「損」ではなく、「経験代」と考える
せっかく買ったのに全然着ていない洋服、
あるいは数回しか着ていない洋服、
同じくほとんど使っていない靴・カバンなど
が家の中に眠っていたりします。
捨てるのがもったいないから・・・と言って、
長く部屋のどこかに仕舞っておいてそのまま
の人も多いと思います(私も・・・です)。
最近は、ネットでそれを「自分で売る」という
手軽な手法がありますから、徐々にそうした
使わないモノを処分している人も増えて
きました。
そうしたときに、いつも思っていしまいがちな
ことは「えーっ?たった、この値段なの~?!」
です。
そう思うのは、自分が買った時の値段を
知っているからです。
自分は〇〇円で買ったのに、こんな値段
なんて!・・・と思うと、売れるものも売れ
なくなります。
このとき、買った値段を考えてはいけない
ですね。
買った値段を考えると、売値-買値
=損だ!となります。
あえて言うなら、その差額は「損」と
思わず「経験代」だと思うべし・・・です。
その経験を通して、どんなところが使い勝手
が良く、使い勝手が悪かったのか?が、自分
の中に経験値として蓄積されているハズです。
また、これくらいの商品はこれくらいの価格が
妥当なのかもしれない・・・といった、新たな
知識も加わったと思います。
そうしたことが、今後の自分の購買活動で
良きヒントを与えてくれるハズ・・・と思うと
良いと思います。
また、その商品を自分はこれだけしか使い
こなせなかったけど、別の人の手に渡れば
もっと大切に使いこなしてくれるかもしれない
・・・とポジティブに考えることも大事だと思い
ます。
ちょっとムリやりでも、そう思うくらいで
ちょうど良いと思います。
大事なのは「自分が買った価格」ではなく、
「今、いくらの市場価格がつくのか?」という
時価評価をしっかり見つけ直すことです。
株でも、相場が下がってきて売れないときは
「この値段だと損をするから売れない・・・」と
思って、結局長く塩漬け株にして保有したまま
・・・となるケースが多いものです。
「自分が買った価格」は忘れることが大事
です。
あるいは、「売値-買値の差額」は「経験代
だ」と割り切ってとらえるだけの勇気が大切
だと思います。
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