来週のスプリングS。昨年の朝日杯FSを制したフサイチリシャールが出走予定だが、主戦の福永祐一が同日の阪神大賞典でアドマイヤフジに騎乗する為、今回の手綱はデムーロが取るこ
とになった。 というのも、祐一は先に阪神大賞典でのアドマイヤフジへの騎乗が決まってい
た為、後から決まったスプリングSでフサイチリシャールへは騎乗することができなかったのだ。

当然、祐一としてはフサイチの方に跨りたいのが本音だがアドマイヤの近藤オーナーとの縁
は深く、それを裏切ることはできなかったようだ。 祐一からデムーロへの乗り替わりと言え
ば、03年のクラシックシーズンのネオユニヴァース。今回と同じくスプリングSで祐一から
デムーロに手替わり、その後、皐月賞、ダービーをデムーロ騎乗で連覇している。 一応、
今回の場合、デムーロは一戦限りの代打起用という形になるが、ここで結果を出すようなら
当然オーナーサイドも動くことになるだろう(特にアドマイヤを蹴ってフサイチなのだから…)。

来週のスプリングS、フサイチリシャールの他にもきさらぎ賞を勝ったドリームパスポートな
どメンバーは揃うが、その中でもトーンが上がっているのがデビュー戦から「この馬でダー
ビーを獲る!」と、意気込んでいたある馬。その高い能力に乗り役が惚れ込んでおり、今回
も勿論、好勝負必至。最大のポイントは直前の馬の状態ということになるが、『現在は順調
に来ている』との報告が。
阪神9R 須磨特別
◎2
○3
▲5
△9
△15
△11
△10

馬連 2-3・5・9・10・11・15
三連単 2-3・5-3・4・9・10・11・15

フィレンツェ
既に現級2勝の実力馬。勝ち馬に出し抜けを食らった前走にしても「負けて強し」の内容で、
得意の阪神に替わる今回は確勝級。松元省師が『抜け出すとフワフワする面があるので、最
終追い切りでは、馬を終始横に置いて気を抜かないようにするなど、稽古にも工夫をこらし
てきた。状態は安定しているし、このクラスでこれ以上足踏みする訳にはいかないよ』と言
えば、鞍上の武豊騎手も『同じ相手に2度負ける訳にはいきません。しかも相手(マイケルバ
ローズ)は58キロですからね』とリベンジを誓っている。


中京11R 遠州灘特別
◎9
○1
▲4
△13
△7
△15
△14
馬連 9-1・4・7・13・14・15
三連単 9-1・4-1・4・7・13・14・15

マイジョーカー
陣営は「前走は思ったほど伸び切れんかったが、久々を考えればマズマズとちゃうかな。
確かに勝ち味に遅い馬やけど、ローカルのこの程度のメンバーなら何とかしてくれんとな」
と言葉は少ないが、超強気で完全に星勘定。

新人騎手・調教師のデビューや、GⅠへ向けて大物が始動する3月。
寒い時期に無理をさせずに、ここで狙ってくる陣営も多く、馬券的にも注目度が高い季節の
到来だ。
「月が変わればデータも変わる」という事で、3月に好調騎手、調教師、馬主は以下の通り。
※過去5年、50回以上出走を対象
騎手 連対率 勝 率

1 武 豊  36.9% 23.1%
2 横山典弘 27.9% 17.0%
3 柴田善臣 27.6% 14.1%
4 蛯名正義 26.6% 14.4%
5 M.デムーロ 25.3% 14.4.%

いつもは馬の質もあり押され気味の関東騎手だが、3月は3人がランクインと好調。
単勝平均配当では、名古屋の吉田稔騎手(過去5年で18勝)の1580円、柴原騎手(12勝)の
1550円が注目だが、後藤騎手が34勝で1510円という数字はかなり優秀だ。

調教師 連対率 勝率

1 藤沢 和雄  37.6% 20.8%
2 藤原 英昭 31.8% 18.2%
3 松田 博資 27.8% 13.3%
4 伊藤 雄二 27.5% 17.6%
5 河野 通文 27.2% 13.6%

伊藤雄師と、師匠と慕う藤原英師が3月は好成績。故障しやすい冬場をパスし、暖かい季節か
らという事をデータも示している。相変わらず藤沢和厩舎が好成績だが、昨年末からの不振
から脱しきれていないだけに、このデータを鵜呑みにするのは危険。こういう時も、的確に
ジャッジができる【扉の中の情報】が必要だ。

