総務部門が営業活動に協力できること
代表電話にかかってきた外部からの
問い合わせ電話をイメージしてください。
総務部門の手の空いている社員が
電話をとるとします。
かけてきたお客さまは「○○のことで聞きた
いことがあるので、担当の人をお願いします
・・・」と言います。
一般的には「しばらくお待ちください・・・」と
言って○○の部署に内線でつなぐと思い
ます。
このとき、電話に出た総務の社員が
「○○のことでしたら20年以上の経験を
持つAと、同じく18年の経験を持つBが
います。何でもお尋ねください。
それではしばらくお待ちください・・・」と
言って、電話を取り次ぐとします。
多少の言葉を加えただけですが、この
ちょっとした何気ない「一言」は、のちに
会社にとってもお客さまにとっても「大きな
一言」に後のちなるに違いありません。
取り次いだ総務の人は、別にクドクドと長く
話をしているわけではなく、また会社の自慢
話をしているわけでもありません。
でも、電話をかけてきたお客さまにとっては
大いなる安心や信頼を与えてくれることに
なったと思います。
ここでの大事なポイントは大きく3つです。
1.事実だけを言う(意見を言わない)
2.聞かれたので答えましたよ~といった
くらいの演出で手短に話す(長く語らない)
3.本人ではなく、別の社員が言っている
さらに言うと、上記3つのことはどれも
費用も時間もかからずタダでできます。
総務部門は、会社の大きな意味での窓口
です。
電話対応や来客対応をすることは多いと
思います。
そんなとき、間接部門だから営業活動に
何も貢献していない・・・のではなく、何か
貢献できないか?どうすれば貢献できる
だろうか?・・・と考えると、上記のような
発想も浮かんできます。
応接室の壁や棚に、社員の免許状や賞状
などを並べて、来客に見えるようにしておく
のも手です。
お客さまの信頼を得るために、関節部門
の社員も間接的に協力をすることが大切
です。
これが組織力を発揮していくパワーに
つながると思います。
私の著書 全13冊
http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC
一般書籍
『サラリーマンが経済的自由を得る
「お金の方程式」』合同フォレスト/1512円
『目からウロコが落ちる!サラリーマンの
ためのビジネスマン研修・ヒント100』
文芸社/1404円
電子書籍(Kindle版/デルトハン出版)
・お金の教養シリーズ 第1弾~第5弾
・組織・マネジメントシリーズ第1弾~第4弾
・ビジネス人生論シリーズ 第1弾~第2弾
記事を見逃したくない人はメルマガへ!