小論文の書き方(12) | 日常メモ

日常メモ

日々の日常を日記形式で記録しております。興味のあるものは法律,小論文,酒です。日常的に酒を嗜んで生きております。

1 小論文に求められること
   簡単に言えば,問いに答えて説得力ある文章が書けているかが重要です。難しく言えば,相手の要求を理解する能力,事案の分析力,推論能力,論理的思考力・説得力,判断能力,文章表現力(伝達能力)が求められています。社会一般の常識や,社会への関心や視点を問われることもあります
   形式面では一定の設問に対して,制限時間内に,解答として一定の量の文章を作成する試験なので,学術論文などとは違います。
   内容面では,論者の問題提起と,結論,その理由がきちんと示されている必要があります。この辺りは作文や感想文,レポートと異なります。
   小論文は,解答するために設問を読むこと,問題点を読みとり,結論・主張とその理由付けがきちんと出来ることが重要です。すなわち,以下のようにまとめることができます。


①設問を読む
 ・何を聞かれているのかを客観的に読みとる
 ・課題文は正確に読む
②考える
 ・何を論じたらよいのか,問題点を考える
 ・自分の主張と理由を考える
 ・答案の構成を考える
③書く
 ・解答として文章を作成する
 ・字は丁寧に,分かり易く書く
 ・段落分けをする

 2 小論文の実質面
   小論文の実質面,内容面は何が求められているのでしょうか。簡単に言えば,「問われていることに答える」ということです。実は,これがしっかり出来ている答案は意外と少ないです。書いている途中で自分の思いばかりが先行してしまい,簡単な問いにも答えられていないことがあります。きちんと問いに答えることに気をつけましょう。
   また,自分の意見や理由が書かれていないものも多いです。自分の意見と理由はどんな小論文でもきちんと書いておきましょう。
   さらに,ほとんどの答案は論理的な文章になっていません。この辺りは,慣れが必要ですが,自分の理由付けが「なぜこうなるのか」という疑問をいつも持って書くようにしましょう。つまり,「理由付けをきちんとする。なぜ?ということをいつも考える」ことで,論理的な文章になります。