「えーっ！」の言い方でわかること
中学生・高校生くらいの頃、学校で先生が
「それでは今からテストをします・・・」などと
言おうものなら、クラスではみんな「えーっ！」
と大きな声を出して、一種の無駄な抵抗を
します。
テストなんか聞いてないよ～いやだよ～
受けたくないよう～・・・という気持ちの表れの
「えーっ！」です。
大人になって、異性からサプライズでプレ
ゼントをされたとき、人は一瞬固まって
「えーっ！」と言います。
驚きと同時に嬉しさが入り混じった気持ち
の表れです。
同じ言葉の「えーっ！」ですが、
言葉はまさに言霊です。
発する人の気持ちがまったく違う意味で
籠っています。
片方は「拒否」のえーっ！であり、
もう片方は「受け入れ」のえーっ！です。
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サラリーマンが、会社で上司から何かを指示
されたり連絡・報告をされたとき、「えーっ！」
とつい言ってしまうことがあります。
思わぬ「昇進内定」の連絡のときは、もちろん
嬉しい意味での「えーっ！」ですが、
転勤の内定辞令の連絡だと残念・遺憾の
意がこもった「えーっ！」になります。
子どもの頃の拒否・嫌悪感の「えーっ！」の
発音・イントネーションは仕方のないことと
しても、社会人になってからはひたすら受け
入れ・驚きの「えーっ！」だけでいきたいもの
です（特に職場では）。
ネガティブな「えーっ！」は止めて、ポジティブ
な「えーっ！」だけを使うように意識するほう
が良い・・・ということです。
言葉は言霊となって相手に飛んでいきます。
良質な言霊を使いこなせるようにちょっと
だけ意識を向けておくと良いかもしれない
ですね。
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