ここ5年~10年の人生を振り返ってパッとしない状態が続いているなら・・・
有名な「パレートの法則(80対20の法則)」
というのがあります。
全体の数値の大部分(80%)は、全体を構成するうちの
一部の要素(20%)が生み出しているという法則です。
よく言われる例えが「売上の80%は上位20%の営業が
作っている/上位20%の顧客がもたらしている」とか、
「事故発生数の80%は20%の時間に偏っている」とか、
「いつも着ている服の80%はお気に入りの20%である」
・・・などです。
また、皮肉的に「人類の富の80%は上位20%の人間が
持っている」・・・などと言われることもありますが、あながち
間違いではないところが面白いところです。
この法則はもともと「優先順位のつけ方/何を優先すべき
かを考える」ためのものでした。
上位20%に偏って存在しているからその20%に経営資源
を集中したほうが生産性が高くなる・・・というわけです。
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自分の人生を振り返って、自分が今の会社などで上位の
20%に入っているならそのままガムシャラに走っていけば
良いと言えそうです。
ところが、そうではなくむしろ残りの80%のほうに属している
なら、このまま何も変化せずに来年を迎えるのは得策では
ありません。
ずっとそのまま下位に属することを甘んじて受け入れる
しかない・・・となる確率大です。
当然ですが得られるモノは少ないまま・・・です。
単に嘆いているだけでは何も変わらないし、何も改善しま
せん。
改善させるためには一にも二にも自分自身が変化して
早く「上位20%に入る」ことをしなければいけません。
このままの状態で生きていてもハッピーになれる確率は
上がらないだろう・・・と気づき、そこに変化の潮流を巻き
起こす努力をすることが必要です。
進路を修正して自分がハッピーになれる場所を探すことが
大切です。
ダメなモノにしがみついていても、もっとダメになるだけ
かもしれません。
とっとと見切りをつけて、方向転換をすることが求められ
ます。
たとえば、ここ5~10年の自分の人生を振り返ってみて、
パッとしない状態がずっと続いているとしたら、パレートの
法則に当てはめればそれは「下位80%の世界でもがいて
いるだけ」を意味します。
今のままの進路の先(未来)に自分が望むような未来は
恐らくありませんから、早い選択と決断で行動を変えて
自分を変化させることが必要です。
進路変更/変化のための行動は早いほうが選択肢が
多い分有利です。
サラリーマンは歳を取って社歴が長くなればなるほど
将来の活躍できる場は少なくなって限られていきます。
人生でも、仕事でも、金銭面でも、自己啓発面でも、
全体の上位20%に属する・・・という意識を少しでも
持って行動を変えていくと良いと思います。
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