入り、腰を落ち着ける。
どうやらKO90分前の到着だった模様。
着替えも終えて、スタンドでアウェイのスタジアムや雰囲気をしばし愉しむ。
札幌のマスコットが大きな手(羽?)で器用に自転車に乗っているのに関心したり、コンサドールズの見事さにしばし見惚れたり。。。

    *    *    *

厚別のピッチは状態がよくないと聞いていた。確かに転がるボールは降雨時のように重く見える。
芝が長いのかとも思ったが、ピッチ自体がバンピーなのも手伝ってスムーズさに若干欠ける。

キックオフ!
「今日も勝って帰ろう!」と心の中で、スタメンの選手たちにエールを贈る。
陣取った場所に傾斜はほぼなく、ピッチとフラットな位置なのでホームゴール裏サイドでの攻防はよくわからない。
なんとなくだけど、甲府の攻撃に覇気が感じられない。様子見なのだろうか?

そうこうしているうちに28分を迎える。パウリーニョのシュートが決まり先制。
しかし、こちらからはディテールは判らず。いい時間帯に獲れた得点を心から寿(ことほ)ぐ。
だが安心なんかまったくできない。なぜなら『甲府病』が発動しないか気が気でないからだ。

こちらの不安を掻き消すために、奪った得点の大切さを軽んじないために必死に護り、前半を終える。

    *    *    *

最近一身上の都合(思い付き。)でタバコを止めたため、HT中にひとりスタンドにいる。
またしてもコンサドールズに目を奪われつつも、札幌の素早い前衛をどうしても捕まえ切れないことに焦燥の念が燻る。

後半、「やられる」としたら…
そんなことに思いを巡らしつつ、スタジアムは後半を迎える。

    *    *    *

【 甲府病 】は症状が実に多岐に渡るらしい。
根源は 【 一瞬の責任放棄 】 なのかもしれない。
Aは受け渡したと思い、BはAが追い続けるものと思う。

右に左に走らさせられていたり、アップダウンさせられていると消耗する。
身体的疲労は迅速な判断を妨げる。
精神疲労は、思考の空白を生み出してしまう。

そのことで自分よりも別の選手が守備に当たるべきと思いたくもなるし、その材料には事欠かない。
しかしそれで本当に失点してしまっては顔色なし。なんの意味も無い。

疲労による疾患とも言える『甲府病』…
誰がどうとかではない。
責任どうこうを論じるのは意味が無いし、それは個々に充分行っていると信じたい。

    *    *    *

サッカーはチーム競技。
連携と連帯こそが肝なんだとつくづく思う。

失った勝ち点を悔いても手にすることはできない。
「事象を受け入れて、分析して共有、日々の練習や試合の中で実践してこそ、明日の勝点3を確実なものにすることができる」
筆者はそう信じている。
だから、厚別での戦いで得たことは、とても貴重。敗け惜しみでではなく、(敗けてはいないが。。。)そう思う。

    *    *    *

泣いても笑っても、あと7試合。
最後の最期で身を助けるのはチームとして「努力したこと、積み重ねてきたものへの信頼と実行」だって甲府。(07のスローガンみたいな感じだけど。。。)


またがんばろう。
おつかれさま。







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甲府浪漫ver,0.0.90 -【Kofu,Standing Far north.】【J特】

北の大地に向かう。
勝利を見届けるために。
それだけ。
それだけで充分。

1勝の重み、勝点1の重み、得失点差1の重み。そしてカードの重み。
いろんなものがその比重を重くしていく。

空気が、雰囲気が、ボルテージが昇格へと進む毎に増していく。
クラブも選手も、サポーターも、誰もが皆『その瞬間』を目にするために集まってくる。

    *    *    *

今節は北海道。
相手は札幌。
思い出す05の奇跡を自分達で起こしたその場所に(スタジアムは違うけど。。。)向かう甲府。

水曜日の夜に試合をして、移動し、そして試合をする。
それでも昨季の51試合の過酷さよりは「幾分」マシというところだろうか。

確かに水曜日に試合はしたが、では水曜日のメンバーで今回どれだけ北海道に帯同して試合にでるのか。
憚りながら、それは少数の選手だろう。
よい、わるいはともかく、リーグ戦に主力を充てるために若手が磐田を相手に天皇杯を戦い、散って終わった。
貴重な公式戦をスタメンで戦えたことを起爆剤として来季以降での活躍を期して頑張ってもらいたい。
彼らの台頭が今後の興亡に直結してくるのだ。

そして、主力として温存されたメンバーは、どうしても今節は勝たねばならない。
重みの増した勝ち点を持って帰ることが、天皇杯の試合後会見で飛び出した質問への答とするために。




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甲府浪漫ver,0.0.89 -【覆水、盆ニカヘラズ】【J特】

【It is no use crying over spilt milk. - 覆水、盆ニカヘラズ】
90th The Emperor's Cup All-Japan Soccer Championship Tournament Rd,3 Match no,72
Jubilo IWATA vs.Ventforet KOFU
(@Shizuoka YAMAHA Stadium)
2010.10.13 19:00 KO

IWATA-KOFU
    2-1

■KOFU
 Naoki HATADA (76 min)


■畑田、公式戦初ゴールするも、-甲府病-にて撃沈。

第90回大会を終えた甲府。もう日程を言い訳にすることはできない状況となった。
あからさまなメンバー入れ替えは第89回大会での湘南をみているようでもあったが、敢えてそこはこれ以上問うことはしない。

畑田選手の公式戦初ゴールはとても喜ばしい。
7月のWC中断期間にあったPSM(対:清水@アウスタ)での畑田選手を見て、彼が努力を重ねてきていることを感じさせる体躯やプレイスタイルをみていただけに、このゴールが畑田選手の道を拓く一撃となってほしいと切に願う。

    *    *    *

メンバーをどうこういうつもりはないけれど、どんなメンバーで戦っても失点する形が相似するのは 『甲府病』 と呼ぶに値する。
得点直後の失点。甲府病と呼ぶのが憚るならば 『ぬか喜び病』 でもかまわない。

「よい」クラブは攻撃に特徴を見出すことが可能。
「よくない」クラブは失点シーンの相似(酷似)が顕著。

と、素人ながら多年に渡ってサッカーを見てきたものとして辿り着いたひとつの結論。
故に現状の甲府は 「よくない」 が点灯する。
とはいえ 「よくない」 を改善して 「よい」 に持っていくことができる。

選手個々の伸びしろがある証拠とポジティブに思うのみだ。
問題はそれを正確に見つけて消し込めるように監督やコーチ陣が啓示してあげれるかどうかだろう。
選手も聞く耳を持っているかどうかだと思う。

■総評
勝てたゲームだった。
「覆水、盆ニカヘラズ」

    *    *    *

さぁ、次!
週末の闘いに想いを馳せて。
なかなか寒そうなので、防寒具持参でまいりましょーっ。




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ランキングUpしたいす。。。
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