馬主
連対率勝率
1ラッキーF   36.7% 23.3%
2前田幸治   27.1% 20.0%
3キャロットF  26.1% 17.4%
4近藤利一    25.9% 11.1%
5金子真人HD※ 22.5% 15.0%

※金子真人氏名義の成績も含む

季節がらかクラシック戦線を賑わす馬を所有する馬主が好成績。その中でも「エア」のラッ
キーFが唯一の30.0%超えと群を抜いて好成績を上げている。

明日の弥生賞に出走するアドマイヤムーンは、騎手・調教師・馬主の全てがランクインと、
かなり心強いデータが。


阪神12R
◎8
○3
▲16
△4
△2
△13
△9

馬単 8-3・16
三連単 8-3・16-2・3・4・7・12・13・16

このレース、実はみんながウインセイヴァーを避けたレースなのだ!
よって、こんなにメンバーが弱くなってしまった。情報的に2着以降が紛れる可能性は
30%!普通に決まる可能性は70%と言った所だろう。
因みに、このメンバーでウインセイヴァーが勝たない確率は、当社独自の数字で5%!
95%はウインセイヴァーが勝つでしょう。それくらいメンバーが弱い!

中山8R
◎13
○3
▲5
△11
△16
△2
△9

馬連 13-2・3・9・11・16
三連複 13-3・5・11-2・3・9・11・16

シャドウキャスター
陣営は「久々でも完璧に仕上がったよ。今週のケイコでも走りたくてウズウズしてたくらい
だからね。能力的に牝馬同士ならアッサリじゃないの」と完全に星勘定に入れている。

ドバイ遠征に向けて、新たな問題点が起こった。日本馬が現地に向かうエミレーツ航空のチャーター機に故障が発生。これにより、3/15に関西国際空港から香港経由の貨物便の輸送へと変更となった。

カネヒキリらを出走させる角居師は「香港での滞在が短くなればいいですが…。残念で仕方ありません」と、輸送時間が長くなる事の結果にやや落胆。ハーツクライを出走させる橋口師は「馬の負担を考えればチャーター機にこしたことはないが、積み替え機よりはましですね」と、前向きに捉えるようにしていた。

東京7R
◎5
○11
▲7
△14
△1
△10
△3
馬単 5-1・3・7・10・11・14
三連複 5-7・11-1・3・7・10・11・14

チョウカイキセキ
ここ2走連続2着と惜敗の続く同馬だが、陣営は2月で勇退となる加藤修甫師のために『何とか1勝を』と勝負の連闘策。助手も『抜け出すとフワフワするところはあるが、500万では力が上だからね。そこを矯正する為に、追える外国人ジョッキーに依頼する訳だし、ここは何が何でも勝つ』と、とにかく力が入っている。土曜メインのクイーンCでもアサヒライジングが2着と、なかなか悲願を達成できずにいる陣営だが、メンバーにも大幅に恵まれた今回は最大のチャンス到来。

京都12R

◎5
○6
▲7
△2
△8
△9
△3
馬連 5-2・3・6・7・8・9
三連単 5・6-5・6・7-2・3・5・6・7・8・9

ナトゥーア
陣営は「前走くらいはやれて当然なんや。ひと叩きで気持ちもピリッとしてきたし、今週のケイコの動きも抜群だったから、ここも首位争いだよ」とニッコリ。ここはアッサリと押し切ってくれそうだ。
来週からの2回中山・1回阪神競馬。春のGⅠに向けてのトライアルレースが繰り広げられるこの時期は競馬に関わる人間ならば、誰しもが胸躍らせる季節と言えよう。

興行としての目玉はディープインパクト出走予定の阪神大賞典。 有馬記念の2着敗退以来、それまでの加熱報道ぶりが嘘のようにマスコミに登場することも減っているディープインパクトだが、現在も栗東トレセンで入念に乗り込まれている。出走してくれば、当然勝ち負けだろう。 しかし、問題は相手が揃うのか?

