ウオッカ、そしてカンパニーが不在となり、日本馬のGIウイナーはキャプテントゥーレ1頭のみ。


世界レベルにあるといわれる香港勢が主役を演じても驚けない。


しかしここはあくまで日本馬にとってはホーム。簡単に勝たれる訳にはいかない。ではどの日本馬に注目するべきなのか?


スーパーホーネット
重賞4勝をするもGII止まりでGIは挑戦すること今回で13度目ながらこれまで未勝利。しかしマイルチャンピオンシップで2度の2着があるように、GIをいつ勝ってもおかしくないと言われながら気が付けば7歳。年齢の衰えも言われるが今回のケイ古は近走にないハードなもので、これで変われば勝ち負けになっても驚けない。


トライアンフマーチ
皐月賞2着の実績はあるものの、その母は桜花賞馬キョウエイマーチでマイル向きであるのは、出遅れて外を回ったダービー卿CTを除いた3歳秋以降の走りが証明している。鞍上は先週ダービーを勝った内田博騎手。ヴィクトワールピサの2冠を阻止した内田博騎手が今度はその角居厩舎の馬でGIを目指すのだから、その胸のうちは容易に想像できる。


ショウワモダン
以前は時計の掛かる馬場が好走の条件だったが、それをここ2走でスッカリ払拭。その勢いはここでも侮れないが昨年から使われ続けており、今年すでにこの安田記念が7戦目。過去10年で3着内となった30頭は年内最高でも5戦だったことを考えると…。


ビューティーフラッシュ
これまで逃げ、先行だった脚質から前走は控える競馬を試み3着。あの走りができるならば東京向きに思えるがあまり時計が速くなるとどうか?枠順についても陣営はもっと内が欲しかったらしく、「チャレンジするしかない」とコメント。


フェローシップ
安定した走りを見せ、他の香港馬であるビューティーが今年6戦目、サイトウイナーが7戦目であることを考えると4戦目のこの馬が8歳馬と言えども上がり目を期待できるだろう。ただ輸送で体を減らしたとの話があり、勝ち星はあるものの経験の少ない左回り克服が鍵になるだろう。


マルカフェニックス
休み明け2戦目の前走で復調を感じさせる走りを見せたが、マイルは(0 0 1 3)とこなせないまでもベストの距離でないのは確か。ケイ古の動きから絶好調は間違いないが、この相手でどこまで?折り合って追い出しをギリギリまで我慢しても突き抜けるまでは?


キャプテントーレ
日本馬で唯一のGIウイナー。安田記念は例年GIの活躍馬が目立ち、馬自身も今年3戦目で上積みガ見込めるなら好走があっても驚けない。東京コースの適性を言われるが、昨年秋の天皇賞は東京が初コースで強力メンバー相手の2000M。これまでは賞金不足でレースを模索しながらの調整だったが、ここは狙った1戦である以上、上位争いも十分。

この記事は土曜日に書いていたものです。


過去10年で1番人気は[1-0-1-8]で1連対のみ。唯一連対したのは、前年の勝ち馬で前走ヴィクトリアMを圧勝して単勝1.8倍に支持された昨年のウオッカ。


連対を外した9頭の単勝は2.9倍以上。牝馬、外国馬、古馬混合G1で連対のない馬が1番人気になると荒れる傾向がある。2番人気は[2-2-0-6]で4連対、3番人気は[1-1-1-7]で2連対。馬連は万馬券が5回とかなり荒れている。


人気馬の信頼度は低いが、最近3年の連対馬6頭のうち5頭は3番人気以内。最近は人気のG?馬が結果を出している。

関東馬[3-2-3-68]で5連対に対し、関西馬[5-6-5-65]で11連対。関西馬の活躍が目立つ。3番人気以内の関東馬は[1-0-1-12]で唯一連対したのは07年に勝ったダイワメジャーのみ。


人気の関東馬は過信禁物。外国馬は[2-2-2-17]で3着以内に入った6頭のうち5頭が香港馬。05年サイレントウィットネス3着(5番人気)、06年ブリッシュラック1着(3番人気)、ジョイフルウィナー3着(8番人気)、08年アルマダ2着(5番人気)など、最近は5番人気前後の香港馬の活躍が目立つ。

