『官民連携、夜市で観光活性化構想』 !! | “ Ackee ” の ブログ !! (b^-゜)

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今月最初のBlog更新と参ろう。

コロナ渦の影響で屋外に於ける、

イベントでの物販や飲食関連の、

出店ブースが昨年度から5類移行に伴って、

徐々に回復の軌道に乗りつつある。

仙台市内の場合、夜店と言うか道路上に、

屋台めいた店がないのは、

各方面から指摘 されているのは確かな様だ。

戦後間もない頃仙台市内各所にも、

屋台は数多く存在はしていた、

しかし衛生面を始め道路上で行なう場合の使用許可や、

一代限りと言う法的規制の側面の所為で、

高齢化に伴って徐々に廃業に追い込まれ、

現在は1軒だけ と成ってしまっている。

そう言った危機的現状を何とか打開しようと、

行政と地域商店街が立ち上がった話題を、

お届けする事にしよう。


(嘗ては仙台の中心部、

東北を代表する繁華街と言われていた、

一番町界隈だが、JR仙台駅周辺に客足を奪われ、

悪戦苦闘の状態が続く。)


仙台市青葉区中心部に中る、

一番町四丁目商店街の市道(東一番丁通、全長377m)に、

飲食ブースを設ける 『夜市』 構想 が浮上 している事が、

この程分かったと言う。

仙台市や一番町四丁目商店街振興組合、

同じ商店街に店舗を構えている、仙台三越等が協力し、

新型コロナウイルス禍で疲弊した地域の、

新たな観光資源にしよう と近く検討を始めていると言うのだ。

同商店街周辺の北側で進む、

仙台市役所新庁舎整備等と連動する、

地域一帯の活性化策の第1弾として、

今年度の04月以降からの実施を視野に入れている。

関係者によると、夜市は幅15mの道路の内、

5mの中央部に飲食や物販のブース、テント、

キッチンカー等を並べる と言う。


(仙台の冬の風物詩と成っている、

『SENDAI 光のページェント』

期間中には、多くの飲食ブースを含めた、

キッチンカーが会場内を並べた。

今までは 期間限定=単発 だけの期間だっただけに、

これを 常時=レギュラー化 する事が出来るか?が、

鍵を握ると言えそうだ。)


今年度は夏の期間限定で、

試験的に実施する試行する案もあると言う。

仙台市は関連事業費を今年度の、

一般会計当初予算に計上する方向で調整していると言う。

一番町四丁目商店街は、

広瀬通りと定禅寺通りの間に挟まれた商店街で、

アーケードが設置されている市中心部6商店街でも、

唯一中央部に屋根がない造りの商店街 である。

夜市は、その開放的な雰囲気を生かした取り組みとなる。

関係者の間では 「将来的に福岡・博多の様な、

屋台街にして誘客したい」 との声も根強い。


(仙台駅前から離れた地域にあるだけに、

これを如何にしてコロナ渦前の客足状態に戻すかが、

大きな壁と成りそうだ。)


仙台市中心部では、昨年06月にJR仙台駅東口に、

ヨドバシ仙台第1ビル(宮城野区)が開業したため、

人の流れは確実に仙台駅周辺に集中 している。

その一方、仙台市中心部商店街で駅から、

最も遠い一番町四丁目商店街への人の流れは、

コロナ渦前の水準に戻っていないのが現状だ。

特に近隣のファッションビル 『仙台フォーラス』 が、

今年03月から長期休業 に入る事もあり、

関係者の間では危機感が広がっていた。

道路空間の中央部では、

一番町四丁目商店街振興組合等が、

コンサートや芋煮会等の企画を展開して来たが、

何れも多くは単発だった。


(市中心部の街並み再生のため、

遂には行政の側が立ち上がった。

官民一体での街中の賑やかさを、

如何に取り戻す事が、出来るか…。)


