考え方が変わるのか?それとも・・・?
誰かの話を聞いたり、何かの本を読んだり
して、それまで自分が考えていたのと異なる
思考や着眼点に気づき納得したとき、
人は「考え方が変わった」と表現します。
しかし、ある研究によると、人の脳はそれくら
いのことで何かが変わるものではない・・・と
いうことが言われているようです。
そして、そうしたときに頭の中で起きているのは
「もともと自分の頭の中にあった同じ考え方や
発想などが、それまでは表面化していなかった
けども、たまたまそうした話や本によって刺激
を受けて表に出てきただけ・・・」なんだとか。
それを自分では認識できていないので、
「自分の考え方が変わった・・・」と錯覚して
しまうのだそうです。
そして、脳というのはそうした潜在化していた
自分の思いを顕在化させてくれ、表に出させて
くれた人・本のことを信頼して好きになり、
嬉しくなるそうです。
つまりは、「自分の考え方が変わった、と思う
きっかけになった人や本のことを好きになって
気持ちも嬉しくなる」・・・ということです。
何とも面白いですね。
・・・・・・とここまでこのブログを読んで、
「なるほど、そうなのか~、考え方が変わった
なあ~」と思った人は、それこそ、その思いは
もともとあなたの頭の中に秘められていたもの
で、それが表面化しただけ・・・です。
100%そうなのかどうかわかりませんが、
そうだとすると、人の脳ってかなりスゴイ
ものだと思います。
どんなに話をして説得を試みても、全く
言うことを聞かない人っていますが、そう
いう人の脳の中には「もともとその考え方
がない」ために、引き出そうにも引き出され
ず、したがっていつまで経っても「考え方を
改めようとしない」のかもしれません。
そういう人を「頭が堅い」というのだと思い
ますが、歳をとるほどにそうなりやすい・・・
と言われますから、要注意ですね。
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