リーチザクラウンは菊花賞以降G1で不振が続いていたが、前走マイラーズCで重賞2勝目を挙げた。4コーナーで2番手からしぶとく伸びて、最後は内から伸びたトライアンフマーチの追撃を完封。

大外枠スタートで掛かり気味に上がって行ったが、安藤勝騎手が上手くなだめて折り合いをつけた。


安藤勝騎手は武豊騎手とは違う技を持っている。久々の芝1600mでいきなり1分32秒9で走ったように折り合い面を考えても距離は短い方が合うようだ。芝1800m以下では[4-1-0-0]で「伝説の新馬戦」以外全て勝っている。

調教は物凄く動く馬だが、マイラーズCの最終調教は坂路でリーチザクラウンとしては地味な動きだった。落ち着きが出てどっしりしてきたことは、プラスと考えるべきか。


過去10年でマイラーズCから直行した馬は[0-1-4-21]で連対したのは07年のコンゴウリキシオーのみ。07年に外回りに変更されてからは[0-1-1-7]。まだ勝った馬はいない。


G1で[0-1-0-5]のリーチザクラウンはデータを敗れるか。橋口厩舎は先週のダービーで中間に挫石にあったローズキングダムが2着に終わった。G1制覇なるか。

トライアンフマーチは前走マイラーズC2着。後方で脚をタメ、直線で内ラチ沿いからメンバー最速の33.3秒で追い込んできた。内をロスなく回ってきたことは有利だった。


母は桜花賞馬キョウエイマーチ。3歳時はクラシック路線を歩んだが、芝1600mは[2-3-0-2]。やはり短い距離が合うようだ。東京芝1600mではキャピタルS1着、東京新聞杯2着がある。角居厩舎は先週のダービーで1番人気のヴィクトワールピサが3着に終わった。安田記念ではウオッカが連勝しており、トライアンフマーチが勝てば3連覇になる。

マイルG1で2着が3回あるスーパーホーネット、日本馬唯一のG1馬キャプテントゥーレ、東京新聞杯と富士Sを制しているアブソリュート、昨年暮れにオープン入りしてから[3-1-2-1]で4着以内を確保しているエーシンフォワード、昨年の安田記念で最後方から追い込んで3着に入ったファリダット、フレグモーネ明けの京王杯SCで10着に終わったサンカルロ、芝1600mで逃げたときは[4-2-0-1]のマイネルファルケ、6歳になってダービー卿CTとメイSを連勝したショウワモダンなど伏兵は多士済々。

香港からは09年のチャンピオンズマイルを制したサイトウィナー、10年の香港クラシックマイルを制したビューティーフラッシュ、10年のスチュワーズカップを制したフェローシップが出走する。


今年の日本馬の最高レーティングは115のファリダット(安田記念3着)が最高。例年と比べると日本馬のレーティングは低いだけに今年は香港馬には要注意か。


ただし、香港馬には輸送で馬体が減った馬、左前肢に違和感が出た馬がいる。そのあたりをどう考えるか。G1は狙って獲るもの。安田記念を勝ちにきた馬が勝つのではないか。

春の東京開催で行われるようになってから、ユニコーンSの勝ち馬にはその後も活躍する馬が多数存在する。


先日、特例処置でゲート試験さえパスすれば帝王賞に出走できることになったカネヒキリもこのレースを勝っている。


例年、ハイペースからの高速決着になるこのレースだが、さすがに力がないと勝てないのがこの東京のマイル。

果たして秋はもちろん、来年には古馬に対峙する馬が出てくるのか?


タイムカード
口向きの悪いところがあり、ここ2走はもう一歩のレースが続いているが、今週のケイ古ではそういったとところが影を潜め、馬なりで好時計をマーク。東京コースは初めてになるが芝の共同通信杯でも5番手につけることができたのだからスタートの芝部分で好位置を取ることができれば一発があって驚けない。


バーディバーディ
スプリングS、皐月賞と芝の重賞では歯が立たなかったが、ダートとなれば話は別。ここまでダートは5戦4勝2着1回と連対を外していない。スピードがあり実際にこの東京のマイル戦で行われたヒヤシンスSを勝っており、余程のアクシデントがない限り勝ち負けできるだろう。


コスモセンサー
アーリントンCを逃げ切って優勝したものの、その後ニュージーランドT、NHKマイルCでは掲示板も確保できず、ここでダートに矛先を向けてきた。ダート初めてになるがアーリントンCを逃げ切ったようにスピードはここでも最上位。スンナリ逃げることができれば逃げ切りまで。


