生まれ持った才覚だけでは道は拓けない・・・
「資産形成を行なうこと」は、歳をとるほどにそれが
人生の結果・集大成につながっていく・・・と言えなくも
ありません。
若い頃の挑戦や努力、辛抱やストレスとの格闘など
の繰り返しが、巡り巡って自分の資産形成(増加)と
いう形になって表れてきます。
もちろん人生ではお金がすべてではないのですが、
それでもやはり「生きていくうえでお金は大事」ですし、
ましてや労働市場からリタイアして職を失った後の
身ではなおさらです。
若い頃からの長い年月をかけた資産形成の存在
が自分の将来の身を保全してくれます。
逆に言うと、資産を失うのはこの反対の理屈です。
逃避や怠惰、ぬくぬくと何かに守られて豪奢な
日々を送るのみ・・・という生活パターンでは
資産が目減りしていくのは当たり前です。
これは資産に限った話ではなく、仕事や家族との
日々についても同じかもしれません。
何かがうまく進みつつあるときは、その前提条件
としてその人の前向きな取り組み姿勢があるもの
です。
それが周りの人々に支持され応援されていること
が追い風となってより加速してくれます。
逆に、一時の成功に驕ったり、他人を見下したり、
相手を自分の劣後に置こうとする邪な考え方を
もって生きていると、徐々に何をやってもうまく
いかなくなります。
人生=日々(年月)というのはそうした相反する
姿を行ったり来たりしているに過ぎないのかもしれ
ませんが、できることなら「前向きに」「他者からも
応援されて」生きるほうがベターだと思います。
生まれ持った才覚だけでは道は拓けません。
才覚はあくまでも「あればちょっと助かる・・・」程度
のことだと謙虚に受け止め、日々の努力や挑戦の
姿勢を大切にするほうが良いと思います。
才覚で資産を築くことができても、それが反社会的
な行為の結果だったり、倫理観にもとる行為に基づ
くものであれば「悪銭身に付かず」です。
お金が無くなれば周りにいた人も去っていきます。
そんな寂しい人生を晩年に送らないためにも、
堂々と胸を張って生きる道を切り拓いていくこと
を求め続けたいですね。
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