高学歴→大企業→リストラ社員の哀れ
民間企業というのは不思議なもので、
たとえどんなにそのとき花形産業で人気の
高い会社であっても、数年~数十年もすれば
凋落の一途を遂げていることが少なくなく、
昔の栄光の面影がなくなっていることがよく
あります。
すると、かつてはエリート社員として周りから
ちやほやされていた人も、会社の中では
「リストラ候補」に挙げられ、早期退職を
迫られたり、実際早々に会社を退職せざる
を得なくなっている人が多くいます。
そうした人の中にも謙虚でつつましい人は
いるものですが、過去の栄光を忘れられず、
いつまでも過去を引きずっている残念な人
もけっこういるものです。
いわゆる「名ばかりエリート」で、人生の挫折
を味わったことがない人が中年~壮年~老年
で挫折をすると、その「打たれ弱さ」が一気に
露呈してしまいます。
エリートだからと言って転職がうまくいくもの
ではありません。
たまたまそこの会社(前の会社)では上に
引き上げられて偉くなっていたかもしれま
せんが、外から見るとただのオジサン・
オバサンです。
前の会社では偉そうに振る舞えたけど、
転職先では何の権限・権威もありません。
もともとハングリー精神に欠ける人ですから、
お金も貯めていないし、社会の勉強もして
いない・・・。
人に(まして年下に)頭を下げるという習慣
がないので、ちょっとしたことですぐに腹を
立てる・・・。
決められたことを「命令」するのはできるけど、
自分でお金を稼ぐことができるわけでも、
専門性の高い特殊能力があるわけでない
ので人材として使い物にならない・・・。
それなのに、ただふんぞり返って「俺は
偉かったんだ!」とほざいていてもナン
センス・・・です。
下手なプライドは捨てるが勝ち!・・・です。
人間万事塞翁が馬・・・で、
高学歴→大企業→リストラ社員となると、
一気にそれまでの人生のプラスがマイナス
に転じます。
でも、いずれ再びプラスに転じる日がくる
かもしれません。
それには、意識を改め、プライドを捨て、
謙虚に真面目に素直になることが必要だ
と思います。
哀れな人生の末路を歩くことにならないよう
に、日ごろから「良きビジネスマン」として
活躍することを心がけることが大切だと
思います。
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