賞金的にGⅠ出走できるかどうかのボーダーラインにいる馬にとっては【過去一年間での重賞勝ち】があるかないかは大きな問題。2着狙いの競馬をするなわけにはいかないのである。相手が強いここを回避するというのは、長期的な戦略としては無難である。 馬券的妙味は相手探しとなろうが、やはり、陣営の出走意図を的確に掴んでいく必要がある。勿論、これはこのレースに限った話ではないのだが…。
東京9R 早春賞
◎8
○4
▲11
△16
△9
△10
△14

馬連 8-4・9・10・11・14・16
三連単 8-4・9・11-1・9・10・11・14・16

オールピュール
「やっぱりコースが変わって強い勝ち方をしてくれたね。北海道で差のない競馬をしてたメンバーがこのクラスを勝ってるし、うちのも通用すると思う。間は開いたけど仕上がりもいいし期待してますよ」と陣営。

東京7R
◎11
○15
▲5
△6
△9
△2
△10
馬連 11-2・5・6・9・10・15
三連複 11・15-2・5・6・9・10

ニューグランジ
「テン乗りでこの馬の性格を知らなかったのもあるけど、前走は柴田善騎手がもう少しキチンと乗ってくれたら際どい勝負になったのに。今回は手の内に入れている勝春騎手だから、間違いなく好勝負になる」と関係者は言い切る。少しとぼける面があり、手応えが怪しいように見えるが、それでいて渋太く伸びてくるのがこの馬の持ち味。腕っ節の強い勝春騎手にはうってつけの馬である。「休み明けを叩いて状態も上がっているし、東京の千六ダートは願ってもないベスト条件。ここは勝負だよ」と厩舎関係者は強気だ。
クラシックの足音が近づき、3歳馬達の戦いもヒートアップしてきたが、比例して故障で戦線離脱する馬も増えてくるもの。今週だけでも、以下の3頭の故障が判明した。

・アドマイヤカリブ
クロッカスSを制したアドマイヤカリブは後肢の歩様に異変が見られるため、しばらく休養に入る。現段階で原因は不明。陣営は「NHKマイルには間に合うかも…」と見ているようだ。

・マッチレスバロー
先週の共同通信杯で僅差の3着。関東期待の星として、春のGⅠ戦線での活躍を期待されていたマッチレスバローだが、右前脚のトウ側手根骨骨折が判明し全治6ヶ月が判明。春のG1戦線は絶望となった。

・カルナバリート
先週の寒梅賞を圧勝したカルナバリートはレース中に蹄冠部に軽い外傷を負ったのが原因で、裂蹄を再発。患部が蹄冠部ということで、全治には半年以上はかかる見込み。

GⅠ出走への権利取りの為、馬の状態を無視したローテーションを組む陣営が続出するこれからの季節。この時期の3歳馬の健康状態に対しては、より敏感になっておく必要がある。
東京9R カトレア賞
◎13
○14
▲4
△5
△16
△15
△1
馬連 13-1・4・5・14・15・16
三連複 13-4・5・14-1・4・5・14・15・15

デュアルプロセッサ
ひと息入っていた前走は16㌔増を感じさせない好仕上がり。道中は難なく好位を追走すると、早目先頭からラスト1Fだけで後続を7馬身ちぎる圧勝劇。勝ち時計1分12秒6は、同日に行われた未勝利戦より1秒4も速く、性能の違いをまざまざと見せつけた。今回は昇級で距離延長となるが、宗像師も『先週の除外は痛かったが、休養前より数段力をつけているし、ここに入っても見劣る事はないでしょう。距離もマイルまでなら全く問題ありませんよ』と自信満々。鞍上の木幡が『今週一番』に星勘定している鞍でもある。

小倉10R 山国川特別
◎10
○4
▲9
△14
△16
△2
△11
馬連 8-2・4・9・11・14・16
三連単 8-4・9-2・4・9・11・14・16

サイレンスゴールド
暮れの中京戦4着に陣営は「手前を替えずに回ってきただけの競馬。敗因は展開が向かなかったことにつきる」と不完全燃焼を強調。その翌々日には坂路で乗り込みを開始しており、間隔を開けての出走だが仕上がりに不安はない。今回の手綱は厩舎主戦の渡辺騎手に戻るが、中間は当人が付きっ切りで稽古をつけ「夏の小倉シリーズの比ではない状態。負けられない一戦というのはこのことでしょう」と、かなりの感触を得ている。
サンデーサイレンス×エリモシックという超良血ながら、気性難に悩まされここまでわずか2勝。テキは年頭に「これでは何のために去勢したのか分からない。今年はこの馬をオープン馬までのし上げる」と名指しで飛躍を誓っており、ここは勝ち負け。