積善の家に必ず余慶(よけい)あり
『易経』に「積善(せきぜん)の家に必ず
余慶(よけい)あり」、「積不善の家に
必余殃(よおう)あり」という言葉があります。
代々善いことを積んできた家には必ず良い
ことが訪れるもので、反対に代々善いことを
積んでこなかった言えには必ず悪いことが
訪れるものだ・・・という意味です。
ちょっとドキッ!とするような言葉です。
若いときはあまりそんなことを気にしない
ものですが、歳を取ってからこういう言葉を
改めて読み直すと、ナルホド~確かに
そのとおりかもな~と感じます。
資産家・成功者と呼ばれる人を見ていても、
没落していくのはだいたい積不善の人に
多いような気がします。
逆に、何代もその状態が続くような人(家)
は、やはり積善の人(家)のような気がします。
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国や会社や団体・組織などのトップに長く
居続けられる人も「積善の人」に多く、
「積不善の人」は比較的短命で終わって
いるような気がします(例外はありますが)。
「積善の人」になるには功徳も大切ですが、
何より「見返りを求めない」という姿勢が
必要です。
見返りを求めた時点で「積善の行為」も
「積不善の行為」となります。
寄付やボランティアなどは積善行為の
代表格だと思います。
公益財団をつくる・・・というのも、社会貢献
の一環と考えれば積善の行為だと思います。
自己研鑽の流れとして「積善行為を積む」
ということを意識してみると、そこから人生
は拓けていくかもしれないですね。
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