ココカラ
前走はここに出走するバトードールからコンマ7秒差の9着と完敗。1200Mから1800M二距離が延長されて、道中折り合いを欠いてしまったのが敗因。元々マイル戦でも好走しているように距離自体に不安はなく、(0 1 2 0)の東京コースなら前進があっても不思議でない。


アースサウンド
前走の兵庫チャンピオンシップは2番人気に支持されたものの10着に大敗。敗因を確認したところ、馬が勘違いをして1週目のゴール地点でハミが外れてしまったとのこと。ただ牡馬相手にこの距離だと勝ち負けまでは?あくまで連下までか?


バトードール
ここまでダートで4戦3勝。唯一の敗戦となった前々走では位置取りが後ろ過ぎた感じ。関西馬ながら既に東京のマイル戦でも勝ち星がありコース等に不安はない。際内枠で揉まれた際に不安は残るが、ポンと出れば上位争いになるだろう。


スターボード
条件戦とはいえ、前走は直線だけで他馬をごぼう抜き。脚質に幅が出た今ならば距離も心配はないだろう。相手なりに走るところがあり、このメンバーならばオープン初挑戦と言えども侮れない。

01 リーチザクラウン
02 スマイルジャック
03 アブソリュート
04 フェローシップ
05 サイトウィナー
06 ファリダット
07 グロリアスノア
08 キャプテントゥーレ
09 スーパーホーネット
10 ビューティーフラッシュ
11 マルカシェンク
12 ライブコンサート
13 マイネルファルケ
14 マルカフェニックス
15 トライアンフマーチ
16 サンカルロ
17 ショウワモダン
18 エーシンフォワード


スピード、スタミナともに馬の能力が最大限に問われるコース。
特筆すべき枠順による有利不利はないが、内側の馬場が極度に荒れていない限り、コーナーの形状からも、内枠に入った力のある先行馬が有利といわざるを得なく、外から差し切るにはダノンシャンティやブエナビスタくらいのキレと実力が必要。


1枠(1-0-1-18)
2枠(3-0-2-15)
3枠(1-2-0-17)
4枠(1-0-1-18)
5枠(0-3-1-16)
6枠(1-1-1-17)
7枠(1-1-0-28)
8枠(2-3-4-21)


2枠が3勝でトップという数字が示すように、基本的に内枠の馬の数字が良い。ただし、連対数と回収率ベースだと8枠がダントツで、極端な競馬をする(強いられる)大外枠の馬には常に警戒が必要と言えるだろう。

ユニコーンSは現時点で3歳最強ダート馬の決定戦として考えていいでしょう。

ここを勝って将来、大成した馬は多く、この10年においてもアグネスデジタル、ユートピア、そしてカネヒキリといった馬が勝っています。


昨年の勝ち馬シルクメビウス、2着のグロリアスノアもその後の活躍を皆様はその目にしてきたことでしょう。


つまりそれだけの馬達を輩出しているレースですから、やはりここまでにも実績を残してきた馬の好走が多く、データ的にはダートで2勝以上で、なおかつ連対率50%以上の馬の活躍が目立ちます。


実績で圧倒するのがダート4勝のバーディバーティ。途中、芝のレースに挑戦したもののスプリングS11着、皐月賞12着と大敗。


再びダートに矛先を向けた前走ではここにも出走するサンライズクォリアを寄せ付けずに優勝。東京のマイル戦ダートでは実際に勝っていますし、死角らしい死角はありません。


底を見せてないという点で注目できるのはバトードール、スターボード。


バトードールは伏竜Sこそ、小回りに戸惑って7着がありましたがその他は勝利していることからこのメンバーでも侮れません。


一方のスターボードもようやく前走で2勝目をあげたばかりですが、ダートは5戦して連対率100%。距離延長は未知ですが、前走の走りを見る限りは問題もないでしょう。


とにかく実績馬が勝つことの多いレースですので名前をあげた3頭を中心に考えていいのではないでしょうか?


そしてそれ以外で注目なのが、芝でアーリントンCを勝った経験のあるコスモセンサー。かえでSをレコード勝ちをしているようにスピードは天下一品。


ここも無視することはできないと思います。