シンガポールに学ぶ「通勤ラッシュを緩和する」秘策
新型ウイルス対策で「三密の回避」が叫ば
れているにもかかわらず、以前として首都圏
の朝の通勤ラッシュはなくなっていません。
朝・夜の電車はかなり緩和されたとはいえ、
それなりのギュウギュウ三密状態です。
人との交流を8割減らす・・・と言っても
首都圏で電車通勤のサラリーマンには
難しい話・・・のようです。
テレワークの推奨/時差出勤をどんなに
お願いしても「打てど響かず」のままです。
そんな中、かつて、同じように通勤ラッシュを
緩和しようとして実際に成功したシンガポール
の地下鉄の例を最近知りました。
日本と同じように朝の通勤ラッシュで苦しん
でいたそうですが、シンガポールではその
解決のため、国家プロジェクトとしてこんな
取り組みを行なったそうです。
早朝出勤を推奨し、早朝の電車料金は
国が負担して無料にした……。
朝7時45分までに目的地に着いた乗客の
電車賃を無料にして、その分は政府が負担
したとのことです。
そして、この施策によってピーク時の乗客数
は約7%減となったそうです(まあ、たった
それだけ・・・とも言えますが)。
時差通勤を促すだけではなく、思いっきり
早く通勤した人にはその恩恵を授ける
(=ニンジンをぶら下げる)……という
作戦です。
日本でも、期間限定で「ものは試し」に
やってみると良いかもしれません。
多くのサラリーマンは、会社から通勤手当と
して交通費をもらっていて、人によっては既に
通勤定期を購入しているでしょうから、シンガ
ポールとまったく同じ効果はないかもしれま
せん。
でも、やはり「ものは試し……!」です。
「朝○時△分~○時▽分までの電車料金
を無料とし、SuicaやPASMO等の電子
カード(定期券)にはその分の運賃を
自動的にチャージしてあげる」・・・と
いったくらいの施策も検討の余地がある
かもしれないですね。
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