夜市が実現すれば 仙台の弱点とされる、

『夜の観光』 のアピール になる他、

若い世代の買い物客が目立つ駅周辺との、

棲み分けも可能との見方がある様だ。

令和10(2028)年度の仙台市役所新庁舎の利用開始と、

同12(2030)年度に完了予定の、

勾当台公園再整備と言った動きにも呼応し、

市や振興組合などは夜市構想を足掛かりに、

日中帯=昼の活性策にも知恵を絞る。

仙台市が掲げている 『子育てが楽しいまち』 を念頭に、

商店街の道路空間や空き店舗を子供の遊び場として、

活用するアイデア もあるという。

今回、 『夜市』 構想 が持ち上がった背景には、

再開発が活発化する都心部の変革期に、

「このままでは取り残される」 との危機感 が背景にある。

新型コロナウイルス渦の影響を脱しつつある、

JR仙台駅周辺に比べて中心部に中る一番町界隈は、

回復力が遅れて折り、

官民は 「買い物客らの滞在時間の増加に繋がる、

一手が不可欠」 との認識で一致 しているからだ。

しかも 地元商店街関係者の間では、

「思った程に人の出が戻っていない。肌感覚が以前と違う」

と言う相当な危機感が漂っている 事は確かだ。

昨年10月末に、

一番町四丁目商店街振興組合の事務所に集まった関係者は、

会合の席上で一様に驚きを隠せなかったと言う。

仙台市経済局の担当者が持参した人の流れを示す、

昨年秋の同商店街界隈への人出の数値が、

コロナ禍前の令和元(2019)年の夏場を下回った ためだ。

約130店舗が加盟する振興組合は、

商店主の高齢化や後継者不足と言った、

喫急な課題にも直面している。


(今年の夏頃から、試験的に始めると言う 『夜市』

これまで祭典やイベントなので期間限定で、

出店してきた経緯もあり、

この経験値を上手く活かす事が出来るのか。

上手く成功を収めれば、大きな弾みと成り、

新たな 杜の都=杜王町 の地の名物とも成り得る。)


令和12(2030)年度完了予定の、

勾当台公園(青葉区)再整備に伴い、

多彩なイベントの会場と成っている、

市民広場等が使えない時期も想定され、

子供連れや買い物客の足が更に遠のく懸念も拭えない。

「商店街の体力がある内に、手を打たないと拙い」

そう言った危機感の中から関係者が思い描いたのが、

今回の 『夜市』 構想 だったと言う。

日中営業の商店や仙台三越が閉店する夜の時間帯に、

商店街の違った一面をアピール出来る。

中央部に屋根がない開放感から、

屋外の活用策と親和性が高いと、

関係者筋ではこの様に見ている。

昨年04月に開店90周年を迎えた仙台三越も、

「店外」 との関わりを一層強化 する。

12月23、24日の両日に商店街の道路空間で、

ホットワインやアップルパイを販売する、

「クリスマスバー」を初めて企画開催し、

定禅寺通であった 『SENDAI光のページェント』 の、

見物客に好評 だったからだ。

企画を催した、仙台三越の最高責任者は、

「様々なイベントがある定禅寺通に接する商店街の特徴を、

生かす必要性がある」 。とこの様に指摘し、

『あそこに行けば、面白い体験が出来る』

と思える仕掛けを一緒に創りたい」 。

とこの様に意気込んでいる。

仙台市は勾当台・定禅寺通エリアの再整備に当たり、

仙台駅周辺との回遊性向上を重視する。

仙台市の経済局長は、

「一番町四丁目商店街との連続性や一体性を持たせ、

都心地域全体の魅力を高める視点が欠かせない。

仙台駅周辺と並ぶ賑わいの核と成る様に、

取り組みを進める」 。とこの様に強調している。


(5類移行に成り、

嘗ての様な賑わいを取り戻す事が出来るか?

祭典やイベントだけの出店に頼った、

従来のやり方では、やって行けなくなったご時世。

常時、イベントが催されている雰囲気の様な、

常時性=レギュラー化 が必要不可欠と成った、

商店街への、集客合戦。

大型郊外商業施設へ客足を奪われている昨今。

既存の商店街も正に生き残りを掛けた、

戦いを余儀なくされそうだ。)


嘗て昭和の時代は何がかんでも中心部に行けば、

購買力は勿論の事、その地域の商店街が活性化し、

人が集う事で街全体が潤うと言うのが常識の常だった。

しかし庶民の昭和の時代から、既に50年以上の月日が経ち、

時代は今、令和。

この間、庶民の生活様式も大きく様替わりし、

ネットでの購買は勿論の事、流通経路の進化から、

現在では郊外に大型商業施設が各地に点在し、

新たな集客の要因に成る等、

嘗ての中心商店街の魅力度の 陳腐化=劣化 が、

指摘 される様に成った。

全国各都道府県庁所在地に必ず1店舗はあった筈の、

百貨店=デパート が、次々と消滅して空白域が生じる等、

想定外の事態が現実 として起こってしまっている。

東北の雄である仙台市も最近の傾向として、

嘗ての仙台駅西口の賑やかさが、

仙台駅東口に完全に集客力が逆転 している、

と言っても過言ではない。

嘗て 東口は戦災に遭わなかった地域でもあり、

西口に比べて開発は遅々として進まなかった。

しかしJR仙石線の 連続立体交差=地下化完成 を機に、

平成12(2000)年以降から、急速に開発が進み、

更には地下鉄東西線の開通に伴い、

開発の度合いは大きく進んだ。

現在は都市計画道路を挟んで、

既存の西口とは遜色のない発展ぶりと相成った。

しかもこれまでの西口界隈には無かった、

新しい街づくりでの息吹を取り入れた事で、

仙台駅周辺の集客に成功 した。

今回のこの決定。

正にこれまで長年培って来た、

仙台市中心部の商店街としての、

メンツが掛かっている構想とも言える。

前出の通り、福岡の様な屋台文化が無かっただけに、

これを新たに導入する事でこれまでの常識を、

底辺から替える事が出来るのか如何か…。

言わばプレゼンテーション力が試される 事にも成りそうだ。

今年夏場辺りから試験的に導入されるが、

これまで沈滞化していた仙台市中心部の、

集客力回復=再活性化に繋がるのか如何か?

その試金石がこれから試されると言えそうだ。


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JG7MER / Ackee