掘り出し物/人材の見つけ方
骨董市やバザーやリサイクルショップなど
に行くと、思ってもみなかったようなレアな
商品がたまに売っていることがあります。
通称「掘り出し物」と呼ばれる類のモノです。
掘り出し物は、その分野・商品において
「目利きの人」でなければ掘り出し物と認知
することはできません。
知識も情報も何もない人にとっては「タダの
普通の商品」に過ぎず、だからこそ、そうした
マーケットで価格<価値で売られている
わけです。
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掘り出し物かどうかを見分けるには、「世間の
実体評価を自分が知っているかどうか」も
大きく関わっています。
自分がこれは掘り出し物だ・・・と思っても、
世間一般に評価の低いモノであれば
それは掘り出し物とは言えません。
大事なのは「掘り出し物を見分ける目・知識を
身につけること」、すなわち「目利きになること」
ですが、もう一つ大切なのは「公開されて誰で
も知っている情報の中から、それを磨くことで
将来的に価値の高いものへと仕上げていく
だけの力量を持つこと」です。
そうすれば、今は掘り出し物でなくても時間の
経過とともに掘り出し物になっていく可能性大
です。
そこには「商品自体が有しているポテンシャル」
も必要ですが、「磨き、鍛え、価値を高めていく
自分自身のスキル」も必要です。
よくある例としては「各種スポーツ選手」です。
未だ名前の売れていない選手でも、磨く人が
磨けばダイヤモンドとなり光り輝きます。
コーチが優秀であれば(=目利きであれば)
ダイヤモンドの原石は本来有している輝き
を発することができるようになります。
一般の会社の中でも、そこに優れたリーダー
が一人いれば部下が将来の掘り出し物に
変わるチャンスはいくらでもあります。
不動産投資でもそうです。
一見するとボロ屋であっても、リノベーションを
施して再生することで収益を上げる稼ぎ柱に
なることもあります。
ボロ屋の時はだれも見向きもしなくても、
実は見る人が見れば掘り出し物だった・・・と
いうわけです。
掘り出し物というのは、結局、みんなが見て
いる情報の中にすでに存在しているもので
あり、そうした情報の中から自分の頭で価値
ある将来像を描き出すことができるかどうか
にかかっている・・・と言えそうです。
そのためにも、自分自身が日々研鑽し、
学び、想像力豊かに成長することが大事だ
と思います。
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