透明、不透明 / Puddle Of Mudd ~ Blurry ~
music selected and written by mk
透き通った空気
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大切なものは
透明すぎて
わからない
だったら
少し汚してみよう
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大切さってほとんど後からわかるものですよね。何で今になってわかるのだろう。いつもそう後悔します。
季節の変わり目、冷たい風に当たりながら、ふとそんな事を思い、この曲が頭から離れませんでした。
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アーティスト : Puddle Of Mudd
アルバム : Come Clean
ソング : #5 Blurry
1993年、ミズーリ州カンザスシティで結成。リンプ・ビズキットのボーカル、フレッド・ダーストに見出され、彼のレーベルから2001年にメジャーデビュー。
グランジ色の強いサウンド。重く、混濁しているようなサウンド。だけど、どこか美しい。
今回は、メジャーデビューアルバムから彼らの代表作でもあるこの曲を紹介。
youtube で Puddle Of Mudd の Blurry を視聴する
Interscope Records (2001-08-28)
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北海道の夏は短い。だから僕はこんなに冷めているのだろうか。
どれだけ心に情熱という火が灯されても、何だかすぐに冷めてしまう。
いや、北海道の誰もがそういうわけではないから、やっぱりこれは僕の問題なんだろう。
夕方の5時を過ぎると、もう太陽はどこかに沈みかけている。彼のオレンジ色の影だけが少しだけ見える。
少し痛いくらいの、ひんやりとした空気が流れる。もう冬がすぐそこまで来ている。そんな気がした。
いつの間にか夏は終わって、秋をあっという間に飛び越して長い冬に突入する。
雪解けとともに春がやってきて、ゆっくり夏へと移り変わる。秋はあっという間に移り去る。
時の流れは変わらない。
繰り返される時の流れ。繰り返される悩み、希望。いつも同じようなことに悩み、いつも同じような失敗をし、いつも同じように希望を持つ。
そして今年も、いつもと同じように大切な何かを失った。いや、自分で置いてきたのかもしれない。
大切なものは、限りなく透明すぎて、すぐに見失う。一度見失うとなかなか見つけられない。透明すぎて僕はすぐに探すのを諦めるんだ。
少しだけ、ほんのちょっとだけ、濁ったくらいなものじゃないと、すぐに見失ってしまう。
だから僕は、痛みを忘れない。痛みを忘れると、また大切なものを失ってしまう。
痛みがあれば、何度でも見つける事ができる。
時の流れとともに、痛みは消えてしまうかもしれないけれど、絶対に忘れない。今度こそ。
すぐに消え去る秋風が、僕の頬を冷たくする。
努力、虚無、希望 / Last Winter ~ Standing Here ~
music selected by KAZ
written by mk
昨日の自分
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昨日の自分はどこにいた
明日の自分はどこにいる
そして今、どこにいく
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他人との競争において、1位になれるのは1人だけ。
皆頑張ったから、そんな理由で金メダルを全員にあげることはできません。
他人と比べてしまうと、努力は報われないこともあります。
僕は小さい頃よく考えました。「じゃあ何で努力をするのだろう」。
努力すれば誰だって甲子園に行けるわけではない。甲子園に行けない人は努力していなかったのだろうか?
努力すえば誰だってコンクールで優勝できるわけではありません。優勝できない人は努力していなかったのだろうか?
ふと、そんな事を思い出しました。
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アーティスト : Last Winter
アルバム : Transmission:Skyline
ソング : #3 Standing Here
2002年、フロリダ州はオーランドにて結成。オルタナティブなサウンドとEMOサウンドを融合した彼らの音楽は、儚く、美しい。
2006年にリリースされたデビューアルバムからのご紹介。
youtube で Last Winter の Standing Here を視聴する
FABTONE RECORDS (2006-06-07)
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目の前を進む人には追いつけない。どれだけ足を速く動かしてもいっこうに追いつけない。
それどころかどんどん離される。疲労と苛立ちだけが残る。こんなにがんばっているのに。
努力は報われない。僕はそう思った。うんざりする虚無感が僕を覆う。
足を止めると、木のざわめきを通して風の音が聞こえてくる。
それまで風の音なんて気にもとめなかった。
周りを見渡すと、僕は知らない場所にいた。後ろを振り向くと僕の街はもう見えない。
前を進む人ばかり見てきたから気づかなかったけれど、随分歩いてきたようだ。
何だか嬉しかった。何だか誇らしかった。
前を進む人には追いつけないけれど、僕は確かに前を進んできたんだ。
努力は報われるの?僕は自分に聞いてみる。
誰かと比べれば、きっと全てが報われるわけではない。
だけど、自分と比べれば、きっと報われる。
僕はもう昨日のあの場所にはいない。
僕はまた歩き始める。
歩き続ければ、明日の僕はもうここにはいない。そう信じてみる。
真実、虚実、祈り / Saosin ~ Is This Real ~
music selected by KAZ
written by mk
祈りの向こうの世界
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何が真実なのか
どれが真実なのか
真実って何だろう
真実ってあるのだろうか
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情報が散乱する時代。何が正しくて何が正しくないのか。
誰がそれをしっているのだろうか。自分で判断するしかないのではないだろうか。
僕が判断したものが真実となる。なぜならこれは僕の世界のお話だから。
何かに迷ったとき、祈り、自分の内なる声に耳を傾け、この曲を聴いてみてください。
新たな一歩が生まれれば嬉しいです。
アーティスト : Saosin
アルバム : In Search of Solid Ground
ソング : #11 Is This Real
Saosin(セイオシン)は2003年にカリフォルニア州で結成されたポストハードコアバンド。
曲はポップだがハイトーンなヴォーカルにテクニカルかつ重厚なサウンドが独特の世界観を生み出す。
今回は彼らの2ndアルバムからの紹介。
youtube で Saosin の Is This Real を視聴する
Virgin Records Us (2009-08-17)
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何かに偏ることなく調和のとれた世界。もし僕がいる世界がそんな世界だったら、どれだけ楽に生きれるだろうか。
今日もTVで評論家が何かを批判している。インターネットでは誰もが評論家になっている。
みんな自分の価値観を基準に意見を言う。言いたいことを言いたいように。
どれが正しいとか、どれが真実だとか、そんな話はいつまでたってもわからない。
葉っぱの屋根が光をさえぎる。高く伸びた木々に囲まれ、小川のせせらぎと小鳥のさえずりだけがこだまする。
木々のすきまを風が通り過ぎる。僕はその風が気持ちよくて目を閉じる。
そして祈ってみる。
祈り方なんてわからないし、誰に祈ればいいかわからない。だけどとにかく、思ったことを語りかけてみる。
目を開くと光が木々をぬけて僕を照らす。
語りかけても誰も返事はなかったけど、僕の目の前に広がる世界は明るく輝いている。







