「新NISA」などで投資信託を勧められると思いますが・・・
「投資」を考えたとき、多くの人がすぐ頭に浮かぶのは
「株式投資」だと思います(←私から見れば株式投機
なのですが・・・)。
そんな「株式投資をイザ実践しよう」と考えたとき、どの銘柄
を買ったらよいかわからない/株の売買のやり方がよくわか
らない/なんとなく怖い・・・といった人も多くいと思います。
そうした理由から、個別の銘柄(株式)じゃなくて総合的に
まとめた「投資信託」のほうが安全ではないか?と考え、
投資信託に視点を移す人もいると思います。
背景には、銀行や証券会社の営業マンから「まずは投資
信託から始めてみては?・・・」とオススメされることにも
要因があるかもしれません。
投資信託にも「株式型」「債券型」などいろいろな商品が
ありますが、どれも言えるのは「自分が運用することは
できない/必ず何らかの手数料等を取られる(しかも
こちらが損をしていても)」ということが挙げられます。
「投資信託」とは多くの投資家たちから資金を集めて資産
運用のプロとやらが(←ここは大いに疑問ですが)株式・
債権・不動産などに投資をして資金を運用するものです。
「投資信託」には、
1. 販売して資金を集める会社
2. 集めた資金を運用する会社
3. 資金を管理する会社
などが関わります。
彼らもボランティアの無償でやっているわけではなく、営利
目的企業の一員としてやっていますからそれぞれの企業が
収益として獲得し得る手数料といったものが発生するのは
当然です。
この当然のことに気がついていない人も多く、投資信託で
得られた儲けはすべて自分のモノになると勘違いしている
人もいますが、それは誤りです。
商品をメーカー → 卸売問屋 → 小売・・・と中間流通を挟め
ば挟むほど仕入れ価格/販売価格が上昇するのと同じ
ように、中間で関わる金融機関が増えれば増えるほど
単純にコストが嵩みます。
仮に「投資信託」購入時にかかる販売手数料に年1%、
保有している間にかかる信託報酬に年1%の手数料が
かかるとしたら、年5%の運用成績があったとしても
投資家が得られるリターンは年3%程度です。
それだったら、そのお金で区分マンション(ワンルームなど)
を買って賃貸にまわして家賃を受け取ったほうがはるかに
収益率が高くなります(←私だったらこっちを選びます)。
人それぞれの考え方があるので必ずしもすべての投資信託
がダメだというわけではないのですが、少なくとも私は興味が
ありません。
やはり行きつく先は「不動産投資」のほうがベターだと
思っています。
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