小論文の書き方(11) | 日常メモ

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日々の日常を日記形式で記録しております。興味のあるものは法律,小論文,酒です。日常的に酒を嗜んで生きております。

1 小論文とは何か
   小論文は,その名の通り,小さく論じた文章です。「論ずる」というのは「事理を説明する」「とりたてて問題とする」という意味です。きちんと問題提起をし,自分の意見を述べ,それについて説明するといったことが求められています。

 2 作文との違い
   作文は,自分の感想や体験談,理想論などを述べて終わるだけの文章です。小論文とは全く違います。違いを出すのは簡単で,問題提起をして,自分の意見を述べ,それに対する反対説も考慮して,結論を導き出すという一定の形式を持たせることで,違いが出せます。この辺りは,何回かの講義を通じて理解していきましょう。


 3 小論文の形式面
   本日は,小論文の形式面から勉強していきましょう。配布した「レポートの書き方」が参考になります。小論文は書面審査ですので,形式も大変重要です。無駄な部分で採点官の印象を悪くしないようにしましょう。

  (1) 冒頭一字を空ける
      冒頭一字は必ず空けましょう。実際これが出来ていない人もいます。詰めて書いてしまっては読みづらいですし,採点官の印象を悪くしてしまいます。


  (2) 段落を分ける
      これは今後説明する,4段構成にしたがって,4つの段落に分けると良いと思います。きちんと考えているということを示すことができます。


  (3) 漢字を間違えない
      漢字の間違いは採点官の印象をかなり悪くします。どうしても書けない・思い出せないという漢字はひらがなで書くか,別の言葉に置き換えましょう。書く訓練をこなすことで,漢字のミスは減りますので,いくつも小論文を書いてみることが重要です。


  (4) 文末に「以上」と入れる
      600字程度の短い小論文であれば不要ですが,800字であれば,最後に「以上」と入れて,途中答案でないことを示しましょう。最後の1行の下に入れられるのがベストです。どうしても書けない場合は省略してしまっても構いません。


  (5) 途中答案は絶対避ける
      時間配分をきちんと考えて,途中答案にならないように気をつけましょう。大学によって異なりますが,途中答案と言うだけで,0点になる場合もあります。答案構成,時間配分をきちんとすることで,途中答案の可能性は減らせます。また,何回も小論文を書く練習をすることで,時間に余裕を持った答案作成ができます。


  (6) 語調を同じにする
      小論文は,「だ・である」調に統一しましょう。「です・ます」で締める必要はありません。また,これらを混同しないように注意しましょう。


  (7) 一度書いたら読み直す
      読み直しは非常に重要です。最後の5分,10分で読み直しをきちんとして,漢字が間違えていないか,文章が繋がっているかなどを確認しましょう。なお,何行にもわたる間違いや,修正が大幅に必要となる部分については,時間内で修正できる可能性がなければ諦めましょう。多少の減点には成りますが,形式面は大幅減点の対象ではないので,大丈夫です。


  (8) 句読点は文章内で
      句読点は最後に来ても文章内に入れてしまいましょう。文頭に書くのは厳禁です。

  (9) 指定された部分以外には書かない
      文章は指定された字数内できちんと収めましょう。他の欄に下書きを書いておく等も禁止です。


  (10) 時間内にきちんと終える
      止めて下さいとの声がかかったら速やかに止めましょう。途中答案であっても,書き続けて0点になるよりは採点を受けられる可能性があります。試験官の指示にはきちんと従いましょう。


  (11) 筆記用具は複数持つこと
      シャープペンシル・鉛筆・消しゴムは複数持っておきましょう。落とした場合も慌てず,試験官を呼ぶか,他の用具を使いましょう。


  (12) 同じ接続詞は使わない
      接続詞でいくつかに分けて事柄を説明するときは,「また,さらに,加えて」など,接続詞が重複しないように気をつけましょう。


  (13) 最後に氏名・受験番号を確認する
      緊張していると,氏名や受験番号を記入することを忘れてしまう場合が間々あります。気をつけましょう。