受かる人は何社も受かり、落ちる人は何社も落ちる・・・
学生の就職活動でも、サラリーマンの転職活動
でも、不思議に思えるのは、一人で何社も合格
する(内定を受ける)人がいる一方で、一社も
合格できない人もいる・・・ということです。
つまり、受かる人は何社も受かるけど、
落ちる人は何社も落ちる・・・ということです。
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これには大きな原因が一つあります。
それは「どの会社も不採用の理由を教えて
くれないので、一社で不採用だった後に
次の対策(改善策)を打てない」ということです。
大学職員が自分の大学の学生が不採用に
なったあとに嘆くことの一つがこれです。
「せめて不採用になった理由を教えてくれれ
ば、次に向けて対策を練ることもできるのです
が・・・」とぼやきます。
企業としては、「社員」としては不採用だけど、
「お客さま」や「取引先」や「株主」として将来
縁があるかもしれないので、できるだけ悪い
印象を与えたくない・・・という思いがあります。
だから、通常は「不採用の理由=応募者の
悪い点」を開示・指摘することはほとんど
ありません。
それをやったところで、企業側には何のメリット
もないからで、むしろデメリットだけが残るだけ
になるからです。
応募者としては、自分のどこがいけなかったの
かがわからないので、次も同じように面接等に
臨み、その結果同じ結末(不採用)を繰り返す
ことになる・・・というわけです。
客観的に応募者自分を見つめ直すことが
大切ですが、なかなか人はそれができません。
客観的に見ることができないため、自分の何
が良くて何が良くないのかがわからず、就職・
転職活動で戸惑ってしまう人も多いかもしれ
ません。
自分で試行錯誤を繰り返しながら、「他者
(企業の人事担当者)から見た自分の姿」を
とらえていくことが大事だと思います。
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